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大谷翔平選手の通訳・水原一平がギャンブル依存症で窃盗容疑も…口座から不正送金疑い、違法ブックメーカーに多額の借金か

水原一平通訳がドジャース解雇理由は違法スポーツ賭博? 大谷翔平の金盗み、ギャンブルの借金返済疑いも真相は…

『ロサンゼルス・ドジャース』の大谷翔平選手(29)が、元バスケットボール選手の田中真美子さん(たなか・まみこ 27歳)と結婚し大きな話題になる中で、大谷選手の専属通訳を務める水原一平さん(みずはら・いっぺい 39歳)がドジャースから突然解雇され、その理由を巡って大きな波紋を広げています。

ドジャースは現時点で、水原一平通訳の解雇理由を明らかにしていませんが、複数の現地メディアは、水原通訳が違法なブックメーカー(賭け業者)に多額の借金を作り、大谷翔平選手の銀行口座から送金をしていた疑いが浮上し、ドジャースから緊急解雇されたと報じています。

<↓の画像は、水原一平通訳の写真>

各報道によると、連邦捜査当局が南カリフォルニア州のブックメーカーを運営するマシュー・ボウヤーさんを捜査する中で今年1月に、大谷翔平選手の銀行口座から少なくとも昨年9月と10月の2度にわたり、50万ドル(約7,500万円)ずつ送金されていることが確認されたそうです。

これについてスポーツ専門チャンネル『ESPN』が大谷翔平選手の代理人に確認したところ、当初は「水原氏の借金を肩代わりした」と答えたといい、19日に水原一平通訳本人にもインタビュー取材したところ、2021年にアメリカのカジノでマシュー・ボウヤーさんと出会い、同年後半からスポーツ賭博を始め、2022年末までに100万ドル(約1億5,000万円)以上の借金を負ったものの、賭けに関しては合法なものだと思いこんでいたと答えたとしています。

ちなみに、アメリカでスポーツ賭博は多くの州で合法ながら、カリフォルニア州では違法となっているほか、メジャーリーグの選手や従業員は野球以外のスポーツに賭けることは許されているものの、違法なブックメーカーや海外サイトを通じて賭けをすることは許されておらず、処罰対象になっているそうです。

水原一平通訳が主に賭けていたのは、海外サッカーやNBA、NFL、カレッジフットボールだったとし、「野球に賭けたことはない。それは100%(本当)です。ルールは知っていました。春季キャンプでそのことについてのミーティングがあります」と強調したとしています。

その上で、「ギャンブルは苦手だ。一度も勝ったことがない。つまり自分で墓穴を掘ってしまい、その穴はどんどん大きくなり、そこから抜け出すためには、もっと大きな賭けをしなければならず、負け続けてしまった。雪だるま式に」と明かし、借金の総額は450万ドル(約6億7,000万円)にまで膨らんでいたといいます。

そして、水原一平通訳は借金返済の肩代わりを大谷翔平選手に頼み込んだといい、「明らかに彼はそのことを快く思っておらず、二度とこのようなことがないように助けてくれると言った。彼は私のためにそれを支払うことを決めた」と説明し、その後大谷選手が水原通訳の前で送金手続きを行ったとのことです。

水原一平通訳にお金を渡すのではなく、大谷翔平選手の口座から送金手続きを行った理由については「翔平はお金に関して、私を信用していなかった」とし、取引説明欄には「ローン(貸付)」だと記していたといい、「翔平は、私にギャンブルでお金を無くしてほしくなかった」とも語ったそうです。

このように水原一平通訳は自身の違法賭博行為、そして大谷翔平選手に借金を肩代わりしてもらったことは認めつつも、「翔平は、賭け事には全く関与していない。これが違法だとは知らなかったことは分かって欲しい。私は厳しい方法で教訓を得た。もう二度とスポーツ賭博はやらない」「彼は私にギャンブルをさせたくなかったのです」「(借金は)必ず返す」と語ったとのことです。

水原一平通訳はさらにドジャースとの契約金についても語り、ドジャースとは年俸30~50万ドル(約4,500~7,500万円)で契約していることを認めたといいます。

ESPNはこのインタビュー内容をもとに、21日に記事を出す準備をしていたところ、大谷翔平選手サイドが水原一平通訳の証言を完全否定した上で、大谷選手の弁護士が声明を出す意向を示したといいます。

そして、大谷翔平選手の代理人が、「最近にあったメディアからの問い合わせに答える中で、我々は翔平が、大規模窃盗の被害者であることが判明し、この件は関係当局に引き渡した」との声明を発表、ドジャースは水原一平通訳の解雇を決定したとしています。

ESPNはその後、改めて水原一平通訳に取材をしたところ、前日のインタビューで語った内容の大部分を否定し、「大谷選手は自分のギャンブル活動、借金、返済努力について何も知らなかった」「全ては私の責任です。全ての結果に直面する覚悟はできている」などと語り、借金返済を肩代わりしてもらったとの話に関しても完全否定し、大谷翔平選手はこの件に一切関与していないと強調したそうです。

大谷翔平選手のお金を盗んだ疑いが持たれていることについては「コメントはできないと言われている」と答えたといいます。

そんな水原一平通訳は20日に、韓国・ソウルで行われた『サンディエゴ・パドレス』との開幕戦でも大谷翔平選手の通訳としてベンチ入りしていましたが、試合後にクラブハウスで選手たちの前で、「これから報じられる全てのことは自分の過ちです」「ギャンブル依存症となった私が全て悪い」と謝罪したとのことです。

現時点で大谷翔平選手はこの件についてコメントを出していませんが、インスタグラムで水原一平通訳のアカウントのフォローを解除しています。

そして、水原一平通訳のドジャース解雇を巡るトラブル報道を受けてネット上では、

などの声が上がっています。

水原一平通訳は6歳の時にアメリカ・ロサンゼルスに家族と移住し、カリフォルニア大学リバーサイド校を卒業後に通訳となり、2012年に『北海道日本ハムファイターズ』の球団通訳に就任、そして大谷翔平選手が2017年オフに『ロサンゼルス・エンゼルス』に移籍することが決定し、水原通訳も専属通訳としてアメリカに渡りました。

そんな水原一平通訳はこれまでただの通訳ではなく、大谷翔平選手のマネージャー的な立場で公私にわたりサポートを行い、運転手を務めたり、時にはキャッチボール相手になるなどして家族同然の関係にありました。

それだけに、あまりにも突然の解雇発表に多くの野球ファン等からは驚きの声が上がっており、水原一平通訳がギャンブル依存症で、違法なブックメーカーに多額の借金を負っていたという事実や、大谷翔平選手のお金で借金返済をしていたという報道を受けて、大きな波紋が広がっています。

現在も情報が錯綜していることや、水原一平通訳がESPNのインタビューで語った内容を撤回するなどしているため、どこまでが事実なのかは定かではない状況なのですが、エンゼルス時代から相当な収入を得ていたとみられるものの、ギャンブルにハマって億単位の借金を負い、大谷翔平選手のお金を使って借金返済をしていたというのはかなり衝撃的な話です。

もし本当に大谷翔平選手がこの件に一切関与していなかったのだとすると、なぜ水原一平通訳は大谷選手の銀行口座から送金手続きができたのか、パスワード・暗証番号などのログイン情報はどのように知ったのかなど、色々と気になる部分はあります。

そして、水原一平通訳が起こした問題によって大谷翔平選手の関与疑惑も浮上し、今後様々な悪影響が及ぶ可能性があり、精神的なダメージによって野球への影響がまず懸念されますが、果たして今後どうなるのか、引き続き動向を見守っていきたいところです。

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