麻薬事件で逮捕され、2019年から芸能活動を休止している女優・沢尻エリカさん(36)が、東京・六本木の会員制ラウンジ嬢に転身したとの噂が飛び交う中で、『エイベックス』の松浦勝人会長(57)がYouTubeチャンネルで初めてこの件に言及し、ネット上で反響を呼んでいます。
沢尻エリカさんは2019年11月に合成麻薬「MDMA」と「LSD」の所持で捕まり、2020年2月に懲役1年6ヶ月・執行猶予3年の有罪判決を下されました。
沢尻エリカさんは裁判で、「女優業への復帰は考えていません。影響力のある立場の人間としてあまりに身勝手な行為で、多くの方を裏切り、傷つけてしまった。復帰する資格はない」
と、芸能界引退を宣言していましたが、現在も『エイベックス・マネジメント』に所属しています。
しかし、沢尻エリカさんは完全に表舞台から姿を消しており、来年2月に執行猶予期間が明けるものの、現在はどこで何をしているのか、今後芸能界に復帰するのかどうかも不明となっています。
そうした中で先月中旬ごろからツイッター等で、沢尻エリカさんに“六本木ラウンジ嬢転身説”が飛び交い、沢尻さんが働いている店として9月末オープンの会員制ラウンジ『LAKI TOKYO(ラキトーキョー)』や、同グループの『ファブリック六本木 -FABRIC-』に在籍しているといった情報が流れていました。
この真偽不明の情報に松浦勝人会長がYouTubeで言及し、沢尻エリカさんが六本木のラウンジ嬢に転身との噂を完全否定しており、「最近できたラウンジに行くとか行かないとかって。行くわけないだろ」「そんなに安くないからね、うち」「ふざけんなってことだよ。ふざけんなってか、別に水商売が安いとか高いとか、そういうことではなくて、これから俺たちが一生懸命あいつのためにやろうとしている時に、こういうくだらない噂が流れるのか。頭にくる」
と語り、芸能界復帰を示唆した上で、根も葉もない噂に対して怒りをあらわにしています。
松浦勝人会長はこのように、沢尻エリカさんの六本木ラウンジ嬢転身説を否定していたのですが、これに対してネット上では、
- 沢尻エリカが復活するのを楽しみ
- 普通に考えてありえないでしょ 沢尻さんが六本木のラウンジなんて安く見積もるのにもほどがあるぜ
- え、引退したんじゃないの?引退したならもう出てきちゃダメだよ
- 引退したのにまた復帰する気?そっちのほうがふざけんなだよ
- 「あいつが今、一生懸命…」とか言うんじゃなくて、「『俺』が一生懸命あいつのためにやろうとしてる時に」だから怒ってるのかw
- 所属タレントは全員俺の所有物、俺の女みたいなこの人の発言こそが足引っ張ってると思うが
- もう引退して真っ当に生きてる人をそっとしていてあげればいいのに。俺があいつの為にって言う独善的な発言が怖い
- 薬物での逮捕にはガッカリしたけど、彼女の容姿も歌声も演技も今でも好きです。
会社として彼女を支える、というのであれば頑張って、と思いますが、たかが噂にそんな怒んなくてもいいような
などの声が上がっています。
沢尻エリカさんが六本木のラウンジ嬢に転身との情報が拡散されていたものの、その後も沢尻さんの目撃情報などは出てこなかったためガセネタとみられていましたが、松浦勝人会長が噂をキッパリ否定すると共に、芸能界復帰も匂わせたことに対して賛否両論となっています。
沢尻エリカさんは「女優業への復帰は考えていません」と宣言していましたが、エイベックスは沢尻さんが逮捕後に、今後は更生のための支援をしていくと発表しており、事件から3年が経った現在も契約を続けています。
エイベックスは、沢尻エリカさんが薬物事件でNHK大河ドラマ『麒麟がくる』など複数の作品を降板し、それにより発生した億単位の損害賠償、違約金を肩代わりしたとの情報もあり、そうした事情があっていつかまた芸能界に復帰させ、返済させていく計画なのではないかと囁かれていました。
これもあくまでも噂、憶測レベルの話ですが、沢尻エリカさんの芸能界復帰説は度々報じられていて、同じく2019年に薬物事件を起こして懲役1年6ヶ月・執行猶予3年の有罪判決を受けた『電気グルーヴ』のピエール瀧さんは、すでに復帰して音楽活動をしたり、ドラマ・映画にも出演していることから、沢尻さんの復帰に期待する声も多くあります。
沢尻エリカさんは来年2月に執行猶予が明けますが、エイベックスはどういった形で沢尻さんを表舞台に復帰させるのか見ものですし、松浦勝人会長の今後の発言にも注目したいですね。