コロナ禍に入って以降に活動が減り、2021年5月に前作から約5年ぶりにリリースしたアルバム『あなたになりたかった』を最後に新譜の発表がなく、2年以上活動休止状態にあるシンガーソングライター・平井堅さん(ひらい・けん 52歳)の近況を週刊誌『フライデー』が伝えています。
平井堅さんは1998年からコンセプト・ライブ『Ken’s Bar』を毎年開催し、ライフワークとしていましたが、2021年末のライブを最後にストップしており、テレビ番組への出演も2021年6月放送の『SONGS』(NHK)が最後とみられ、2022年以降表舞台から姿を消しているため、歌手引退説も囁かれています。
<↓の画像は、平井堅さんが2021年6月放送『SONGS』出演時の写真>
平井堅さんの活動量が減少している理由について、フライデーの記事では音楽専門誌記者が、「コロナ禍を経ての活動休止だったので、“コロナ鬱”を心配する声も一部ファンからあがっていました。そんなさなか、彼が尊敬してやまないKANさんが亡くなった。デリケートな平井だけにショックは大きいはずだと、関係者も案じています」
と語っています。
そこでフライデーは平井堅さんに話を聞くため直撃取材を敢行し、この数年の活動について話を聞いたところ「えっ、いやぁ、まぁ、普通に……」「(曲を書いていた?)そうですね、はい」と答えたとのことです。
心配しているファンにメッセージはあるかと聞くと、「直接、お話しする機会があるかと」と答えたものの、具体的な時期はまだ分からないとし、本格的に活動を再開する時期も明言を避けたといいます。
<↓の画像が、フライデーの取材を受けた私服姿の平井堅さんの写真>
この報道を受けてネット上では、
- 一発でなく何発も当ててるだから別に働く必要無いんやろ
- ゆっくり休んで体調整えて、もしまた歌う力がわいてきたら、歌声をきかせてほしい
- 休むときは休めばいい 印税収入とかあるんだし
- 全身クロコーデ、でも柔らかい笑顔、カッコいいぃ………また、たまにはテレビとかでも歌ってらっしゃるところ拝見できたら、うれしい
- 休むなら休むで『しばらく充電します』とか言えばいいのに、何だろうね。コメントが何も無いからみんな心配するだけなのに、まあ、何かあるんかね。
- 休養も必要だし、プライベートな時間も欲しいだろうし、また歌声きければよいですね! アンジェラさんも復活しましたし
- これまで頑張って走り続けてきたんだから、暫く印税生活したっていいと思います。
休んでる間の様々な経験が新たな楽曲へのヒントになる事もあるだろうから、アーティストさん達にとってそんな時間も必要なんじゃないかな。
などの声が上がっています。
平井堅さんが“消えた”として少し前から心配の声が上がり始めており、『週刊女性』のWeb版『週刊女性PRIME』も昨年11月に平井さんの行方を追っており、同月に営まれたKANさんの葬儀に平井さんが参列していたことを伝えていました。
また、所属事務所『ピンナップスアーティスト』にも取材を行っており、平井堅さんが2021年を最後にライブを行っていない理由については、「特別な理由はございません。充電期間と認識いただければと思います」と答えていました。
ただ、活動休止中もマイペースに楽曲制作は続けていると明かし、充電期間に入った理由については、「もともとデビュー25周年のイヤーの全国ツアーなどを終えて、一度リセットし、マイペースな活動方針に切り替えようと考えていた矢先、コロナ禍になってしまいました。情勢を見ながら活動しており、現在に至っております」
と説明し、活動再開のタイミングは現在調整中とのことでした。
平井堅さんの活動休止理由を巡っては、2020年のデビュー日に予定していた地元・三重でのライブや全国ツアーがコロナ禍で白紙となり、それ以降は一度も有観客ライブを行っていないこともあり、コロナ鬱など様々な憶測が飛び交いました。
2021年のインタビューでは、コロナ禍に入り自宅で過ごす時間も増える中で、瞑想をして心を整える時間も作っていることを明かし、「幸せになるために…と思ってやってます。でも相変わらず、精神はそんなに安定してないんですけどね(笑)」と答えていたほか、ラジオ番組に出演時にはコロナ禍以降の楽曲の変化も明かし、「人と会わないからインプットがないので、歌詞はより内省的になったのかなという気がします。」とも語っていました。
こうした少し気になる発言もありましたが、フライデーの直撃取材に対しても笑顔を見せるなど、変わらず元気そうな姿を見てホッと一安心しました。
事務所によれば、元々2021年以降はマイペースに活動していく方針だったそうで、今後も状況を見ながらライブなども行う方向で調整しているとのことから、気長に復活を待ちたいところです。