『ロサンゼルス・ドジャース』の大谷翔平選手(29)の元専属通訳・水原一平容疑者(39)が、大谷選手の銀行口座から1,600万ドル(約24億5,000万円)以上を不正送金したとして銀行詐欺容疑で訴追され、この事件を受けて水原容疑者の妻にも同情の声が集まっています。
水原一平容疑者は、大谷翔平選手が『ロサンゼルス・エンゼルス』でホームラン王争いをしていた2021年9月から違法スポーツ賭博を始め、その翌月には借金を抱え、水原容疑者が開設をサポートした大谷選手の口座に初めてアクセスし、口座の連絡先を自分の電話番号とメールアドレスに変更した上で胴元に借金を返済、勝ち分に関しては自身の口座に振り込むようにしていました。
こうして水原一平容疑者は今年1月までに、約1万9,000回にわたって違法スポーツ賭博を行い、勝ち分の総額は約217億円、負け分は約279億円で計62億円以上の借金を作り、約24.5億円を大谷翔平選手の口座から胴元に不正送金をしていました。
これらの行為が3月にバレてドジャースを退団、そして今月12日に銀行詐欺の疑いで訴追され、翌日に裁判所に初出廷し、これまで左手の薬指にハメていた結婚指輪を外していたことも話題になっています。
<↓の画像は、初出廷後の水原一平容疑者の写真>
水原一平容疑者は2018年に、『北海道日本ハムファイターズ』で通訳をしていたころから交際の一般女性と結婚しました。
<↓の画像は、結婚前の水原一平容疑者と妻の写真>
水原容疑者は2019年1月にスポーツ紙の取材に対して、「シーズンが終わった後の食事の席で、翔平から新婚旅行のプレゼントをもらいました。封筒で旅行券のようなパックになっているものです。今回のオフの期間は短くて、行けるか分かりませんが、本当にうれしかったです。1年前の出発の時にも機内でサプライズで結婚を祝ってもらいました。」
と明かし、昨年の『WBC』で優勝時には夫婦揃って大谷翔平選手と一緒に写真も撮っていました。
<↓の画像は、WBC2023優勝時の大谷翔平選手、水原一平容疑者と妻の写真>
そして、今年3月15日に大谷翔平選手がインスタグラムで、2月末に結婚発表した元バスケットボール選手・田中真美子さん(27)に加えて、水原容疑者と妻も写った写真を公開したことで大きな反響を呼びました。
<↓の画像は、大谷翔平選手が3月に公開した写真>
ドジャースの公式インスタグラムでも、大谷翔平選手と田中真美子さんの初2ショットに加えて、水原一平容疑者と妻の2ショット写真も複数公開され、3月18日の韓国代表とのエキシビションマッチと同20日の開幕戦では、大谷翔平選手の母親・加代子さんと田中真美子さん、水原容疑者の妻が一緒に試合観戦する姿が目撃されており、複数のメディアがその時の姿を公開していました。
<↓の画像は、ドジャースの開幕戦を観戦した大谷翔平選手の母親・加代子さん、田中真美子さん、水原一平容疑者の妻の写真>
しかし、開幕戦終了後のチームミーティング時に水原一平容疑者は、「自分はギャンブル依存症だ。借金を翔平に肩代わりしてもらっていた」と告白し、大谷翔平選手と2人っきりでホテルで話した際に、「違法賭博で多額の借金を抱え、預金を盗んだ」と告白したほか、「翔平が僕の借金を肩代わりしたことにしてもらえないか」とも依頼したとされています。
大谷翔平選手はその頼みをキッパリと断り、代理人に連絡して弁護士や水原一平容疑者の妻を会議室に呼び、話し合いを行ったといいます。
水原一平容疑者は問題が表沙汰になる直前の3月19日に、アメリカのスポーツ専門チャンネル『ESPN』のインタビュー取材を受けた際に、「妻は、今でさえこのことを知りません」と語っていたそうで、大谷翔平選手と同じく妻も大きなショックを受けたとみられます。
そして、水原一平容疑者が初出廷時に結婚指輪を外していたことでネット上では、
- 別れるべき マフィアが絡んでいる、命が危ない
- もう離婚したのかな。しなかったらびっくりだな。キレイなひとだから、さっさと切りかえて幸せに生きて欲しい。
- まあ、離婚でしょうね。これからずっと服役しなきゃだし。
- もう人間として信用できないでしょ。支えるといっても相手ともう一度信頼関係を作り直せると思えないと無理だろうし、ここまで盛大な犯罪行為、裏切り行為をしてしまったらどうにもならん。
- 水原一平はムショは仕方ないけど奥さんが可哀想だね。慰謝料も取れないだろうし
- 毎日何十回も賭け事やってたんでしょ?しかも3年も。自宅で奥さんは気付かないもん?
- あの6人の写真、すごくいい写真だったけど、こんなことになるならもうしばらく顔出しするのやめとけば良かったよね、水原妻。。。
まさかの急展開に気持ち整理するの大変だろうなぁ。ホント、人生何があるかわからない。自分が選んだ夫とはいえ、気の毒過ぎ。
などの声が上がっています。
銀行詐欺罪の法定刑は「30年以下の禁錮または100万ドル以下の罰金」で、水原一平容疑者は弁護士を通じて検察と司法取引を行っていると報じられていますが、もし司法取引が成立しなかった場合には、連邦法とカリフォルニア州法合わせて最長で禁錮21年の処分が下される可能性もあると、国際弁護士の清原博さんが語っています。
水原一平容疑者は単に不正送金を行っていただけでなく、銀行も騙して送金を行うなどかなり悪質な行為をしていたとされるため、司法取引が成立したとしても最低でも禁錮7年ほどの実刑判決が下されるとも推測されています。
何よりも家族も含めて多くの人を裏切り、多額の借金を抱えながらドジャースも解雇されただけに、このまま妻とは離婚となるだろうというのが大方の見方ですが、今後の裁判の行方と共に、妻との関係はどのような展開を迎えるのか、引き続き動向を見守っていきたいです。