『仮面ライダーリバイス』(テレビ朝日系 日曜午前9時)に出演中の女優・浅倉唯さん(旧芸名=花川芽衣 26歳)がストーカー被害を受け、6月に声明を出した所属事務所『LIBERA(リベラ)』が、ストーカー規制法に抵触する被害は確認できなかったとして謝罪し、一方の浅倉さんはインスタグラムで事務所のコメントに反論しており、ファン等の間で物議を醸しています。
LIBERAは6月28日に事務所の公式ツイッターを更新し、「浅倉唯に対するストーカー行為について」として、「撮影現場近辺での付き纏い、自宅への侵入、盗撮など悪質なストーカー被害に遭っており、現在、警察、弁護士に対応をお願いしております。今後も従前のような行為が続くようであれば、刑事告訴を含めた断固たる処置を講じる所存でおります。」
との声明を出しました。
<↓の画像が、6月28日のLIBERAのツイート写真>
それから1週間後にLIBERAは再びツイッター上で、「本人からの強い希望で掲載しましたが正式な確認前での公表でした。ストーカー規制法による取り締まりの対象つきまとい行為との認定にはなりえないとの判断となりました。 確認された事実は一度、同フロアで降り、振り向いたら隠れたという事です。謝罪いたします。ストーカーと思われる人が複数人いるという確認も取れませんでした。お騒がせした事を改めて謝罪致します。申し訳ございません。」
と、悪質なストーカー被害は確認できなかったことを明らかにした上で謝罪しました。
<↓の画像が、7月5日のLIBERAのツイート写真>
事務所のツイートを受けて浅倉唯さんのファン等からは、
- 本人の強い希望によりって所属タレントを売るんじゃないよ…そこは事務所の判断でいいでしょ…
- 事務所の方の対応、説明が稚拙に感じます。今後に不安を感じる事務所の対応に失望してます。
- 事務所として、このような文章を出して所属タレントを守れるのでしょうか?世間がどう思おうがタレントを守るのが事務所では?
- 本人の強い希望でって言葉は必要でしたか?怖い思いをしたのは事実です。ここにこんな記載する必要は無かったと思います。
これからも所属タレントの安全確保に全力で努めて下さい。 - 本人が怖い思いをしていて、周りにそれを手助けできる立場の方がいらっしゃるなら出来うる限りケアしてあげて欲しいです。絶対にどんな被害も被る事のありませんように
- 唯ちゃんが無事ならそれは嬉しいですが、まだこれで安心って感じでは無さそうですね。
取り締まりの対象では無いとはいえ、怖い想いをされたと思いますので、守って上げてください。
などの声が上がっています。
事務所のコメントを巡って物議を醸す中で、浅倉唯さんは自身のインスタグラムで「私の口から真実をお話しします」として、実際にストーカー被害を受けていたことを明らかにしています。
本人の説明によれば、ストーカー被害を受けたのは6月18日の昼とし、見知らぬ男性がオートロックをくぐり抜けて自宅の敷地内に侵入したほか、浅倉唯さんが乗ったエレベーターに同乗し、降りた後も付きまとい行為を続け、壁に隠れて盗撮もされたといいます。
浅倉唯さんはこの日以外にも、何者かの視線を感じることが多々あったそうです。
こうした被害を警察に相談し、防犯カメラの映像を確認してもらったところ、これらの行為はしっかり証拠として残っていたといいます。
ストーカー被害に遭った6月18日の夜には、同じ事務所に所属する俳優・世古口凌さん(せこぐち・りょう 25歳)の自宅マンションに避難させてもらったそうなのですが、そのタイミングで週刊誌『フライデー』に密会現場を撮られたと説明しています。
<↓の画像は、世古口凌さんと浅倉唯さんの写真>
世古口凌さんとは昔から家族ぐるみの付き合いで「信頼できる友人の1人」だと強調し、ストーカー被害を受けて世古口さんの家族にも一時的に助けてもらったそうで、「同じ日にこのことが同時に起こるのはすごく不自然だと思い怖くなりました。」と綴っています。
なお、フライデーは1日発売号で、浅倉唯さんと世古口凌さんが“半同棲”状態にあると報じ、浅倉さんが世古口さんの自宅マンションを訪れ、バッグから鍵を取り出して部屋に入っていく姿や、6月18日の夜に2人っきりでスーパーで買い物をする姿などをキャッチしていました。
フライデーが張り込み取材をした結果、2人は週3回以上のペースで密会を重ね、半同棲状態にあるとも伝えていました。
ただ、フライデーの直撃取材を受けた世古口凌さんは浅倉唯さんとの交際を完全否定し、自宅で頻繁に会っている理由については、「家族ぐるみで仲が良いので。僕がこの世界に入る前から知り合いだったので」と説明していました。
<↓の画像は、フライデーが6月22日撮影の世古口凌さんの自宅を訪れる浅倉唯さんの写真>
熱愛報道後の5日夕方ごろにも、何者かがオートロックをくぐり抜けて部屋のインターホンを何度も鳴らし、これに恐怖を感じたことで警察に通報したといい、警察からは「今の時点でストーカーに該当する可能性が非常に高く、住居侵入罪にあたるので捜査を進めている」との説明を受けているとしています。
ただ、一連のことを事務所に報告したものの、「『え?』という返事しかありませんでした。」と明かしています。
事務所がさらにツイッター上で、悪質なストーカー被害は確認出来なかったと発表したことで浅倉唯さんは、「事務所から情報を操作され正しい情報が伝わらない」と不信感を抱き、インスタグラムで事の経緯を明かしたとのことです。
続けて、「今回の件に関しましても、私から何度も言わないと避難場所を用意していただけませんでした。また、本日警察に確認したところ委任状など出されておらず連絡さえとっていないとのことで、本当は捜査が何も進められていないことを知りました。」
と綴っています。
最後に、「これらのことがあり、不安ではありますが自分で自分の身を守るしかないと思いました。皆さんに事実を知っていただきたいです。改めて、今回はお騒がせしてしまい大変申し訳ございませんでした。」
と謝罪しています。
浅倉唯さんのインスタグラム投稿を受けてファン等からは、
- 事務所の対応はありえない
- 所属タレント1人守れないで何してんだよ
- 唯ちゃんは悪くないよ。謝らなくていいからね!何かあったらわいが守ったる
- 唯さんは何も悪いことをしていないのだから謝らないで欲しい 悪いのは警察 事務所 そして犯人なのだから
- 事務所のツイート見た時「???」な点が多くてモヤモヤしてたけど、本人のコメント見て色々納得しました!ホント色々怖いし不安だと思うけど頑張って!!
- 事務所変えるべきだと思う
- 唯さんが謝る必要は全くありません。すべてが恐怖を誘発した人の過ちであり、対処が不十分な所属事務所の過ちです。
これ以上唯さんが色々な世論によって傷つかないでほしいし、何よりも不安に震えずに安全に過ごせることを願います。
などの声が上がっています。
浅倉唯さんが綴った文章から、付きまとい行為等をしていた人物はフライデーの記者だったのではとの声もありますが、週刊誌の記者は自宅周辺などで張り込み取材を行うものの、オートロック付きのマンションに侵入してまで取材するといったことは考えにくく、熱狂的ファンがストーカー化した可能性が高いのではとも思います。
なお、過去には『フラッシュ』の記者とフリーカメラマンが、ある事件の取材で民家の敷地内に不法侵入したとして、住居侵入容疑で逮捕される事件も発生しています。
そして、浅倉唯さんのストーカー被害を受けて事務所側は6月28日に、警察に対応をお願いしているなどと発表したにも関わらず、それが事実ではなく一切対応していなかったのだとすれば、浅倉さんが強い不信感を抱くのも当然で、今回の件で事務所との関係が悪化し、事務所を辞める可能性もありますね。
ちなみに、LIBERAは過去にモデル・タレントのローラさんと契約を巡って大モメしており、ローラさんがツイッター上で「いま誰のことも信じられないくらい怖いんだ。」「黒い心を持った人とは絶対に一緒にいたくない。10年の信頼をかえしてください。」などと訴え、事務所側が作成した契約書では契約期間が10年で、契約期限を迎えても自動的に10年延長され、もし契約終了しても2年間活動できないといった内容となっており、“奴隷契約”だとして物議を醸しました。
なお、ローラさんとLIBERAは2018年4月に和解成立を発表し、2020年6月末をもって退所しています。
浅倉唯さんは2020年からLIBERAに所属し、現在放送中の『仮面ライダーリバイス』で悪の女王・アギレラ/仮面ライダーアギレラ役を好演し、グラビア活動なども好評で人気・知名度が上昇しています。
今後のさらなる活躍に期待が寄せられている中、世古口凌さんとの熱愛疑惑報道に続いて、ストーカー被害を巡って事務所との間でもトラブルが発生してしまったのは非常に痛いですが、今後全ての問題が無事に解決することを願うばかりですね。