昨年2月に「急性リンパ性白血病」と診断され、抗ガン剤・放射線治療や造血幹細胞移植を受け、12月に退院した競泳女子の池江璃花子選手(いけえ・りかこ 19歳)のコーチ問題に、タレント・なべおさみさん(本名=渡辺修三 80歳)が干渉しているとの話を週刊誌『週刊新潮』が報じ、ネット上で物議を醸しています。
池江璃花子選手が所属するフィットネスクラブ『ルネサンス』と、マネージメントを手掛ける『ジエブ』は昨年12月に、池江選手が寛解状態を維持し体調も安定していることから無事退院したことを報告し、今後は陸上トレーニングを中心とした体力作りをルネサンスのトレーニングコーチと共にスタートさせることを発表しました。
また、療養前まで担当していたコーチがルネサンスを辞めたことから、池江璃花子選手とのコーチ契約解消となったことも報告しており、現時点でプールでの練習再開は未定ではあるものの、復帰後はルネサンス所属コーチから始動を受ける予定と説明しています。
こうしたコーチ交代発表の裏でなべおさみさんが、「池江さんのコーチだった三木二郎さんを、『僕が辞めさせた。僕らの仲を裂こうとしたからね』と周囲に吹聴しているのです」
と、事情をする芸能関係者が証言しています。
<↓の画像は、池江璃花子選手と三木二郎コーチの写真>
なべおさみさんと池江璃花子選手の関係は昨年8月に『週刊新潮』が報じており、同誌は2人が巡り合った経緯について、池江選手の母親が知人を介してなべさんと面識を持ち、そこから家族ぐるみの付き合いに発展したといいます。
なべおさみさんは以前から、“施術”と称してガン患者らに“気”や“パワー”を送り、これまでに王貞治さんなど様々な人の命を救ってきたと周囲に話したり、著書にも堂々と記しており、それが口コミで広まり、池江選手の家族も多額の費用を払ってなべさんに相談に乗ってもらっているとのことでした。
<↓の画像は、週刊新潮撮影の池江璃花子選手となべおさみさんの写真>
池江璃花子さんの所属事務所は週刊新潮の取材に対して、「治療は全て入退院をしながら病院で行っています。(なべおさみさんとは)あくまでもプライベートの中での交流と聞いていますので、それ以上はお答えできません。本人は回復に向け治療に全力投球しておりますので」
と回答しています。
また、なべおさみさん本人に代わって取材に応じたなべさんの長女は、「池江さんとはお話をしているだけで、気功なんてことはしていませんよ」と、気功パワーを送っているとの噂を完全否定しています。
『フライデー』も池江璃花子選手となべおさみさんの関係について報じており、池江選手が入院中になべさんが病室を訪れて“施術”を行っていたほか、お盆に一時退院した際にも週数回、なべさんの自宅で“施術”を受けていたとしていました。
この報道から半年以上が経ち、週刊新潮は再び池江璃花子選手となべおさみさんに関する記事を報じており、コーチ問題にも干渉している疑惑があるとのことなのですが、そもそも三木二郎コーチがルネサンスを退職した理由についてスポーツライターは、「池江さんが治療中なのに、専属でルネサンスにいても仕方ない。だから辞めたんですよ。日大水泳部には池江さんも籍は置いているものの、他の部員への指導にあたっていた。池江さんが復帰すれば、再度指導する可能性もあり、実際、三木さんは周囲にそう示唆していました」
と証言しています。
しかし、昨年12月に退院報告をした際にルネサンスと所属事務所は、三木二郎コーチとの関係解消も発表しており、これについて同スポーツライターは、「わざわざそこまで書いたことで逆に、池江さんと三木さんとの間で何か話し合いがもたれたのでは、と話題になったのです」
と語っています。
こうした情報をキャッチした週刊新潮は真相を確かめるため、なべおさみさんの携帯電話に連絡をするも通じず、一方で池江璃花子選手の所属事務所は「事実ではございません」とキッパリ否定したといいます。
ですが、前出の事情を知る関係者は、「なべさんは『璃花子は彼ではなく、僕を選んだ』とも話していたそうです」
とも語っています。
この報道に対してネット上では、
- 若・貴兄弟も昔は仲良かったんだよな。変な治療で変わってしもた…。同じようにならないように
- 助かる為には ワラにもすがると言うけれど、人の弱みにつけ込んで訳の分からない輩が出てくる。気で病気が治ったら医者などいらない、誰かが引き離さないと。
- これが事実なら日本の競泳界の国宝にとって大問題。池江さんにはなべみたいなヘンなオカルトには傾倒しないようにして欲しい。周りも注意してあげて。
- 病気を患うと精神的にもやられるから信仰に走る人は多い。有名どころだと市川海老蔵の嫁・小林麻央もそうだった。この苦しみばかりは本人と家族にしかわからないから。
- なぜなべおさみ?まずは自分の家族を幸せにしてから、他人の事考えてほしいわ。あんたの息子、いま何してるの?
自分の家族を幸せにできない、救えない人間にだけはすがってはダメ。 - 池江璃花子氏には頑張って、また競泳の場に戻ってほしい。医者を信じて元気になって、またコーチと目指すところを目指してほしい。
なべおさみには頼らないで。前歴などを見るとどう考えてもおかしい、不審な点が多すぎる。
何にでもすがりたい気持ちはわかるけど、信じるべきものを間違えないで。
などと心配の声が上がっています。
池江璃花子選手となべおさみさんの関係は、退院発表直後の昨年12月25日にも『週刊新潮』が報じており、なべさんは池江選手を利用して、自身のイメージアップや施術効果の信憑性を高めようとの思惑があるようだとしていました。
しかし、池江璃花子選手の所属事務所側は相変わらず、「病院外で治療を受けている事実はありません。なべおさみ様との関係については本人のプライベートの交流です」
とキッパリと否定しています。
そのため、なべおさみさんが本当に池江璃花子選手に対しても気功パワーを送っているのかどうかは不明です。
池江璃花子選手と三木二郎コーチの契約解消に、なべおさみさんが関与しているとの噂についても、三木コーチがルネサンスと契約解消したのは昨年5月末で、『フライデー』の記事では池江選手家族となべさんが知り合ったのは昨年7月としているため、なべさんがコーチ問題に関与しているとの話も真偽不明です。
ただ、三木二郎コーチはルネサンス退社後にスポーツ紙の取材に対して、現在も毎日のように見舞いに通い、池江璃花子選手から「戻った時に全力で見てもらえる環境」を要望されていることや、ルネサンス退社を伝えた際に「私が戻った時は面倒を見てください」と声を掛けられたと明かしていました。
それにも関わらず昨年12月に突然、コーチ契約解消が発表されたので、裏では何かあったのではないかと疑いたくなりますね。
また、なべおさみさんは過去に歌舞伎俳優・市川海老蔵さんの妻・小林麻央さんとも繋がり、乳ガンで闘病中の麻央さんに「“気”を送ってあげているんだ」などと周囲に話していたとも報じられており、なべさんとの関係が今後も続くようだとちょっと心配です。
池江璃花子選手は現在、2024年のパリ五輪への出場を第1目標とし、2028年のロサンゼルス五輪出場にも意欲を見せており、今後また競泳で活躍するために必要不可欠なのは科学的根拠の無い民間療法ではなく、医師による化学療法で、家族も藁にもすがる思いでなべおさみさんのパワーに頼ってしまったのかもしれませんが、これ以上深入りしないようにしてもらいたいです。