元フィギュアスケート選手でタレントの浅田舞さん(35)が、バラエティ番組『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)の社交ダンス企画で、ペアを組む俳優・ダンサーの“オチョ”こと進藤学さん(本名=蜷川博信 43歳)と大喧嘩し、ネット上で物議を醸しています。
浅田舞さんと進藤学さんは、金スマの企画で2019年12月からペアを組み社交ダンスに挑戦し、2021年3月にデビュー戦の『第34回京都市ダンススポーツ競技会』で優勝を飾り、同年の全日本選手権では準決勝まで進出し、同9月と昨年4月開催の同大会では6位入賞の結果でした。
全日本選手権で優勝すれば世界選手権への出場権を獲得でき、浅田舞さんは昨年10月にダンス留学でイタリアに渡り、同11月開催の『三笠宮杯ダンススポーツ選手権 全日本シニアI DS選手権 La』では準優勝しました。
ペアはその後も世界選手権への出場を目標に据えていましたが、お互いに舞台などの仕事で忙しく、揃っての練習時間が月1~2回に激減し、それによって世界選手権の前哨戦にあたる8月の国際大会をパスし、9月から練習回数を増やす予定だったものの、2人の関係が悪化していることが3日放送の番組で明らかにされました。
2人の指導にあたっている社交ダンス講師・山本英美さんは、「2人の心が離れている。お互いが思っていることを吐き出してクリアにしないと」等とアドバイスし、浅田舞さんと進藤学さんはお互いが持つ不満をぶつけ合いました。
<↓の画像は、浅田舞さん、山本英美さん、進藤学さんの写真>
進藤学さんによれば、昨年の『三笠宮杯』が終了して以降、ペアでの練習機会が減少して心の距離も離れたといい、「もう二度と舞ちゃんとは会わないのかな」と思っていた時期もあったとし、関係性が一度ゼロになって現在も他人行儀でしか関わっておらず、それがダンスにも現れていると語りました。
一方の浅田舞さんも、たまに会って練習する状態が続き、進藤学さんに対しては不満しか出てこないと語ると、進藤学さんは浅田さんの練習不足を指摘し、ダンス好きとは言っているものの、そうは思えないと本音を明かしていました。
<↓の画像は、浅田舞さんに本音をぶつける進藤学さんの写真>
その後、浅田舞さんが苦手とするジャイブキックという動作を演目から外したいと求めたことに進藤学さんは「逃げているようにしか思えない」と指摘し、「俺は舞ちゃんの100倍練習してる」とも語りました。
これに対して浅田舞さんは涙ながらに、「それは違うよ。『あなたよりやってます』は相手に対して言うことじゃない。やってるんだったら1人で黙々とやればいいんじゃない?『俺は100倍やってるからやりなよ』ってさ、じゃあ1人で踊れば?1人でやってくださいと思う。2人揃わないと成立しないにも関わらず、今の言い方をされると、私は『じゃあ1人でやってください。私はもうできません』ってなる。あれだけ話し合って『1からやっていこう』と始めたにも関わらず、このタイミングで『あなた練習を全然やってないじゃん』と不満を言うなら、だったら1人でこの企画やったらって感じ。」「自己中過ぎてもう無理」
と反論していました。
<↓の画像は、涙ながらに反論する浅田舞さんの写真>
こうした2人のやり取りに対してネット上では、
- 練習に来ない浅田舞が悪い
- 浅田舞が自己中すぎる
- もう浅田舞が降りて、別の人と企画続けたらいいのに。楽しみな企画だったのに残念
- こんなの練習してない浅田が悪いじゃん…そもそもフィギュアスケーターには難しいと思う
あれって個人プレイだし私を見て!って言うような競技だもの 自己中みたいなダンスになると思うよ - 浅田舞は自分勝手な言い訳に徹して、自分の練習不足を棚に上げ人のせいにしている感が否めない。練習する時間なんかいくらでも作れるはず
- 大会を練習不足で辞退じゃなくて、浅田が来なかったからでしょ?番組に見てて不愉快だったわー
そもそも、強化選手になれなかった他の選手に対して1番失礼だし、浅田はフィギュアしてたんだからそこはプロとして自覚無さ過ぎ
などと、浅田舞さんの言動に対する批判が多く上がっています。
ペアの関係悪化が明らかにされる前には、週刊誌『週刊女性』が浅田舞さんの問題行動を報じており、昨年の『三笠宮杯』で準優勝したことで『日本ダンススポーツ連盟』から準強化選手に選ばれたものの、浅田さんは強化選手たちが参加の練習会に参加していないとし、番組では世界選手権への出場を目標に掲げていますが、社交ダンス界隈では「他の競技者に対して失礼」などの声が上がっているとしていました。
そして、今年10月1日に北海道で開催された来年の世界選手権代表選考大会も、エントリーはしていたものの急遽欠場し、この“ドタキャン”について浅田舞さんの所属事務所は「世界選手権に照準を合わせ、練習に時間を割くために、不参加の判断をいたしました」と回答していました。
事務所はこのようにドタキャンの理由を説明していたものの、週刊女性は浅田舞さんが北海道の大会前日に、東京・銀座で行われた知人のパーティーに参加していたと伝えています。
こうした批判的な記事が出てから数日後に浅田舞さんはX(旧・ツイッター)を更新し、「This is real. どんな事があってもやると決めたら私はやるよ. ごめんね、汚いものを」と綴り、使い込まれたダンスシューズと共に傷だらけの足の写真を公開し、大会に向けて練習を積んでいることをアピールしていました。
その直後に出場した昨年準優勝の『三笠宮杯』では3位の結果で、前回から成績を落としています。
それに続いて10月末にポルトガルで開催された『WDSF世界選手権』は2次予選敗退で、2次予選進出の36組中では、下から2番目というかなり厳しい結果になっています。
金スマでは、最悪の状況を打破する秘策として、2017年の『社交ダンス世界選手権2017』でアジア勢最高の7位入賞を果たしたピン芸人・キンタロー。さん(本名=田中志保 42歳)と、お笑いコンビ『ぱいんはうす』の“ロペス”こと岸英明さん(36)を招集し、世界選手権前に浅田舞さん&オチョさんペアに刺激を与えて、世界選手権に挑むという展開となっていましたが、初の世界選手権での結果や浅田舞さんの言動などから、社交ダンスを辞めた方がいいのではとの声もありますが、世界選手権を経て今後どういった展開を迎えるでしょうかね。