合成麻薬「MDMA」の所持容疑で逮捕された女優・沢尻エリカ容疑者(33)が、無罪だと主張する有名社長の存在を3日発売の週刊誌『フラッシュ』が報じており、ネット上では物議を醸しています。
沢尻エリカ容疑者と親しい付き合いがある東京都内の会社経営者A氏が『フラッシュ』の取材に対して、「沢尻は無罪です。あのMDMAは、沢尻のものではなく、所持罪は成立しません」と断言した上で、「全ての元凶は横川なんです。私は沢尻が逮捕された際、いわゆる上申書という形で、沢尻の無実を訴える文書を警察に提出しました」
と、恋人のファッションデザイナー・横川直樹容疑者(別名=NAOKI 38歳)が薬物事件に発展した原因だと主張しています。
<↓の画像は、沢尻エリカの恋人・横川直樹容疑者の顔写真>
A氏は沢尻エリカ容疑者の薬物使用状況について、「沢尻はここ1ヶ月以上、薬物を使用していません。」と語り、自宅で発見されたMDMA入りのカプセル2錠について沢尻容疑者が当初「自分のものだ」だと供述したのも、横川直樹容疑者をかばうためについたウソだったとしています。
実際に沢尻エリカ容疑者の尿からはMDMAなどの薬物は検出されず、陰性だったことが明らかになっているのですが、自宅で発見されたMDMAが沢尻容疑者のモノではないとする理由についてA氏は、「あの2人は、横川が沢尻の家を出ていく形で、昨年に別れました。でも横川は、沢尻の家にわざとMDMAを置いていったんです。沢尻が部屋に残されたMDMAに気づいて、手を伸ばすよう仕組んだんですよ」「1錠使えば、すぐにまた欲しくなる。すると、『沢尻は俺に泣きついてくるはずだ』と、横川は考えたのでしょう」
と語っています。
<↓の画像は、沢尻エリカ容疑者と恋人・横川直樹容疑者の写真>
そして、沢尻エリカ容疑者とは2011年から交際し、8年密接な関係にあった横川直樹容疑者の実態は「単なるドラッグディーラーでした」とし、横川容疑者から譲り渡された薬物によって、沢尻容疑者は“堕ちていた”とA氏は主張しています。
A氏によれば、沢尻エリカ容疑者は横川直樹容疑者から提供される薬物に溺れ、薬物が欲しいがために横川容疑者のアパレル事業に多額の資金援助も行っていたといい、その一方で沢尻容疑者は薬物依存からの脱却を目指し、周囲の人間に相談していたとしています。
しかし、横川直樹容疑者が沢尻エリカ容疑者の相談相手とも繋がっていたことで薬物断ちに失敗したといい、横川容疑者は裏で薬物を使用するように裏でそそのかしていたと語っています。
A氏はこのように主張している一方で、横川直樹容疑者の親友は「あいつは沢尻のことを、純粋に好きだった」と証言しており、横川容疑者は自身が逮捕される逮捕2日前に「エリカに申し訳ない。俺の置いていったブツで、アイツが捕まるのは耐えられない」と話していたといい、最終的に「沢尻の薬物は自分のもの」とする3ページにわたる上申書を書き、自ら警視庁に出頭して逮捕されたと語っています。
このようにA氏と横川直樹容疑者の親友は、発見されたMDMAは横川容疑者のモノだったと語っており、2人は共同所持の疑いで逮捕されたものの、沢尻エリカ容疑者の尿から薬物反応が出なかったことや、もし横川容疑者が「MDMAは自分のもので、エリカは関係ない」と主張した場合には、検察も起訴を断念する可能性もあると大和田周資弁護士は推測しています。
『フラッシュ』の報道に対してネット上では、
- だから何?ってのが正直な感想。個人的には、芸能人は辞めて頂くしかないと思ってます。
メディア露出しないのであれば、あとは好きに生きたら良いと思う。 - 法的に罪に問われなくても「無罪」とは言えない
- 無罪になっても薬物使用は認めてるんでしょ。芸能界に戻っても以前のような居場所はもうありません。
- 記事の内容が本当で不起訴になったとしても、薬物をやっていた事には変わりはないので、沢尻のイメージ回復にはならない。そもそも周りにいる人間の質が悪すぎる。
- ここでの無罪は、本人の為にならないと思う。たとえ無罪でも、すぐに仕事が来るとは思えないし、不信感しか残らない。
だったら罪を償って更生の道を選んだ方がまだ好感かも? - これらが事実で無罪になったとしても、イメージが左右するCMやNHKの仕事は復活する事はないでしょう。
女優は、続けられるかもね。本当に無罪なら、まさに映画的な展開ですね。
などのコメントが寄せられています。
今回『フラッシュ』の記事で、沢尻エリカ容疑者の無罪を主張している有名社長A氏はどこの誰かは分かりませんが、沢尻容疑者は逮捕から間もなく「10年以上前から大麻、LSD、コカインも使った」と供述していると報じられており、ここ1ヶ月以上使用していなかったのがもし事実だったとしても、薬物依存状態にあることは恐らく間違いないと思います。
薬物依存の背景に横川直樹容疑者らの存在があったとしても、違法な行為を続けていたことには変わりないので、もし自宅から発見されたMDMA所持の罪で起訴を免れたとしても、沢尻エリカ容疑者に対して世間が持つイメージは変わらないとみられます。
A氏と沢尻エリカ容疑者はどこまで深い繋がりがあったのかも不明ですが、本気で薬物依存状態から脱却させたいのであれば、下手に擁護することなく罪を償わせた方が本人のためになるのではと思いますし、中途半端にかばって元の生活に戻ることがないようサポートも行っていってもらいたいものです。