2016年に覚醒剤事件で逮捕され、懲役2年6ヶ月・執行猶予4年の有罪判決を受けた元プロ野球選手・清原和博さん(きよはら・かずひろ 52歳)が、プライベートで“バブルな1日”を過ごしていたことを29日発売の週刊誌『フライデー』が伝えており、この報道に対してネット上では心配の声も多く上がっています。
清原和博さんは事件後に野球から離れた生活を続けていましたが、30日に明治神宮野球場で行われるトライアウト『WorldTryout2019』の監督に就任したほか、17日に球界の大物OBが参加した『FM沖縄 開局35周年記念 ドリームマッチ』で薬物事件後初のユニフォーム姿で登場し、久しぶりにグラウンドでプレーする姿を披露しました。
<↓の画像が、3年ぶりにユニフォーム姿を披露した清原和博さんの写真>
そんな清原和博さんが11月下旬に、東京・六本木に姿を現したことを『フライデー』が伝えており、15時半頃に六本木ヒルズ近くに停車した高級車からのっそりとラフな服装の“番長”が姿を現し、高級ファッションブランド『ジョルジオ・アルマーニ』の中へと入っていったといいます。
<↓の画像が、『フライデー』撮影の清原和博さんの写真>
買い物は15分ほどで済ませ、そこから六本木にあるスポーツジムへと向かい、約3時間汗を流した後にスーツに着替えてジムから姿を現し、運転手に出迎えられた清原和博さんは別の大型ミニバンに乗り換えると、西麻布の高級和食料理屋へ向かったそうです。
そして、食事を終えた清原和博さんは路上で見送りの店員と記念撮影後、夜の街へと消え去ったとのことです。
清原和博さんの知人によれば、この日の夜は、気のおけない友人4人ぐらいで集まって食事をしていたそうで、「2016年に覚せい剤取締法違反で逮捕された後しばらくは、依存症との戦いに加え、鬱病にもなり、周囲が心配するほど消沈していました。でも最近は、ジムに通ったり、息子さんとバッティングセンターに行ったりと、すっかり元気を取り戻していますよ」
と語っています。
そんな清原和博さんについて、薬物依存の更生施設『館山ダルク』の十枝晃太郎代表は、「覚醒剤依存に完全治癒はありえません。再び手を出さないでいるためには、周囲に理解者がいることが重要です。清原さんに仕事の依頼があるのはすなわち、彼の状況を理解し、受け入れてくれる人がいるからでしょう。そういった人たちに支えられ、公の場に出ることは依存症との戦いにおいて、間違いなくプラスに働くと思います」
と語っています。
『フライデー』はこのように清原和博さんの近況を伝えているのですが、これに対してネット上では、
- どうしてもっと誘惑の少ない静かな街で暮らしていけないんだろうね…。
派手な生活をしていると以前の状態に戻りやすいと思うけど! - どう考えても甘やかしすぎ。もっと厳しくして体を引き締めてから野球の仕事を始めるべき
- バッティングセンターに一緒に行ける息子さんを、裏切って欲しくないですね。
それって、清原にとっては支えにもなるし、励みにもなるだろうし。
ただ、田代まさしの件見ても、覚醒剤は怖いです。寄り添ってくれる家族をも、時には裏切ります。頑張って下さい - 清原を応援したい側だが、私生活も改善し常に誰かに監視させないと危なっかしいな。
逮捕前と大して変わらない生活に戻ってきたら要注意。再犯率の高いシャブ中を決して甘やかしてはならない。 - 長年の使用により、薬物の効果を既に脳が記憶してしまってる。もはや本人の意志の問題ではない。
しかも離婚しており、守るべき(若しくは守ってもらう)家族もなくマーシーと極めて同じ状況。
ちょっとした”きっかけ”さえあれば躊躇なく使用するだろう。残念ながら時間の問題。 - 元気になるのはなによりだが、以前と変わらないスタイルはどうにかしたほうがいいと思う。なんとなく何にも考えていないような気がするんだよなぁ。
本人は二度とクスリに手を出さないようにはしていると思うけど、服装や身だしなみ、運転手付きの送迎車など以前と変わらない環境では本当に根絶できるとは思えない。
この不安が杞憂であればいいけど。 - これが日常だとして、この中でまた上手くいかない事があったり、そう言う次元の連中が活動する時間帯や場所への出没に、或いは向こうから近寄ってくることがあるでしょうから本当の勝負はそこでどう対処出来るか…だよね。
マーシーみたいには絶対にならないで欲しいが、一度上げた生活水準を戻すのがこの様に無理なように、味わった快楽や蜜の味を手放せるのか…
今後もこんなんしてずっと盗撮に付け狙われるのだから、魔が差す…何てこともあるかもしれないよね。 - 覚醒剤から抜け出るのは本当に大変…表舞台に出てくると、また、いろいろな人が寄ってくる。
一時の気の迷いで、また、薬に手を染めていくことが無いように、まだ、しばらくは息子さんと過ごしたり、プライベートを楽しんだ方がいいと思います。
などのコメントが寄せられています。
11月上旬には、少しずつ仕事を増やしていた元タレントの“マーシー”こと田代まさし容疑者が4度目の薬物事件で逮捕されており、逮捕当初は薬物所持や使用を否定していたものの、結局は所持と使用を認めています。
田代まさし容疑者は更生のために『ダルク』でプログラムを受けてからスタッフとしても働き、薬物依存者のサポートや講演活動などを行いつつ、メディアへの露出も増やしていたのですが、今年夏にはダルクのスタッフを辞めていたことや、取り調べに対して「ストレスなどで今年の初めから覚醒剤を使い始めた」と供述していることが明らかになっています。
一方で清原和博さんは、現役時代から親交が深い“大魔神”こと佐々木主浩さん、PL学園高校の2年後輩・立浪和義さんらにも支えられているほか、定期的に息子たちとも会っていたり、事件から3年半にわたって病院で治療を受け、グループミーティングに参加し、そのたびに尿検査を受けていると明かしているので、今のところはそこまで薬物の再使用を心配する必要はないのかもしれません。
しかし、今後また表舞台での仕事が増えることによって強いストレスを感じたり、少しずつ元の生活に戻る中で、薬物の使用を再開してしまうのではないかという心配はあります。
清原和博さんは12月17日発売の著書『魂問』で、日蓮宗僧侶・鈴木泰堂さんと対談を行っており、その中で現在も「鬱(うつ)病」を患っていること、事件後も「死にたい、もう、この世から消えてなくなってしまいたい」と思う日々を送っていたこと、薬物からの更生が辛く、苦しいと感じていることなどを赤裸々告白しています。
清原和博さんの場合は、重度の薬物依存状態だったことから薬物を辞めた反動で重度のうつ病を患っているそうなので、仲の良い友人らと定期的に会ったり、ジムに通うなどしながら症状が悪化しないよう頑張ってもらいたいですし、もし今後仕事を増えたとしても再び薬物に手を出さないように、以前のような生活には決して戻らないよう気を付けてもらいたいですね。