宗教法人『幸福の科学』に出家した女優・清水富美加さん(法名=千眼美子 22歳)が、『幸福の科学』グループが新設した芸能・制作プロダクション『ARI Production(アリ・プロダクション)』に所属することが明らかになりました。
これは『幸福の科学』の公式サイトなどで発表されたもので、5月23日に芸能・制作プロダクション『ARI Production』が設立され、会長には教団の創始者・大川隆法総裁が就任し、23日時点で清水富美加さんの他に9人の方が事務所に所属しています。
『幸福の科学』の発表によると、『ARI Production』は2016年から教団の科学芸能企画部門として活動してきたといい、企画担当アドバイザー兼コーディネーターは大川隆法総裁の次女・大川愛理沙さんが就任しているとのこと。
『幸福の科学』の担当者によれば、『ARI Production』は映画の製作を計画しており、その作品に清水富美加さんの出演も予定されているそうです。
<↓の画像は、『ARI Production』公式HP掲載の清水富美加(千眼美子)さんのプロフィール>
『幸福の科学』グループには、『ニュースター・プロダクション』という大川隆法総裁の長男・大川宏洋が社長を務める芸能事務所がすでにあり、映画製作なども行ってきたのですが、新たにプロダクションを設立した理由について広報担当者は、「幸福の科学グループとして現在、6本の映画の製作を予定しており、1つのプロダクションでは賄いきれないことから、新たに新事務所を立ち上げることとなった」と説明しています。
清水富美加さんは『幸福の科学』に出家し、これからは宗教家・千眼美子として活動していくとのことでしたが、教団の芸能事務所にも所属し女優として活動するほか、「出家者(教団職員)」としても活動を行っていくとのこと。
なお、内容によっては『幸福の科学』以外が製作した作品にも出演する方向だと説明しています。
そんな清水富美加さんは『産経新聞』のインタビューに応じ、これからどのような活動をしていくのかについても語っているのですが、23日に事務所に所属することになり、今後は「映画の製作にも携わりながら、出演もどんどんしていく方向です。具体的にはすでに6本の企画があり、いずれにも出演する予定です」と明かしています。
さらに、「もしも私を使いたいと言っていただけるのなら、幸福の科学とは関係のないテレビドラマ、バラエティー番組、映画でお役に立ちたい」「私は芸能界を『引退』したのではなく、今日から『再起動』。ただ、今しばらくは、体調を見ながらになりますので、ちょっとずつ。うん。ちょっとずつ、やっていけたらいいかな」「見る人々に笑顔になってもらえる作品であったり、生きていくのに前向きなメッセージを含んでいる作品には、積極的に携わっていきたいです。人を元気にする、笑顔にする。これは1人の役者としての役目だと思うので」と語り、これからの活動に意欲を燃やしている様子です。
<↓の画像は、『産経新聞』のインタビューに応じた清水富美加さん(千眼美子)の写真>
清水富美加さんは20日に、これまで所属していた芸能事務所『レプロエンタテインメント』との専属芸術家契約期間の終了を発表、さらに6月2日に大川隆法総裁との対談本『公開対談 千眼美子のいまとこれから』を刊行することを発表。
そこから間を入れずに新事務所に所属することを発表し、インタビュー取材も受けるなど、芸能活動再開に向けて一気に動き出しています。
清水富美加さんによると、これから製作される6本全てに出演予定で、その他に教団製作以外の作品、バラエティ番組などへの出演にも意欲を見せているのですが、宗教絡みで大きな騒動を起こしただけに使いづらいため、以前のようにテレビ番組に出演するのは難しいのではないでしょうか。
ネット上では、清水富美加さんの芸能界復帰に対して批判の声が殺到しており、今後も批判は増え続けるのではないかと思いますが、今後どのような活動を行っていくのか引き続き注目していきたいですね。