昨年11月に違法薬物の所持容疑で逮捕され、今年2月に懲役1年6ヶ月・執行猶予3年の有罪判決を受けた女優・沢尻エリカさん(34)のその後、現在の様子を5日発売の週刊誌『フライデー』が報じています。
フライデーによると、沢尻エリカさんのマネージメントを担当している『エイベックス・マネジメント』は年内復帰を計画し、アメリカの大手動画配信サービス『ネットフリックス(Netflix)』のドラマ作品に出演する計画も浮上していたといいます。
しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響で計画が延期となり、現時点では年内復帰は難しいとみられているそうです。
そして、年内復帰計画が頓挫したことによって、沢尻エリカさんは大きなショックを受け、再び長年使用していた違法薬物に手を出してしまうのではないかと周囲が心配しているとのことです。
芸能プロダクション関係者は、「逮捕当時、沢尻はNHK大河ドラマ『麒麟がくる』の降板が決まって失意のどん底にいました。事務所の担当者たちはそんな彼女を、『2020年内に復帰できるようにするから』と言って励ましていました。その言葉を信じ、沢尻も薬物仲間との関係を断ち切り、スマホも解約するなど本気で努力していた。彼女の精神的ダメージは大きいでしょう」
と明かしています。
同関係者は沢尻エリカさんの現在の様子について、以前と比べると別人のように変わったとし、かつてはパーティーやクラブが大好きで、そこで違法薬物などを使用していたものの、引きこもり生活を送っている現在は、音楽鑑賞をしたり、自己啓発本を読むなどして過ごしているそうです。
ただ、新型コロナウイルスの影響で年内復帰が難しくなったことで、何に対してもヤル気が起きない精神状態になっているといいます。
ですが、沢尻エリカさんは復帰が遅れても、いずれ芸能界復帰するというのは規定路線だそうで、「沢尻本人がいくら女優を辞めたいと言っても、事務所が認めないでしょう。彼女には約20億円とも言われる違約金を返済する義務がありますからね。執行猶予期間が過ぎれば、地上波にも復帰する可能性は高いでしょう。」
と芸能ジャーナリスト・佐々木博之さんが語っています。
沢尻エリカさん本人は裁判で、「女優業への復帰は考えていません。影響力のある立場の人間としてあまりに身勝手な行為で、多くの方を裏切り、傷つけてしまった。復帰する資格はない」などと語っていましたが、エイベックス幹部は沢尻さんの復帰を望んでいるとしており、薬物事件後も契約は解除していません。
<↓の画像は、裁判での沢尻エリカさんの発言>
やはりその理由は、薬物事件によって発生した億単位の違約金を回収する必要があるためと予想されており、沢尻さんが有罪判決を受ける前から、今後の芸能活動に関する様々な情報が飛び交っています。
1つは中国での復帰説、もう1つが海外資本のネットフリックス作品などでの復帰説です。
特に有力視されているネットフリックスは沢尻エリカさんが逮捕後、事件前に撮影が行われたオリジナルドラマ『Followers』をノーカット放送したほか、同じく薬物事件で有罪判決を受け、まだ執行猶予期間中の電気グルーヴ・ピエール瀧さんの出演作『全裸監督 シーズン2』の撮影を開始しており、沢尻さんがネットフリックス作品で女優復帰する可能性は十分あると思います。
<↓の画像は、ネットフリックス配信ドラマ『Followers』出演の沢尻エリカさんの写真>
心配なのは違法薬物の使用再開で、沢尻エリカさんの薬物依存度を検査した医師によれば、軽い大麻依存状態にあることが判明し、今後も定期的に通院してチェックする必要があるとしています。
<↓の画像は、沢尻エリカさんの大麻依存度に関する主治医の証言>
沢尻エリカさんは2009年に大麻使用の問題で、当時所属していた芸能事務所『スターダストプロモーション』をクビになっており、元夫・高城剛さんが『週刊文春』の取材に明かしたところによれば、2008年に一度は大麻や違法薬物から距離を置いたものの、人間関係や様々なトラブルが原因で使用を再開していたそうで、エイベックスもそれを知りながら契約を結んだ疑いがあるとしています。
こうした話もあるため女優復帰には不安があり、エイベックスとの関係継続も色々と心配ではあるのですが、今後芸能界に復帰するのは既定路線としても、大麻や違法薬物には絶対に手を出さないでほしいというのがせめてもの願いですね。