1日に行われた厚生労働省主催の『依存症の理解を深めるための普及啓発イベント』に出席し、薬物依存について語った元プロ野球選手の清原和博さん(きよはら・かずひろ 52歳)がイベント3日前の2月27日に東京・銀座で泥酔し、警察沙汰のトラブルを起こしていたことが判明し物議を醸しています。
週刊誌『フラッシュ』によれば、2月27日午前2時ごろに、東京・銀座の行きつけの高級クラブから清原和博さんが姿を現し、現場に駆け付けた警察と押し問答の末に、パトカーに乗り込む姿が目撃されたそうです。
一部始終を目撃した近くの店に勤務する黒服男性は『フラッシュ』の取材に対して、「この店は、清原さんの行きつけなんです。座って5万円という高級店。この日は22時ごろから4人で飲んでいたそうです。豪快な飲みっぷりで、女のコたちとも楽しそうに話していたんですが、だんだん呂律がまわらなくなり、見かねた仲間が帰ろうと促しても応じず、押し問答のようになったと。気づいたら、店の外で服もあんな状態になっていたので、喧嘩と間違われたらしく、誰かが警察を呼んだのでしょうね」
と、警察沙汰のトラブに発展した経緯を説明しています。
<↓の画像が、現場で撮影された清原和博さんの写真>
『フラッシュ』はこの日だけでなく、1月17日にも清原和博さんが同クラブを訪れる姿を目撃したそうなのですが、「清原はこの店に、2019年11月のオープン当初から通っていて、シャンパンなど高級ボトルを何本も空けるなど、派手に遊んでいますよ」
と芸能関係者が明かしています。
また、清原和博さんと親しい知人は今回のトラブルについて、「その日は友人に呼ばれて、1ヶ月ぶりに銀座に飲みに出かけたそうです。本人は泥酔して覚えておらず、翌日友人から聞き、かなり反省しているそうです。せっかく真面目にやってたのに……」
と語っています。
『フラッシュ』だけでなく『東京スポーツ』(東スポ)もこのトラブルを報じており、現場で撮影された動画も公開しています。
東スポによれば、清原和博さんはこのトラブルで警察から事情聴取を受けたものの逮捕には至っておらず、違法薬物を再び使用していないか尿検査も受けたそうですが、違法薬物の成分は出ずシロだったようです。
また、真偽不明ながらも「泥酔して自ら110番通報したらしい」との情報も駆け巡っていたといいます。
警視庁関係者は今回の泥酔トラブルについて、「クスリをやってたと疑われても仕方ないほどヤバい感じですよね。警戒ですね」「アルコール依存がありそうな感じですね」
と語っています。
清原和博さんは2016年5月末に、覚せい剤事件で懲役2年6ヶ月・執行猶予4年の有罪判決を受けましたが、昨年12月までに3回、警察から職務質問されて尿検査も受けたことを明かしており、現在も警察からマークされているのは事実のようです。
これらの報道を受けてネット上では、
- こういう所にいかないのは最低限の再発防止策だと思うが、それすらできないとは。
- そしてだんだんとクスリに近づいていくだろうな。六本木、銀座には逮捕後からも頻繁に通ってるのは周知の事実。
- まず、そういう友人や、行くお店を変えなきゃダメでしょ。風貌も。まだ893っぽいのカッコいいと思ってるよねー。考え方の根本から断ち切らないと。
- 野球選手としての清原に色々と夢を見させてもらった身としては、こういうニュースが流れる度に悲しくなる。
この分なら、再犯する未来がかなり濃厚に見える。 - 本気でやり直すなら、薬、お酒、それらを誘惑する友人を絶たないとダメですね。
心を鬼にして友人を絶たなければ、売人等を絶つのも出来ないと思います。自身の子供の為にも奮起して貰いたい。 - 酒を飲むのは自由だけど、結局は以前と変わらず銀座の高級クラブで豪快に酒を飲むとは。
しかもよくそんな金あるなって感じで。結局は元のもくあみで、やっぱり周りによい人がいないんだなど改めて感じた。 - 酒すら断てない意思の弱さではクスリの誘惑には勝てない。まぁ、入手ルートをゲロしなかった時点で密売人との繋がりを維持したいのが明確だけどな
- 残念。どうやら、誘惑満載の環境に勝てる強い意思を彼に求めるのは厳しそう。
昨年の民間のトライアウトみたいに彼を担ぎ出そうとする動きもあるようだけど、この記事を読む限りでは球界復帰は現時点では無理。 - 最近、啓発イベントやらyoutubeとか、公の場に出てコメントしてますが、逮捕以前と何も変わっていない様子。
まだ執行猶予中なのに大酒飲んで酩酊になって警察沙汰になるなんて…
結局、反省なんて口だけだったという事でしょう、また薬に走ってもおかしくない。子供たちの事を語って泣いたりしている癖に。
またサポートしてくれた周りをがっかりさせるのかな。
などのコメントが寄せられています。
清原和博さんは1日のイベントで、「僕の場合は依存度が大きかったものですから、副作用でうつ病を発症してしまったり、もう薬物には逃げたくないので、アルコールを飲んでしまったり。」
と、薬物使用の代わりにお酒を飲んでしまうこと明かしています。
<↓の画像は、1日のイベントに出席した清原和博さん等の写真>
また、「お話を聞いたら皆さんはお酒を飲んでいないということで、『みんなスゴイなぁ』と思った。やっぱり年に何回かはお酒を飲んでしまってすごく後悔するんですけど、グループに参加してからは確実にお酒の量も減っています。つい最近も飲みすぎてすごく反省してるんです」
と語る場面があり、最近飲み過ぎたというのは銀座で警察沙汰のトラブルを起こした日なのかは不明ながら、現在も危うい状態にある様子です。
清原和博さんは周囲のサポートを受けて、昨年11月末にはトライアウト『WorldTryout2019』の監督を務めるなど野球関連のイベントに参加したり、元プロ野球選手・片岡篤史さんのYouTubeチャンネルに登場するなど、表舞台に登場する機会が少しずつ増えています。
そんな清原和博さんの心の支えとなっているのは2人の息子で、最近では子供たちとの面会が許され、次男に野球を教えていることなども明かし、「もう、この子たちにあんな思いをさせたくないというのがある。あの時は一生会われへんのちゃうかなと。そんなん思ってたから、もっと頑張らなと」
という思いも語っています。
それにも関わらず、今度は大量のお酒を飲んで警察沙汰となり、もし本当に自ら警察に通報したのであれば、自分の行動に問題があることを認識している可能性もありますが、今年6月には執行猶予期間が満了となり、少しでも気が緩んだ瞬間に、違法薬物やアルコールの依存状態になってしまうのではないかと心配になります。
清原和博さん自身も、執行猶予期間があけることへの恐怖を明かしており、「執行猶予は切れますが、自分の思い描いているものと、世間の皆様に受け入れてもらえることが合わなかった場合、僕はどうしたらいいのかなとか。いざ執行猶予が明けることが分かってきて、怖くなってきます」
と語り、このままいけば2度目の逮捕は時間の問題な気もします。
もし今後またお酒や違法薬物に手を出したくなった時には、大切な子供たちやその他支えてくれている関係者、ファン等のことを思い出して、何とか手を出さないよう踏み止まってほしいものですが、果たして今後どうなるでしょうかね…。