芸能事務所『スターダストプロモーション』が1日、昨年6月に脳出血を発症し、緊急手術を受けた俳優・モデルの清原翔さん(きよはら・しょう 27歳)の現在の状態を明らかにしました。
スターダストの発表によると、昨年6月に「感染性心内膜炎による脳内出血」を発症し緊急手術を受け、その後も複数回の手術を受けた結果、「現在は体調も安定し、脳に関しても異常はないとの診断結果を受けております。また、現在復帰に向け、医師の指導を受けながらリハビリに専念しております。」
と現在の状態を報告しています。
そして、「復帰に向けてもうしばらくお時間をいただくかと存じますが、また皆様に元気な姿をお見せできるよう、今後も本人、ご家族と共に前向きに取り組んでまいりますので、どうかお待ちいただけますと幸いです。」
としています。
<↓の画像が、スターダストの公式サイト掲載の病状報告コメントの写真>
清原翔さんは外出先で体調不良を訴え、緊急搬送先の病院で脳出血と診断されて手術を受け、幸い命には別状は無いとのことでしたが、予断を許さない状態が続いていることから、芸能活動は当面休止して治療に専念すると事務所が発表しました。
これによって出演するはずだった石原さとみさん主演ドラマ『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(フジテレビ系)は降板、代役は親友でもある俳優・モデルの成田凌さん(なりた・りょう 27歳)が起用されました。
それから半年が経ち、順調に回復していることが明らかとなりネット上では、
- 脳に異常がなくて本当に良かったです。後遺症とかも心配がないってことなのかな?
- ずっと何の発表もなく、心配していました。事務所の発表に安堵です。ゆっくり療養して、また元気なお姿拝見したいです!!
- 順調に回復されているようで安心しました。リハビリ大変かと思いますが、ゆっくり回復してください。元気なお姿を拝見できる日を楽しみに待っています。
- ずっとずっと病状が気になっていました。もしかしたら今も重症なのでは…なんて縁起でもない心配をしていましたが、危険な状態ではなく重大な後遺症もないようで安心しました!
まだまだこれから活躍してほしい俳優さんです。焦らず体調を整えて、またテレビやスクリーンで拝見できる日を楽しみにしています。 - 歩けて身の回りのことも出来て高次脳機能障害も無いなら良いが…。軽症ならもう自宅退院はされてる時期よな。お大事に。またテレビで観れたら良いな。
- 私も10年前に脳出血で倒れました。予後は人それぞれ、発症部位によって個人差があります。決して人と比べす、焦らず、怒らず、ゆっくりとリハビリしてください。
前の自分と比較せず、今が全てです。一日一日少しづつ前進しますから!新しい自分に生まれ変われますよ。お互いに頑張りましょう。 - 私の姉は40代で脳出血の手術をしましたが6年ほど経った今ケアを続けながらも元気に過ごしています。社会復帰まで3年くらいかかりましたかね…。
リハビリもですが何度か手術されているとのことで体力面もゆっくりと焦らずに回復して戻ってきてほしいです。待ってますからね!!
などの声が上がっています。
清原翔さんが発症した「感染性心内膜炎」は、「溶血性連鎖球菌」「ブドウ球菌」「腸球菌」「真菌」等の細菌が何らかの原因で血液に侵入し、心臓内部に病巣を作ることで炎症などが起こる病気で、発症率は10万人に3~7人程度とされています。
この病気を発症することで、脳梗塞や心不全などの病気を引き起こすことがあり、治療しなければ多くの場合、死に至るという恐ろしい病気です。
ただ、細菌に有効な抗生物質の投与や手術を受けることにより、多くの人は回復に至るとされ、清原翔さんも何度か手術を受けた末に順調に回復へと向かい、現在はリハビリを行っているとのことでホッと一安心しました。
スターダストの発表では、脳出血を発症したことによる後遺症については一切触れておらず、脳の病気を発症後には運動麻痺、感覚障害、高次脳機能障害といった後遺症が残ることも少なくないため、仕事を再開するまでにはもう少し時間がかかるのかもしれません。
今後への不安はまだまだありますが、命に別状は無かったのは何よりで、ゆっくり時間をかけてリハビリ治療を行い、またいつか俳優・モデルとして活躍する姿を見せてほしいですね。