女優・タレントの泉ピン子さん(本名=武本小夜 77歳)が5日に、著書『終活やーめた。 元祖バッシングの女王の「ピンチを福に転じる」思考法』の発売記念会見を行い、ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』シリーズ(TBS系)で親子役を演じていた俳優・えなりかずきさん(本名=江成和己 40歳)との不仲、共演NG騒動に自ら言及し、ネット上で様々な声が上がっています。
泉ピン子さんは発売記念会見の冒頭からマシンガントークを炸裂させ、過去に発症した病気「本態性振戦」に触れたうえで、「(原因は)ストレスなんですね。“えなりかずきさま”のことで、私も心を痛めていたんだと思います。同じテレビやっていた人間が悪口言ったらいけない。私は1年かかりましたね。」「『渡る世間』を見る人がそういう目で見る。せっかく私たちが何十年間も頑張ってやってきたドラマに対して見る人が冷めちゃう。それが私がいま一番残念なことですね。敵はつくらない方がいいわね。体にくるから」
などと、自らえなりかずきさんとの不仲、『渡る世間は鬼ばかり』での共演NG騒動に言及しました。
<↓の画像は、えなりかずきさんの写真>
この発言に対してネット上では、
- えなりかずきさんの名前を出して自分も心を痛めてストレス これが余計だとわからないんだろうな
- 敵は作らない方がいい。どの口が言ってるんだ!
- 「同じテレビをやっていた人間の悪口を言っちゃいけない。」貴女もバラエティ番組で色々言ってましたよ。
- 敵は作らない方がいいって脅しじゃん 歳を重ねても丸くならない人っているよね
今さら他人と喧嘩して何が楽しいんだろう たぶん寂しがり屋のかまってちゃんなんだと思う - 自分からえなり君に対して色々と言っておいて、今更「敵はつくらない方がいい」だなんてちょっと虫が良過ぎませんか?
もうこのまま平行線で良いと感じます また蒸し返されたら嫌ですから。 - すっかり過去の人になったピン子さんが、もう一度注目を集めるには「えなりかずき」しか無いんでしょうね。情けない
などの声が上がっています。
泉ピン子さんとえなりかずきさんの不仲、共演NG問題は、渡る世間は鬼ばかりシリーズの脚本家・橋田壽賀子さんが2019年に週刊誌『週刊女性』の連載で公表し、えなりさん側が共演を拒否していることで2人が絡むシーンを入れられなくなっていると告白しました。
その後、橋田壽賀子さんは『週刊文春』の取材に応じ、2人の共演NGはプロデューサーの石井ふく子さんから聞かされたと明かし、「どうしても顔を合わせると、発疹が出る、おかしくなる、それくらいピン子ちゃんのことが嫌いになっちゃったって」「とにかく一緒に出るのが嫌、セットが一緒になっても困る、同じ日に本番になるのも困ると。控室で会ったり、廊下ですれ違ったりするから。会うと病的に拒絶反応が出るみたいですね」
などと語っていました。
これによって脚本に制限が生まれる事態になっていたことから、橋田壽賀子さんはえなりかずきさんを降板させることを提案したこともあったとしていました。
えなりかずきさんが泉ピン子さんとの共演をNGにするようになった理由は、えなりさんのマネージャーを務める母親がピン子さんの言動に怒りを爆発させたためと報じられており、えなりさんが大人になってからも色々と口を出し、ある時にピン子さんがえなりさんに「(一家の生活がえなりさんの肩にかかっているのは)気を付けたほうがいい」と助言したことがあったそうで、えなりさんは父親が代表を務める個人事務所の所属で、この発言を知った母親が怒り、ピン子さんとの関係が悪化。
そして、板挟み状態になったえなりかずきさんは2011年に、渡る世間は鬼ばかりシリーズからの降板を申し入れたそうですが、さすがにメインキャストを降板させるわけにはいかず、協議の末にピン子さんとの共演シーンを無くす形になったと報じられています。
こうした報道が物議を醸す中で、2021年に泉ピン子さんは和田アキ子さんのラジオ番組に出演し、和田さんがえなりかずきさんとの共演NG報道について触れると、「あれさ、悪いけど、えなりと私、絡まないのよ」「だって、私は膨大に出てるし、膨大なセリフがあるし。人のことはどうでもいいのよ、悪いけど。その日のうちに何十シーンも撮らなきゃいけないんだし。自分の事で精一杯だから、人のことは覚えてないのよ」「誰のおかげで、あのガキも本当に…」
と、えなりさんに対して怒りをあらわにしました。
さらに、この共演NGトラブルが原因で、半年前に亡くなった橋田壽賀子さんもえなりかずきさんのことを嫌っていたと明かし、えなりさんが橋田さんに手紙を送ったものの、「先生嫌いだから『許さない』って言ってたから、お手伝いさんがえなりの手紙を読ませなかったんだって。だから、えなりは『きっと先生は僕の謝った手紙を読んでくれた』と思っているだろうけど…読んでないんだよっ!」
と語っていました。
また、えなりかずきさんとのトラブルが原因でストレスが溜まり、「テレビで首を振るようになったの」「えなり君のことで自分が首を振るようになっちゃった」
と、このトラブルが原因で「本態性振戦」を発症したと言いたい放題でした。
一方で、えなりかずきさんは泉ピン子さんとの不仲、共演NGについては一切言及していないのですが、ピン子さんは2022年にも『女性自身』のインタビュー内で、えなりさんとのトラブルに言及するなど度々“ネタ”にしています。
そして、自著の出版記念会見でもわざわざえなりかずきさんの名前を出し、「同じテレビやっていた人間が悪口言ったらいけない」「『渡る世間』を見る人がそういう目で見る。何十年間も頑張ってやってきたドラマに対して見る人が冷めちゃう。それが私がいま一番残念なこと」
などと語っているのですが、表で一方的に悪口を言って作品に悪影響を与えているのは泉ピン子さん自身で、こうした発言などから、えなりかずきさん側が共演NGにするのも無理はないと感じますね。