水原一平を銀行詐欺罪で告訴、大谷翔平の口座から不正送金の悪質手口判明で物議。違法賭博に溺れて銀行や経理も騙し…
『ロサンゼルス・ドジャース』の大谷翔平選手(29)の元専属通訳・水原一平さん(39)が、違法スポーツ賭博で作った借金返済のため、大谷選手の銀行口座からブックメーカー(賭博業者)の胴元に不正送金を行ったとする問題で、アメリカの捜査当局が12日に会見を開き、銀行詐欺罪(30年以下の禁固または100万ドル以下の罰金)で告訴したことを正式発表しました。
アメリカの連邦捜査機関(内国歳入庁・国土安全保障省・司法省)の発表によると、水原一平さんは2021年11月から今年1月にかけて、大谷翔平選手に無断で合計1,600万ドル(約24億4,800万円)以上を不正送金したとして、銀行詐欺の疑いで訴追(刑事手続き)したとのことです。
捜査当局の説明や告訴状などによれば、大谷翔平選手が『ロサンゼルス・エンゼルス』に移籍した2018年3月に、アリゾナ州の銀行に年俸を受け取るための口座を開設し、通訳として開設を手伝った水原一平さんは口座へのログイン方法などを把握していたとみられるとしています。
そして、大谷翔平選手が投打の二刀流で数々の記録を打ち立て、日本人で初めて満票によりMVPを受賞した2021年に、水原一平さんは違法ブックメーカーの運営者と知り合い、野球以外のスポーツ賭博を始めたところ、数ヶ月で多額の損失が出始めたといい、そのころに大谷選手の銀行口座の連絡先を、自身の電話番号とメールアドレスに紐付くように変更したとみられるそうです。
また、水原一平さんが大谷翔平選手のふりをして銀行に電話し、送金を承認させていたことも録音記録から判明したとし、捜査当局は大谷選手にも事情聴取を行い、携帯電話の提供も受けて調べた結果、大谷選手が水原さんの違法賭博行為や借金返済に関して、認識もしくは関与していたことを示す証拠は無いと判断し、「大谷選手は被害者だと強調したい」と語りました。
大谷翔平選手は事情聴取に対して、「代理人や会計士との会話の通訳を水原氏に依存していた。代理人や会計士らが全ての口座を監視していると信じていた」
と述べていたとしています。
検察官は会見後の取材で、「大谷選手は1,600万ドルを超える巨額の詐欺の被害者だった。彼がスポーツ賭博を許可した形跡も、スポーツ賭博について知っていた形跡も、彼が個人口座からの送金を許可した形跡も見つからなかった」
と、大谷翔平選手は“シロ”であることを強調したほか、大谷選手が協力してくれたことにより、捜査が早く終わったとしています。
現地メディアの報道によると、水原一平さんは今年1月までに約1万9,000回にわたって違法スポーツ賭博を繰り返し、合計約4,060万ドル(約62.3億円)もの借金を作っていたことや、借金返済に関連した担保として、大谷翔平選手の口座を使い約32.5万ドル(約5,000万円)相当の野球カード1,000枚をネットで購入し、「ジェイ・ミン」という偽名を使ってドジャースのクラブハウスに郵送するなど、大胆な手口も明らかになったとしています。
水原一平さんは1日に平均約25回、1回あたり平均約200万円を賭け、合計62億円以上の借金を作り、大谷翔平選手の銀行口座から最初に不正送金を行ったのは2021年11月で、不正送金の大半は2022~2023年にかけて行われていたといいます。
不正送金の手口については、銀行口座の連絡先を自身の電話番号とメールアドレスに紐付くよう変更した上で、水原一平さんが大谷翔平選手と偽って銀行に電話し、違法賭博関係者への送金を承認させたものの、当初は口座へのアクセスを拒否されてロックされたそうです。
その後、水原一平さんは口座のセキュリティ質問に答えることに成功し、数百万ドルが入った口座のロックを解除したほか、大谷翔平選手の資産管理を担う経理や金融顧問に対しては、この口座はプライベートなものとして、大谷選手が口座情報を教えない意向を示しているなどとウソをついていたとのことです。
また、訴状には違法ブックメーカーの運営者マシュー・ボウヤー氏と水原一平さんのメール内容も記録され、大谷翔平選手が2度目のMVPを受賞した翌日に、水原さんの借金返済が滞っていたことで胴元の1人が大谷選手を尾行し、「私の電話になぜ返事をしないのか分からない。今ニューポートにいて(大谷選手が)犬と歩いているのが見える。彼に近づいて『水原氏から返答がないんだけど、どうやって連絡を取ればいいか』と聞けばいいかい? どうかすぐに電話をかけ直してほしい」
などと、脅すメッセージを送っていたそうです。
これに対して水原一平さんは「この数年で仮想通貨で多くのお金を失ってしまい、このスポーツ(賭博)でも大損をした」などと言い訳し、ドジャース移籍後の今年1~3月にかけて、大谷翔平選手の口座を使って野球カードを購入し、それを担保に信用賭けのクレジットの増額や、賭け金の上限引き上げを求めていたといい、違法賭博で借金を返済しようとしていたことがうかがえます。
しかし、これらの行為が現地メディアにバレて取材申し込みがあり、もう隠し通すことは出来ないと判断してインタビュー取材に応じたとのことですが、そこでも一度ウソをついた後に、3月20日の開幕戦終了後に違法賭博行為を認め、大谷翔平選手に不正送金を告白したとのことです。
これに対してネット上では、
- 大谷選手はフィクションを超えた成績を残してるが、詐欺被害までフィクションを超えてる…
- 大谷の信頼につけこみやりたい放題 ほんと最低だわ一平
- 大谷さん担保にギャンブルしてたんかと思うと、本当にどうしようもない
- ギャンブル依存症以前に単なる大悪人。かなりのサイコパス
- 完全なダメ人間で極悪人じゃん 同情の余地ないな
- ひろゆき あやまってすむレベルじゃねえぞ 完全な被害者なのに
- ギャンブルで買った額、負けた額、そして盗んだ額が壮大過ぎ。働いて返すとか以前の問題。これどうするの?
- 博打の負けを博打で取り戻すなんて出来るわけがない。たとえ勝ったとしても、莫大な金を反社まがいの者が払ってくれるはずが無い。
逆に今まで大谷選手の金を騙し取っていた事をバラすぞと脅されるのがオチ。一平は博打に手を染めた時から既に終わっていた - 身の丈に合った生活をしないと人は駄目になるという見本みたい。一平さんはこれで心を入れ換えることができるのかな。依存症に侵されてしまった頭は元に戻るのだろうか。
などの声が上がっています。
また、これまで水原一平さんの違法賭博や不正送金を巡り、大谷翔平選手の関与を疑い続け、大谷選手の会見後には「大谷さんもとうとう嘘をつく大人になってしまったんじゃないかな」などと語っていた、『2ちゃんねる』の開設者で実業家の“ひろゆき”こと西村博之さん(47)はX(旧ツイッター)で、「水原さんはそこまで悪者じゃないと思ってたら、ビックリするくらい悪者でした。『大谷の銀行口座から最低でも約24億5000万円を送金』『水原氏は2021年12月から今年の1月までの間に日本円で約62億3270万円ほど負けたことになる。』憶測外れてましたー。すいませーん。」
と謝罪しています。
<↓の画像が、ひろゆきさんのX投稿写真>
各報道によれば、水原一平さんは大谷翔平選手のお金を使って違法賭博をし、さらに勝ち分に関しては自身の口座に振り込まれる形になっていたといい、その分の納税をしていたのかも定かではなく、脱税の疑いもあると指摘されています。
そして、水原一平さんは少しでも刑を軽くするために、検察との司法取引に応じる方向で調整を進めているとされ、そのために司法取引の手法に長けたマイケル・フリードマン弁護士を雇ったのではないかとみられているのですが、司法取引をしたとしても禁固10年ぐらいになるのではないかとの見方もあります。
今後どうなるかはまだ分かりませんが、水原一平さんが不正送金していた額が当初報じられていたものよりも3倍以上も多く、さらに銀行なども騙して大谷翔平選手の口座から送金を続けるなど、かなり悪質な行為を繰り返し行っていたようなので、重い処分を下されても仕方がなく、正直本人のためにも厳しく罰せられた方がいいように思います。
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- https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240412/k10014419771000.html
- https://www.yomiuri.co.jp/sports/mlb/20240412-OYT1T50087/
- https://the-ans.jp/news/409154/
大谷は口座の金額などは2年の間全く見ていなかったのだろうか。いくら会計士などに任せているとしても。
出ていく金額より入ってくる金額の方が多いし、正確に把握できてなかったんだろうな。
水原がやったことは、同情できる範囲を超えている。二十年は檻の中に閉じ込められるべき。
「10以上ある口座の一つで、水原に管理を任せた口座、日々の雑費支払いを一任」
あたりの説明が無きゃ、大谷の金銭&危機管理能力を激しく疑わざるをえんわな
水原ママにお年玉を預かってもらう倹約家の大谷少年、って歳でも母子でもねえw
IDとかを開設時同伴で知られた上に使い込まれるとか母子そのもの過ぎだがw
続きで「…水原の腕見込んで運用資金を提供も…月一億円入金設定」とは言えんかw
どんだけ信頼してんねん