合成麻薬のMDMAとLSDを所持していたとして、麻薬取締法違反の罪で起訴された女優・沢尻エリカ被告(33)が6日夜に保釈され、一切姿を見せることなく東京・信濃町の慶應義塾大学病院へと向かい、そのまま入院しました。
その後発表したコメントでは、今回の事件で迷惑を掛けた関係者やファン等に謝罪した上で、今後違法薬物に関わらないよう「人間関係を含めた繋がりを一切断つことを固く決意」し、専門家の指導を受けて立ち直ると宣言し、入院先の慶應義塾大学病院で検査を受けるとしています。
<↓の画像が、沢尻エリカ被告の謝罪コメント全文の写真>
『スポーツニッポン』(スポニチ)の報道によれば、勾留先の警視庁湾岸警察署から沢尻エリカ被告を乗せた車は、慶應義塾大学病院のVIP用特別病棟に入ったといい、同病院の精神神経科は約100年の歴史があり、今後は薬物依存症かどうかを検査し、専門の医師による集中的な治療プログラムを受けるとみられるといいます。
所属事務所『エイベックス・マネジメント』は保釈後に発表したコメントで、「様々なご意見があるとは存じますが、弊社といたしましては弁護士を含めた専門家の指導の下、本人を更生するための支援をいたします。」
と、今後もサポートしていく意向を示しており、沢尻エリカ被告への処分内容は裁判の結果を見て決めると説明しています。
沢尻エリカ被告の初公判は来年1月下旬~2月上旬ごろになる見通しで、それまで沢尻被告は病院などに身を隠し、初めて姿を見せるのは法廷となる可能性が高いといいます。
沢尻エリカ被告の薬物事件では、逮捕時に所持していた薬物の共同所持容疑で、恋人でファッションデザイナー・横川直樹容疑者(別名=NAOKI 38歳)も逮捕されていますが、横川容疑者は逮捕後から黙秘を続けているとの話もあり、刑事事件に詳しい弁護士によると、このまま完全黙秘を続けた場合には不起訴の可能性もあるといい、沢尻被告は所持していたMDMAとLSDについて「横川容疑者からもらった」などと供述しているものの、「沢尻被告の証言だけでは信憑性が低く立証には繋がりにくい」としています。
<↓の画像は、沢尻エリカ被告の恋人・横川直樹容疑者の写真>
横川直樹容疑者以外にも、沢尻エリカ被告と深い繋がりがあった人物も警察からマークされているとの話が各メディアに報じられており、沢尻被告と度々クラブに出入りしていた女優・片瀬那奈さんは、特に疑いの目が向けられています。
週刊誌『フライデー』最新号によれば、沢尻エリカ被告の逮捕前にクラブで2人が大ハシャギしている動画がネットにアップされており、片瀬那奈さん本人はレギュラー番組『シューイチ』(日本テレビ系)で沢尻被告の薬物使用を知らなかったと強調していたものの、「イメージを重視するテレビ局は、片瀬の起用に消極的です」とテレビ局関係者が語っています。
<↓の画像は、沢尻エリカ被告と親友・片瀬那奈さんの写真>
さらに、2006年と2010年に交際が報じられた中学の先輩で俳優・松田翔太さんに関しても、テレビ局やスポンサー側は、ほとぼりが冷めるまで起用は控えようという意向を示しているとしています。
<↓の画像は、沢尻エリカ被告と元カレ・松田翔太さんの写真(2006年にフライデー撮影)>
このように沢尻エリカ被告と親しい関係にあった芸能人たちにも大きな影響が及んでいるようなのですが、ニュースサイト『日刊サイゾー』によれば、片瀬那奈さんの所属事務所『研音』は事務所役員の呼びかけで、民放キー局の芸能デスクを集めた食事会を行い、「片瀬の潔白ぶりを主張した」との話があるとしています。
片瀬那奈さんは自身の彼氏、沢尻エリカ被告、横川直樹容疑者の4人でWデートするほど仲が良く、クラブに出入りしていたことも事実です。
<↓の画像は、沢尻エリカ被告や片瀬那奈さん等の写真>
しかし、片瀬那奈さんの薬物使用に関する具体的な情報は現時点では無く、あくまでも噂レベルの憶測ばかりの話しかないのですが、プライベートでも遊ぶ仲だっただけに疑われるのは仕方がないのかもしれません。
沢尻エリカ被告の薬物事件によって、様々な芸能人たちも迷惑を被っているのですが、6日に発表した謝罪コメントでは、「今後、違法薬物と決して関わりを持つことのないよう、人間関係を含めた繋がりを一切断つことを固く決意」したとしており、横川直樹容疑者をはじめ薬物で繋がっていた人物たちとの関係を清算し、これからの治療によって薬物依存状態から脱却できるよう努力してもらいたいです。