ガールズ・ラップ・ユニット『hy4_4yh(ハイパーヨーヨ)』のプロデューサーで、ミュージシャンの江崎マサルさん(別名=エザキマサル卍 旧芸名=加藤永二)が、新型コロナウイルスへの感染発覚後、1週間ほどで急死していたことが明らかになりました。
公式サイト上での発表によれば、8月21日に『hy4_4yh』のメンバー・yukarinさん(本名=中島由香利 32歳)の新型コロナ感染が発覚後、江崎マサルさんは自宅待機し、その時点でのPCR検査結果は陰性だったそうです。
<↓の画像は、江崎マサルさんと『hy4_4yh』のメンバー写真(2018年撮影)>
しかし、8月24日に『hy4_4yh』のchanchalaさん(本名=坂越由実子 32歳)の陽性が確認され、江崎マサルさんも再検査した結果、江崎さんの陽性も確認されたといい、軽症だったことから自宅療養していたところ、容体が急変して8月31日に急死したとし、感染前までに新型コロナのワクチンを接種していなかったことも明らかにしています。
<↓の画像は、事務所のコメント写真>
江崎マサルさんは1990年代前半から俳優として活動し、1993年~1994年にかけて映画『麗霆゛子 レディース!!』や『ゴト師株式会社』、Vシネマ『激走バトルキング』などに出演し、その後は音楽活動を行い、ヴァイオリニスト・葉加瀬太郎さんプロデュースのバンド『ストロボ・ローディーズ』や、ミュージシャン・作曲家の住友紀人さんプロデュースでソロ活動などを行い、コミックバンド『すわマサル』でも活動していました。
また、『AKB48』や派生ユニット『渡り廊下走り隊7』、織田裕二さん、お笑いコンビ『日本エレキテル連合』等に楽曲提供も行うなど幅広く活動し、2005年から『hy4_4yh(ハイパーヨーヨ)』の総合プロデューサーも務めていました。
<↓の画像は、2015年撮影の江崎マサルさんと奥田民生さんの写真>
最後のメディア出演は、8月24日に放送されたラジオ番組『アフター6ジャンクション』(TBSラジオ)で、新型コロナ感染発覚から1週間ほどで急死しており、突然の訃報を受けてネット上では、
- 感染してから亡くなるまでいくらなんでも早過ぎない?
- 最初に感染したメンバーは辛いだろうな…
- 年齢と持病の有無が気になるな
- 年齢を公表してないみたいだけど若く見えるね。持病持ちだったのかな
- こういうことが怖いのよ。グループのメンバー間で感染して、亡くなるという事態になると、これからグループメンバーは重い十字架を背負って行かなければならないんだよ。
そこまで大袈裟でなくても少なくとも、自分が移して亡くならせたという罪悪感は残る。これは、職場でも家族でも同じ。 - 相変わらずコロナは風邪みたいなものだとか、ワクチン打つ意味はないとか言う妄想連中がいるけど、世界でどれだけコロナで亡くなった事か。
亡くなった人の報道見るたびにワクチン接種してたら違ってたかもと思ってしまう。 - 自粛しながらもライブやイベントを行い、メンバーも感染。そして年配であるプロデューサーへと感染、起きるべくして起きたことじゃないでしょうか?
自分たちは大丈夫と思っていたのでしょうね、もう遅いですけど。 - 自分が感染して後遺症に悩まされるのも嫌だけど、それ以上に自分がウィルスを誰かに感染させて、その結果死んでしまうのが一番怖い
- 軽症で自宅療養していて、こんなにあっけなく亡くなってしまう人がいる、この事実はもっと政府も深刻に受け止めてほしい。ポスト総理争い合戦してる場合でない。
などの声が上がっています。
『hy4_4yh』のメンバーは新型コロナに感染する前に、アルバムのリリースを記念してABEMAの番組に出演したり、東京都内のライブハウスなどでライブやイベントを開催していました。
そうした活動の中で感染してしまったのか、yukarinさん、chanchalaさん、江崎マサルさんの感染源は同じなのかどうかも定かではありませんが、江崎さんの訃報に『hy4_4yh』の2人はさぞ大きなショックを受けているかと思いますし、感染から1週間程度で容体が急変し亡くなられたとのことで、改めて新型コロナの恐ろしさを感じました。
そして、江崎マサルさんは新型コロナワクチンを未接種だったそうですが、持病の有無やワクチンを接種する予定だったのかなど詳細は不明ながら、音楽プロデューサーとして幅広く活躍していた方だっただけに、新型コロナによる突然の訃報は大きな波紋を広げています。
江崎マサルさんは生年月日、年齢を公表していなかったものの、デビュー年から恐らく40代後半から50代前半とみられ、まだまだこれからの方が亡くなってしまったのは非常に残念です。
江崎マサルさんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。