年内をもって歌手活動を休止することが発表された氷川きよしさん(本名=山田清志 44歳)が、活動休止発表後初めてインスタグラムを更新し、活動休止を決意した理由などを明かしています。
所属事務所『長良プロダクション』などの発表によれば、「ここで一旦お休みをいただき、自分を見つめなおし、リフレッシュする時間をつくりたい」という本人の意向を受けて、年内の活動をもって無期限の活動休止が決まったとしていました。
この発表後には氷川きよしさんに関する報道が相次ぎ、活動休止の真相を巡って様々な憶測が飛び交う中で、活動休止発表から4日後の25日に氷川きよしさんがインスタグラムを更新し、「色々と報道されておりますが、事務所との確執などが原因ではなくて、とにかく22歳からファンの皆様の真心にお応えしたいという思いがエネルギーでしたが、なかなか心と身体が思うようにならなくなり、ご期待にお応え出来ないこともあり、来年からリフレッシュの為お休みを頂く事に致しました。本当に心苦しく思っています。」
と、事務所との関係悪化説を否定しています。
現在の状況も明かし、「一部の雑誌社の方々が、家の周りに集まっていたり、複数の車で一日中、跡を付けてきたりして怖い思いをしています。ご近所様の迷惑にもなっていますし、私も買い物にもいけず、プライベートもなく、精神的に追い詰められています。」
と綴っています。
続けて、「芸能人としては仕方ないところはあるのかもしれません。でも、私も一人の人間であり、生きています。守るべき大切な人たちがいます。直接、私のところへ来られても、このコメント以上のことをお話しすることはありません。」
としています。
最後に、「黙っていたら変えられない、誰かが変えなきゃ変わらない、と思い、今の気持ちを伝えます。そんな思いで今年はがんばりますので一年間よろしくお願い申し上げます。」
と呼びかけています。
そして、この投稿を受けてネット上では、
- マスコミ、やり過ぎでしょ。ゆっくりしたいから休みを取るのに、これじゃ休みを取る前に心身がやられてしまうわ。
- 人間誰でもリフレッシュも必要です。ゆっくり休んでいただきたいです。
- あくまで休業ということなので、いつかまた戻ってこられると信じてお待ちしたい。ひとまず休業に入られるまでの活動も楽しみにしています。
- とぎれることなく、何年も先まで替えのきかない仕事が決まってるような芸能人は、追い詰められてしまう人もいると思う。
責任感強い人ほど、逃げられなくて最後は悲しい決断してしまう人もいる。氷川さんいい判断です。認めてくれる事務所でよかったです。無理せず休養してほしい。 - このコロナ禍で心身共に疲れ果てるのは誰しも同じだが、元気を与えてくれるエンターテナーだって疲れるのだと改めて考えさせられる。
更にコロナ以外で苦しめられているなんて本当に気の毒としか言いようがない。ゆっくり休んで欲しいものであるが、まずは年末まで走り切って欲しい。 - ずっと走り続けるにはかなりのパワーとエネルギーが必要。時に途中で歩きたくなるのも休みたくなるのもわかる。それはまた次へのステップでもある。
いいじゃないか、氷川さんの人生なんだから。どう歩こうと、どのルートを選ぼうと。他人は氷川さんの人生に責任は持てないでしょ。
『老後の資金がありません』の『Happy』がお気に入り。まずは氷川さん自身がハッピーにならないとね。
などの声が上がっています。
氷川きよしさんの活動休止発表後に『スポーツニッポン』が報じた記事では、レコード会社関係者が取材に対して、「心身面での健康上の問題や、プライベートでのトラブルなどは全くありません」と語ったとしていました。
このタイミングでの活動休止理由については「コロナ」と「多様性への渇望」があるとし、「自分も劇的な時代の変化に合わせて、いろんなことをリセットしたいと強く思うようになった」と、親しい音楽関係者が明かしたとも伝えていました。
また、氷川きよしさん本人と24日にやり取りしたというコラムニスト・山田美保子さんは、「『若い頃、遊びもせずに働きまくったので、ゆっくりします』ということをおっしゃっていた」と明かしています。
氷川きよしさんは2000年に演歌歌手としてデビューして以降、20年以上にわたって第一線で活躍を続け、根が真面目でサービス精神も旺盛で、人前では常に気を張るタイプだったといい、これまで仕事一筋でプライベートを犠牲にしてきたこともあり、「誰にも知られていない国に行きたいなあ」とボヤくこともあったと『スポーツ報知』は伝えています。
『日刊スポーツ』が昨年12月にインタビュー取材を行った際には、「22歳の時から走ってきて、自分の人間としての人生を考える時期でもあるのかな。何が自分にとって幸せなのか。自分も年ですし、親も年ですから。親と長くいてあげる時間もあんまり無かったので。そういう時間を大切にしてから歌を歌わないと、本当にメンタルもやられるかなって思って…」
と明かしていたとのことです。
そんな氷川きよしさんは2019年12月に週刊誌『週刊新潮』の取材に対して、周囲からのプレッシャーもあって、期待に応えようとするほど体調を崩し、パニック状態になることもあったと告白していました。
そして、活動休止発表によってマスコミに追いかけられる日々が続き、精神的に追い詰められているというのは心配で、活動休止までのスケジュールはある程度決まっていると思いますが、決して無理はしないようにしてほしいですね。