白血病の闘病生活を経て、競技復帰した競泳の池江璃花子選手(いけえ・りかこ 20歳)が、東京五輪の代表選考を兼ねた日本選手権で、出場した全4種目(50・100mバタフライと50・100m自由形)で優勝し、東京五輪のリレー2種目(4×100mリレーと同メドレーリレー)の代表に内定しました。
これによって複数の週刊誌が、池江璃花子選手とお笑いタレント・なべおさみさん(本名=渡辺修三 81歳)の関係や気になる言動を伝えています。
池江璃花子選手となべおさみさんの親密関係は、2019年8月に『週刊新潮』が報じたことで明らかとなり、白血病の治療を受けていた池江選手が一時退院後に、なべさんの自宅を訪れる姿をキャッチしていました。
<↓の画像は、『週刊新潮』撮影の池江璃花子選手となべおさみさんの写真>
なべおさみさんは以前から“施術”と称し、ガン患者等に「気」や「パワー」を送って命を助けてきたと周囲に語り、ある講演では自分にはそうした能力があると熱弁し、「自分は王貞治選手の病気を治療した」とも口にしていたといいます。
2015年に出版した著書『昭和の怪物 裏も表も芸能界』の中では、2006年に王貞治さんから「お会いできませんかね?少しお願いしたいことがありまして」と連絡があり、その後会って握手をしたところ電気の流れが交わり、「(王さんの)隠された健康状態が私の脳裏に記録された」「私には、その人の余命みたいなものが見える。」「私に命を永らえさせてもらった人も多いのだ。」「私に助けられた人の気が、私に移ってくるから本人は肉体の回復をみるのです。その分、私は私の体に移った病の気のために、しばらくの期間は苦しみます」
などと、非科学的なことを綴っていました。
また、なべおさみさんは乳ガンで闘病していた元フリーアナウンサー・小林麻央さんにも接触し、周囲には「麻央ちゃんに気を送ってあげているんだ」などと語っていたとも報じられています。
このような“スピリチュアル”な言動をしているなべおさみさんに、池江璃花子選手の家族が多額の費用を支払い、相談に乗ってもらっているとの疑惑を『週刊新潮』が報じたことによって、世間からは多くの心配の声が上がりました。
その後も『週刊新潮』や『フライデー』が、池江璃花子選手となべおさみさんの関係を報じていたのですが、『週刊新潮』が新たに報じている記事によれば、“オカルト療法”を施していた疑いのあるなべさんは、池江選手の活躍ぶりを受けて増長しているとしています。
記事では、なべおさみさんが所属する『吉本興業』の関係者が、「池江さんの復活を受け、なべは『璃花子は僕の治療を受けたから回復した』と触れ回っています。池江さんのことは『僕の水の天使』と呼んでいて、『僕がずっとパワーを送っている』とも話しています」
と明かしています。
また、こうした“オカルト療法”疑惑などもあって、芸能関係の仕事がほとんど無い状態が続いているものの、「気功の仕事は増えているようです。池江さんが活躍すればするほど、なべの元に治療して欲しいという話が舞い込む。東京五輪出場が決まったことでより気功の仕事が増えると見込んでいるようで、今やなべは『僕は神だから』とまで豪語しています」
と、増長していることを明かしています。
さらに、『フラッシュ』はなべおさみさんが池江璃花子選手に、北朝鮮産のパワーストーンをプレゼントし、池江選手がそれを肌身離さず持っているとの情報を伝えています。
なべおさみさんに近い関係者はそのパワーストーンについて、「天然ウランを含む鉱石で、北朝鮮で採掘された石だそうです。放出されるごく微量の放射線が血流をよくし、疲労の蓄積が少なくなることから、ハードワークへの耐性も高まるということでした」
と語っています。
そして、これらの報道を受けてネット上では、
- 誰のおかげでもなく、池江選手が強いだけ。支えになっていたとしても自分がとでしゃばるのは間違い
- オカルトなんてとんでもなく論外で興覚めもよいところ
- 完全に洗脳宗教じゃない?藁をも掴みたい弱ったところにつけこむ手法に見える。
本当にその様な力があるなら、表だってやってほしいな。裏でこそこそやっている感じあるし、それで商売している感じ。 - 彼の存在が病気と成績にどう影響を与えたかは分からないけど、病気からの驚異的な回復、あまりに早い時期での復調と五輪内定となった今、本人は完全に信じているでしょう。
- 自分の叔母は乳がんを患い、この手の「石」や「手かざし」を頼るあまり入院先の病院からも追い出され、結局亡くなりました。
幼くして遺された従妹たちや、男手一つで娘たちを育てた叔父も大変な人生でした。
藁をもつかむ思いとか、気持ちはわかるけれども現実はそんなわけにいかない。 - 本人が希望しなくても、こういう輩は不幸を嗅ぎつけて近づいてくる。
私が事故で顔を怪我した時も、親しくもない知人が「エステをしてあげる」と言ってマルチ商法の化粧品を担いでこようとした。
池江選手にも勝手にあれこれたかってきたことは想像できる。勝手に押しつけておいて「池江選手も使った石!」としたいだけじゃないかな。 - 池江さんの回復は本当に喜ばしいし、オリンピック代表選出まで復活したのは涙が出るほど嬉しい。
唯一気がかりなのはこのオカルトなべの影響。周りの大人たちは池江さんの人生に悪影響を及ぼさないようしっかりチェックしていて欲しい。
先端医療の成果を横から自分の手柄にする者に、心酔したりしないようにする必要がある - またぞろ「なべおさみ」がでてきたのか。池江は頑張っていると思うが、この話が出てくると池江の闇の部分を想像してしまう。
メディアもきちんと取り上げてほしい。間違っても池江がなべおさみの広告塔にならないように、池江も自らはっきりさせてほしい。 - スティーブ・ジョブズですらオカルト的な東洋医学に肩入れし、科学的治療が遅れたことで救える命を救うことが出来なかった。池江もこの先どうなるか不安が残る。
などの声が上がっています。
池江璃花子選手は2019年2月に「急性リンパ性白血病」と診断され、その後は抗ガン剤・放射線治療を受けるも合併症を併発したことにより、造血幹細胞移植を受け、寛解状態を維持していたことで同12月に退院しました。
昨年8月には1年7ヶ月ぶりにレース復帰を果たし、そこから着実にタイムを縮めて日本選手権では4冠を達成、東京五輪の代表メンバーにも内定しており、この回復力には医療関係者たちも驚きの声を上げていると『読売新聞』や『朝日新聞』などが報じています。
こうした超人的な回復ぶりを受けて、なべおさみさんは増長し、「璃花子は僕の治療を受けたから回復した」「僕は神だから」などと豪語しているそうですが、池江璃花子選手に近づき、自身の活動に利用するのは控えてほしいものですね。