ダウンタウン・浜田雅功さん(60)がレギュラーラジオ番組『ごぶごぶラジオ』(MBSラジオ)に出演し、性加害疑惑報道で現在活動休止中の相方・松本人志さん(60)について初言及しました。
浜田雅功さんは番組冒頭で、共にパーソナリティを務める後輩のライセンス・井本貴史さん(45)から「なんか大変そうですね」と振られると「大変です」と答え、「あの人の代わりはちょっといないので。戻ってくるまで、自分ができることを、一生懸命やろうかなという感じです」
と語りました。
今後について聞かれると、「とりあえず、(レギュラー番組など)やらなあかんこともあるんでね。頑張って待ってますよ。だから…帰ってくるまで俺、相方募集しようかな」「でも、松本さんが戻ってきたら、すぐ解散しますけど」
とジョークを飛ばしながら、松本人志さんの復帰を待つと語っていました。
浜田雅功さんのこうした発言を受けて、松本人志さんの早期復帰を願う声が上がっているほか、週刊誌『週刊文春』を通じて性加害を告発した女性に対する批判の声が上がっています。
そうした中、『湘南乃風』のメンバー・若旦那さん(47)の元妻で、シンガーソングライター・MINMIさん(49)がSNSに投稿した持論が注目を集めており、大きな反響を呼んでいます。
<↓の画像は、MINMIさんの写真>
現在、アメリカ・ロサンゼルスに暮らすMINMIさんはX(旧ツイッター)で、「日本のニュース開いたら 松本さんの性被害の件ばかり 女性側の擁護も多くてびっくり」と書き出し、「未成年や抵抗できない状況での性犯罪 分別ある大人同士の飲み会の男女の情事とわけが違うでしょ、って思うの私だけ?」「飲み会に行く事も、行かない事もできたはず 雲行き怪しい時点で帰りますって言えたはず それが言えないなら、もっと自立しましょうよって話じゃない? 夜道で連れ去られ暴力的に性被害受けた件とは訳が違うぞ 自分を守る行動を女性がとらずスキアリアリで被害者ですと言う件、最近多くない?」
と、女性側の行動にも問題があったと指摘しています。
続けて、「男女でお酒を飲むという事は 流れや雰囲気で男女関係を求められるなんてどこにでもある話 どんな職業でもどんな国でもある普通~の話 大人の女の子ならきっと想像できるはず でなきゃ自分の身体を大切に守れないでしょ?」「男女って、会う前に『したいと思いますので、そのつもりで』って だーれも宣言しない訳だからさ 説明がなかったなんておかしな話だよ 事前に説明なんてありませんよ。」「大事な人にだけ 大事な身体を触らせたいと思ってる女の子なら 女の子が賢くなろうよと思うー」
などと持論を展開しています。
これに対してネット上では、
- ほんとそれ。近づいていったのは自分からでしょ
- ホテル飲み会って時点で察しがつかないのはだめだと思う
- 男女とはどういうものか、恋愛経験ある大人だったら多少は雰囲気でわかりますよね。
そこで強引に連れてかれたら犯罪だけど、断る事が可能かどうかはわかるよね。大人ならその判断は決して難しくないと思うけどな。 - 自分で飲み会に行く決断は出来たのに帰る決断は出来ないとはおかしい。監禁されたり脅されたりがないのなら帰るのが当然。
実際迫られたけど断っている人が殆どなので十分帰ることができたし、行かない選択肢を取ることも出来た。 - 下心のない合コンなんて存在するの? 芸能人は聖人君子だと思って行くの? 芸人がホテルに呼んでるのだから、想像できると思いますが?
- 自衛しないのが悪い、隙があるのが悪いって加害者側の理屈
- 一般論としてはそうですが、具体的な事件にそれを当てはめるのは違うかなと思います。
どういう事情があったのかはわかりませんし、仮に被害に遭ったのなら泣き寝入りしなければならない理由などは無いのですから。 - 松本氏の場合は一般人とは違って芸能界の権力者なので、タレントやタレント志望の女性は断り辛いよな。
「帰ります」なんて言ったら芸能界への夢が絶たれるかも知れないって考えると思うよ。
松本氏のやった行為は犯罪ではないし、きちんと対処すれば良かっただけなのに、それをせずに芸能界の地位を利用して女性を物として扱ってしまっている事に尽きる。 - 「帰ります」と言って、素直に帰れる状況じゃないのでは? 場の雰囲気や、自分の今後の事をいろいろ考えると言いたくても言えない状況だったとか…。
もし言えたとしても、言葉巧みにたたみ込まれたり…言いたくても言えない。こんな状況だったのでは?
それに、もし帰れたとしても「今日のことは他言無用だよ」とか念をおされて誰にも相談できなかったり。いろんな状況が想定できるよね… - 私は気が強いので言えるし断れる。でも、中にはノーと言えない人がいることを知ってるし、状況次第ではその場にいる全員を敵に回したり、自分の立場を危うくしてしまう怖さが伴うことも知っている。
だから「私にできる事がどうしてあなたには出来ないのか?」とは決して言わない。それを言ってしまう人は想像力が欠如してる。これは男女問わず同じ。
などの声が上がっています。
MINMIさんが言うように女性側がしっかりと自衛することも重要で、週刊文春が報じた“アテンド飲み会”は高級ホテルで行われたケースも多く、そうした場に行くということは性的な行為を迫られる可能性もあると想定した上で、行くか行かないかを判断する必要があった等と指摘する声が多く上がっています。
ただ、週刊文春の第1弾記事で被害を告発したA子さんは芸能関係の仕事をしていた方で、女性を集める役割を担っていたスピードワゴン・小沢一敬さんからは、飲み会当日に「粗相があったら、この辺りを歩けなくなるかも」と脅されていたことを告白しています。
B子さんも芸能の仕事をしていた方で、ホテルでの飲み会への参加を何度も断ったものの、小沢一敬さんがしつこく誘い続け、「絶対に来ておいて損はない」などと言われて根負けし、ホテルに行くと携帯電話を没収されたといいます。
そして、松本人志さんがいる部屋に行くように指示され、性的な行為を迫られるも必死に抵抗したそうですが、十数分にわたって攻防の末に心が折れたといい、記事では小沢一敬さんの知人が「芸能界に憧れを抱いた女性を選べば、無下には断れない」とも語り、立場を利用してこうした飲み会を行っていたとしています。
また、実名顔出し告発をした元タレント・大塚里香さんは、友人に誘われて飲み会に参加し、芸人等とタクシーに乗って二次会の場に向かう途中で、場所が松本人志さんの自宅マンションに変更になったと告げられたといいます。
こうして断りづらい状況を周囲の芸人たちが作り上げていたと週刊文春は伝えており、女性たちにも多少の落ち度があったという指摘も理解できるものの、かと言って松本人志さんや後輩芸人たちが女性たちにしていた行為に問題は無かったとは思えず、女性たちの告発がもし事実であれば、かなり悪質で擁護する気にはなれないですね。