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池田純矢の事件と裁判の判決内容。ファンへの手紙公開で批判殺到。悲劇のヒーローぶり波紋広げる

池田純矢が特殊詐欺事件で実刑判決、直筆文書巡り物議。反省ゼロで活動再開に言及、炎上上等発言も…

昨年10月に特殊詐欺事件に関与したとして詐欺・窃盗容疑で逮捕、その後起訴された俳優・池田純矢受刑者(本名=下垣内純 しもがいと・じゅん 旧姓=池田、杉山 31歳)が、1年ぶりにX(旧ツイッター)を更新し、有罪判決を受けたことを公表したうえで活動再開に意欲を見せ、ネット上で物議を醸しています。

池田純矢受刑者は昨年9月に仲間と共謀し、東京都内に暮らす60代男性に電話をかけ、池田受刑者は警察官を装って男性から複数のキャッシュカードを騙し取り、銀行などのATMから現金約150万円を不正に引き出した疑いで逮捕、起訴されました。

この事件の判決内容は報じられていないのですが、池田純矢受刑者が12日にXで公開したファンに向けた文書の中で、「僕は先日裁判で有罪判決を受け、これから受刑者の身分になります」「これから約3年の休養期間ののち、第二章の幕を上げたい」と綴り、刑期を「休養期間」と表現して懲役3年以上の実刑判決を受けたことを明かし、現在は東京拘置所に拘置されているとしています。

また、池田純矢受刑者は2016年にバツイチ子持ちの一般女性と結婚し、2018年に子供が誕生しているのですが、文書の中では、「僕は今『天涯孤独』の身です。頼れる親類はおらず、助けてくれる身内と言う存在がありません。訳あって貯金はゼロで、今は家すら持たないホームレスの身です。まさか自分がこのような身分になるとは思いもよりませんでした。1人になってみて…。まずこの1年、ずっとひとりぼっちで孤独と戦ってきました。その戦いは本当に苦しく、心は折れ、前を向く事は出来ず、夢も希望も果ててしまいました。」などと綴り、妻と離婚したことを示唆しています。

<↓の画像が、池田純矢受刑者がXで公開した直筆文書の一部>

そうした中で「光を与えてくれた人」として、事件後も応援を続けてくれるファンの存在を挙げ、ファンに対して「僕からのお願い」として手紙を送って欲しいと要求し、「この絶望の淵から這い上がるために、もう一度前を向けるように、人生を諦めてしまわないように、貴方の前でもう一度光り輝く事が出来るように…どうかお力を貸しては頂けないでしょうか。」と呼びかけています。

それから10日経ち、22日に投稿した新たな文書では、前回の投稿から様々な手紙が届いたことを明かし、ネット上でも炎上していることを推測したうえで、「“世間”と云う大きな目から見れば、『おとなしく息を殺すように静かにひっそりと生きろ』というのが大方の意見だと分かっております。でもね、“たった一人”でも僕がこうして言葉を発することで『助けられた』『勇気を貰った』『嬉しかった』 そう言って下さる方がいる限り、辞めませんよ。炎上なんて怖くともなんともないですよ。『燃えてなんぼじゃい!』『応援してくれや』『待っててくれや!』と声を上げ続けます」としています。

そして、出所後はまず手紙をくれたファンにお礼参りの旅を行うとし、「どんな絶望からでも夢を見る事は出来る。人の心の強さは、命の火は、誰にも消せない。僕はもう一度光り輝く為にはどんな努力も惜しまない。どんな逆境にも負けない。“俳優として”もう一度同じように戻ってくる事は出来ないのかも知れない。それは十分分かっています。だから、“別の方法”を模索する。それさえも許されない世の中だとは思いたくない。世間のどんな辛い風当たりも跳ね返せるような、そんな人間になりたい。」などと綴っています。

これに対してネット上では、

などの批判が殺到し炎上しています。

池田純矢受刑者は2006年(当時14歳)に、『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』で準グランプリ(グランプリは溝端淳平さん)を獲得し、2011年に山田裕貴さんらが出演したスーパー戦隊シリーズ『海賊戦隊ゴーカイジャー』(テレビ朝日系)で、伊狩鎧/ゴーカイシルバー役を演じました。

<↓の画像が、伊狩鎧/ゴーカイシルバー役を演じた池田純矢受刑者の写真>

その後は様々なドラマや映画のほか、『PSYCHO-PASS サイコパス』『薄桜鬼』などの2.5次元舞台に出演したり、アニメ『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』『恋は雨上がりのように』『あんさんぶるスターズ』などの作品で声優を務めるなどしていました。

こうした過去の活動から多くの女性ファンを抱えており、今年1月に行われた初公判にも多くの女性ファンが傍聴に駆けつけていたそうです。

キャッシュカードを騙し取り、金を盗むという悪質な特殊詐欺事件を起こしながらも、こうした盲目な熱狂的ファンがいることによって、池田純矢受刑者は少しでも同情を買おうと、まるで自分が被害者かのように振る舞い、事件によって全てを失ったことをアピールしたり、応援の手紙を送ってほしいなどと呼びかけたうえで、罪を償う前から3年後の活動にも言及しているのだろうと思います。

ちなみに、池田純矢受刑者が逮捕後、週刊誌『週刊文春』のWeb版『文春オンライン』が配信の記事では、池田受刑者が勤務していた女性用の性的サービス店の顧客が取材に応じ、池田受刑者から身の上話を聞かされたことを明かしていたのですが、家族からはのけ者にされ、妻と離婚することになり通帳を押さえられてお金もなく、うつ病を発症して自殺未遂を図ったなどと不幸話をしていたそうで、「自分を悲劇のヒーローとみなす思い込みが強すぎる」と指摘していました。

Xに投稿したのはあくまでもファンに向けたもので、事件の被害者や関係各所への謝罪に関しては、改めて然るべき場で行っていくとしているのですが、長々と綴った文書を読む限りでは、自分が起こした事件に対する罪の意識はかなり低いと感じられます。

それは「『真実』はありますが“司法上”僕は先日裁判で有罪判決を受け」と綴り、刑期を「休養期間」と表現していること等からも明らかですが、これから刑務所に入って事件を反省し、そして被害者らに対して謝罪や弁済を行うなど、しっかりと罪を償っていってもらいたいです。

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