人気演歌歌手の氷川きよしさん(36)が、今年4月3日にコンサートのために訪れていた岡山県・岡山市内の全日空ホテルのエレベーター内で、当時氷川さんのマネージャーを務めていた後藤光雄さん(仮名 20代)の頭部をカバンで繰り返し殴ったり、脚を蹴るなどとしていたとして、暴行容疑で東京地検に書類送検されました。
また相手の男性も、氷川さんに暴行を受けたことに対する口止め料として、1、2億円を要求したとして恐喝未遂の疑いで書類送検されました。
しかし、この一件はすでに両者の間で示談が成立していることから、これはあくまで形式上のもので不起訴となる見通しとなっています。
そして今回このような騒動を起こした氷川さんが、21日に大阪市内にある「岸和田市立浪切ホール」でコンサートを行い、改めてファンに向けてこの騒動について謝罪しました。
この日会場にいたファンの話によると、氷川さんは中盤から終盤にかけて設けられたトークコーナーで「僕のことで、ご心配をおかけして申し訳ございません」と3秒ほど深々と頭を下げ、「何一つ間違ったことも、恥じるようなこともしていません。安心して僕の歌を聞いてください。(芸能生活)20周年に向けて頑張るので応援してください」とファンに呼びかけたという。
これにファンも歓声や拍手で応じ、会場は大盛り上がりになったのだとか。
これにネットでは、
- 素直に謝って再出発した方がいいと思います。バックに何があってもね。
- え、暴行してないって言うんならなぜ示談が成立するの?意味わからんが・・・してないなら裁判でもして名誉毀損で戦えばいいじゃん。示談の時点でもう暴行しました、ってイメージ強くなるけど。
- 相手がプロだったら、示談で片付けた方が早いし波風立たない。・・という事務所の判断だと思うけどね。相手がもっとタチ悪かっただけの話じゃないかと。
- 事実じゃなけりゃふつう争うよね。示談って事は暴行は認めたって事でしょ。結局あやふやにして終わらそうとしてんだな。あまりにも好青年のイメージが付きすぎてるから、逆にちょっとぐらい外れたところがある方が良いのでは。
- そもそも殴ってないなら示談する必要なんてないわけで。火のないところには煙は立たない。
などのコメントがありました。
氷川さんは今回のコンサートで「何一つ間違ったことも、恥じるようなこともしていません」と身の潔白を語っていますが、元マネージャーの男性に対して示談金100万円を支払い今回の騒動の手打ちをしたと言われており、これは暴行したことを認めた、もしくは自身に非があったために支払ったものでしょう。
また『週刊文春』は氷川さんの暴行の様子を収めた音声データを公開しており、いくら潔白を証明しようとしても無理があります。
ここまで証拠と言えるものが揃っているわけですから、自身のイメージを保つために否定するのではなく、暴行したことを認めて誠意ある謝罪をしてもらいたかったですね。