5月から「適応障害」の症状悪化で芸能活動を休止していた女優の“深キョン”こと深田恭子さん(38)が、8月末に行われたカレンダー撮影で仕事復帰を果たし、今後は10月15日公開の主演映画『ルパンの娘』の宣伝活動を行っていくとみられる中で、所属事務所『ホリプロ』からの独立説や、電撃結婚で芸能界引退説が急浮上しているようです。
深田恭子さんは昨年春ごろから体調を崩しがちになり、今年5月中旬に映画撮影を終えた直後に倒れて救急搬送され、一時は身体を動かせないほど深刻な状況にあり、医師から「適応障害」と診断され、休養を勧められたことで5月から芸能活動を休止しました。
深田恭子さんは当時、映画だけでなく主演予定だったドラマ『推しの王子様』(フジテレビ系)の撮影が控えており、他にもCM撮影、舞台の稽古なども重なり、オーバーワークも体調不良の原因だったのではと囁かれています。
そして、活動休止発表から3ヶ月が経った9月2日に、深田恭子さんが自身のインスタグラムを更新し、8月末に行ったカレンダー撮影時のオフショットを公開すると共に、「皆様に支えて頂き、与えて頂いた休養により、心と体も回復しまして、これから活動を再開していくことをご報告します。」と芸能活動再開を発表しました。
<↓の画像は、活動再開を発表した深田恭子さんのインスタグラム投稿写真>
早期の活動再開発表を巡ってネット上では賛否両論となっており、ファンから歓喜の声が上がる一方で、こんなに早く仕事復帰して大丈夫なのかと不安視する声も少なくありません。
ニュースサイト『日刊大衆』によれば、今回の休養を経て深田恭子さんの考えに、大きな変化が生じているとの情報も流れているそうで、「今までは、『ここまで育ててくれた事務所のために』という思いで忙しいスケジュールをこなしてきたわけですが、体調を崩したことで自身の健康やプライベートをより意識するようになったと言われています」
と芸能プロダクション関係者が明かしています。
続けて、「活動休止前は“事務所のために”と馬車馬のように働いていた深田さんですが、いざ体を壊して考えが変わり、優先順位にも変化が生じたのかもしれません。芸能活動を再開したものの本格復帰はまだ先だといい、ここ最近は事務所サイドに反抗的な態度をとることもあると聞こえてきています。そのため、長期の契約となる新規のCMの話は難しくなってきているといいます。『UQ三姉妹』も彼女の続行が難しくなってしまった可能性もありますよね。事態はけっこう深刻で、事務所との関係がこじれれば独立や、最悪、引退もありえると囁かれています」
と語っています。
また、深田恭子さんと実業家・杉本宏之さん(44)の結婚も近いと囁かれているといい、「一部では“来年にも”と言われているようです。相手は年商200億円の不動産会社の経営者ですから、お金の心配は何もないでしょう。そして20年以上第一線でやってきた彼女にも、十分な蓄えはあるでしょう。深田さんも11月には39歳を迎えます。将来の家族計画なども考えると結婚を強く意識している可能性は高い。事務所からの独立話も囁かれていますが、電撃的に杉本氏との結婚を決め、“寿引退”を選択するという可能性もゼロではなさそうです」
としています。
『日刊大衆』はこのように、深田恭子さんに独立や芸能界引退説が浮上していると報じているのですが、今年6月に週刊誌『週刊文春』が報じた記事を見ると、その可能性は決してゼロではないと感じます。
記事では深田恭子さんの知人が、「1日10時間以上も働く状態が2週間近く続き、ほとんど寝る時間がない時期も。酒と一緒に睡眠導入剤を服用し、体調を崩してしまうこともあったといいます」
と証言しています。
また、深田恭子さんは疲労がピークに達する中でも、事務所に相談しなかった理由について親しい人物には、「私の代わりなんていくらでもいるし、泣き言を会社に言って使いづらいと思われるのもいやだ」と話していたそうで、受けた仕事は最後までやり遂げる強い責任感などから、自分を追い込んでしまっていたようです。
深田恭子さんの知人はさらに、「彼女はデビュー以来25年間、仕事をやり遂げてきた。一度でも立ち止まったら居場所がなくなってしまうという不安と常に向き合ってきたのは事実です。今回ダウンしたのは長年の“勤続疲労”が出てしまったからでしょう」
と推測しています。
深田恭子さんはホリプロの看板女優で、現在も複数の仕事を抱えているため、事務所からの独立はそう簡単には出来ないと思いますが、適応障害の症状が今後また悪化するようであれば環境を変えた方がいいでしょうね。
適応障害はストレスの原因を排除することが必要で、環境を変えることが効果的とされ、過去にも適応障害の悪化によって芸能界を引退した方もいます。
深田恭子さんは今後どうなるかは分かりませんが、今後は決して無理はせずに、仕事よりも健康の維持を最優先にしてもらいたいですね。