見た目の劣化だけでなく、歌唱力の劣化も指摘されている歌手の浜崎あゆみさん(37)のファンクラブ限定の全国ツアー『TA LIMITED LIVE TOUR 2016』(9月30日~11月17日)が間もなくスタートするのですが、チケットの売れ行きが悪いことが判明し話題になっています。
9月30日の北海道・Zepp Sapporoからスタートするこの全国ツアーのチケットは、7月下旬より第1次抽選予約が行われ、それから8~9月にかけて第2次、第3次抽選予約が行われたのですが、27日より第4次先着販売がスタート。
公式サイトでチケットの売れ行きを確認すると、全19公演のうち、27日時点で多くの会場のチケットが「受付中」と表示されており、売れ行きがかなり悪いのが明らかとなっています。
そのためネット上では、
- 4次先着って、どれだけ売れてないの?初めて聞いたよ、その言葉
- Zeppレベルが売れ残るって、かなりヤバくないか…どんだけ落ち目なんだよ…
- この調子じゃあ、また関係者らしき人たちが会場を埋めることになりそうだな
などのコメントが寄せられています。
浜崎さんのライブについては、昨年行った通常の全国ツアーでも「タダ券がばらまかれた」などと、一部メディアによって報じられるほどツアーチケットの売れ行きが悪いようなのですが、ファンクラブ限定の全国ツアーで4次募集まで行われるのは異例だと言われており、収容人数が1500以下の会場ですら完売出来ないことから、ファンも困惑している様子。
しかし、ファンからは「何で4次? 3次まで全部外れてるのに」、「4次募集やるくらいなら、1次募集の当せん率上げてよ」といった声のほか、「1~3次まで落ちた人が沢山いるのに4次があるってことは、当たったのにチケット代を払ってない人が多数いるってことだよね」という声も上がっており、大量のキャンセルが出たことによって、チケットが売れ残ってしまっているのではないかといった憶測も飛び交っているようです。
その他にもチケットが売れ残っている原因について、チケット代が高すぎるためなのではないかという指摘もあり、座席なしのオールスタンディングの会場でも8500円(ドリンク代500円別)と、会場がライブハウスにも関わらずかなり高い設定となっています。
これまで浜崎さんのライブは、ファンのことを思って良心的な価格設定にしていたことで知られていたものの、16日には公式サイトでアリーナツアーを収録したDVD&Blu-ray『ayumi hamasaki ARENA TOUR 2016 A ~M(A(ロゴ))DE IN JAPAN~』の初回生産限定盤の商品(Blu-ray3枚組+LIVE CD2枚+フォトブック+グッズ+スマプラ)が、3万円でリリースされることが発表されました。
これにファンからは悲鳴が相次いでいたのですが、これから新規ファンを増やすのは難しいことから、固定ファンから少しでも多くのお金を吸い上げようとしているのではないかという憶測もあります。
浜崎さんは、19日に放送された音楽特番『30周年記念特別番組 MUSIC STATION ウルトラFES 2016』(テレビ朝日系)に出演し、『M』、『SEASONS』、『evolution』の3曲を披露したのですが、見た目の劣化はもちろんのこと、特に話題になっていたのが声の劣化で、視聴者からは「歌唱力落ちたな。荒っぽい」、「全盛期と声が違い過ぎる」、「もう野太い声しかでなくなったな」などと、全盛期に比べて歌い方が雑になり、高音が出ずに絶叫するような感じになっており、以前に比べてかなり音域も狭まっていることなどを指摘されています。
さらには、『M』の冒頭から音程を外すなど、かなり酷く劣化したパフォーマンスだったことからネット上では酷評されていました。
こうしたことがあり、ツアーチケットの売れ行きがかなり悪いとも考えられるのですが、果たして完売させることは出来るのでしょうか…。