2000年に『箱根八里の半次郎』をリリースし、演歌歌手としてデビューした氷川きよしさん（本名＝山田清志 44歳）が、年内をもって歌手活動を休止することが発表されました。
氷川きよしさんの歌手活動休止は、所属事務所『長良（ながら）プロダクション』と所属レコード会社『日本コロムビア』が発表したもので、「氷川きよしは2022年12月31日をもちまして一旦歌手活動をお休みさせていただくことをご報告申し上げます。」
と報告しています。
活動休止の理由については、「ここで一旦お休みをいただき、自分を見つめなおし、リフレッシュする時間をつくりたいという本人の意向を尊重しこの様な決断に至りました。」
と説明しています。
続けて、「お休みの期限は特に定めておりませんが、お休みに入るまで約1年ございます。コンサートツアー、6月からの劇場公演等で皆様にお会いできるのを楽しみにしております。」
としています。
この発表を受けてネット上では、
- びっくりした。以前もそうだろうけど、今の状態も違う意味で無理をしていたのかも
- デビュー曲の箱根八里の半次郎から休まずにずっと出てるから、休んでも良いと思う。。。もしかして独立するのかな？
- 歌手活動は休止だが、メディアに出ないとは言ってない。タレント活動など、歌手活動以外はするんかな？全く出てこないよりは、出てほしいな。
- つい先日も新曲の宣伝見たばかりだし、昨年末の紅白では素晴らしい歌声を披露してからちょっとビックリ。
今年は新たな道を自由に進み、新しい魅力を期待していた矢先だから本当に驚いてる - 最近は正直にありのままに、自分のありかたを求めてチャレンジする姿がみられたけど、どこかで無理しちゃってたのかなあ。
リフレッシュしてまた帰って来て。私はきいちゃんも演歌のプリンスの氷川さんも好き - 去年ライブ行った時に、アイドルさんはメンバー増えたり減ったりしても活動できるけど、氷川きよしは１人だから辛いんです！って言ってたな。ゆっくり休んでくたさい。
- 行きたい先が今までやってきたことと違ってるんだろうね。最近は見てる側も混乱してたよ
- 自由に自分を表現できるようになった反面、古参のファン離れとか色々あるのかもしれないね。
演歌オンリーから曲のチョイスも変わってきたもんね。充分活躍されたし第二の人生を謳歌されればいいかと。
などの声が上がっています。
2000年に演歌歌手としてデビューした氷川きよしさんは、整った顔立ちや抜群の歌唱力から「演歌界のプリンス」「演歌界の貴公子」などと言われ、これまで20年以上にわたって第一線で活躍を続け、『NHK紅白歌合戦』には2000年から昨年末まで22回連続出場し、2008年の紅白では大トリも務めました。
2017年には、アニメ『ドラゴンボール超』（フジテレビ系）の主題歌『限界突破×サバイバー』を歌い、ヴィジュアル系アーティストのような出で立ちで激しく派手なパフォーマンスを披露するなど、これまでと違った容姿や活動でも大きな注目を集めるようになりました。
そして、デビュー20周年を迎えた2020年には、自身初となるポップスアルバムをリリース、昨年にはポップスのコンサートも開くなどし、ファン層を拡大させていきました。
ただ、氷川きよしさんがやりたいことと、事務所側が求める活動にズレが生じていたとも言われており、週刊誌『週刊文春』が年明けに出した記事によれば、氷川さんは2019年の紅白で囲み取材を受けた際に「きーちゃんらしく。きよし君にはさよなら」と語り、周囲には「演歌は歌いたくない」と言って、2019・2020年は『限界突破×サバイバー』を歌唱したとしています。
また、ここ最近は女性っぽい話し方やメイクをするようになり、インタビューなどでも自分らしく生きたいとの思いを明かしていたものの、事務所側はこれまで築いてきたイメージを壊すこと、演歌との決別などに対して否定的だったといい、スポーツ紙の記者は、「ここ数年は双方の攻防が続いており、取材で発言しても、事務所に削られてしまうことも。コンサートで演歌と、それ以外の曲調の2部構成にするなど、折衷案を模索している」
と語っています。
こうした報道も出る中で、氷川きよしさんは「自分を見つめなおし、リフレッシュする時間をつくりたい」との思いから年内の活動をもって、20年以上続けてきた歌手活動を一度休止することを決断したそうで、活動再開の時期などは現時点では不明ながら、活動休止中に身も心もリフレッシュして、さらにパワーアップした姿を見せてくれることに期待したですね。