歌舞伎俳優・中村鶴松が建造物損壊事件で不起訴、示談成立で謝罪コメント。襲名・幹部昇進が延期、今後の活動にも言及

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中村鶴松

泥酔状態で飲食店のドアを破壊したとして、建造物損壊容疑で逮捕された歌舞伎俳優・中村鶴松さん(本名=清水大希 30歳)が不起訴処分(起訴猶予)となり、所属事務所『ファーンウッド』が10日にコメントを発表しました。

中村鶴松さんは1月18日に、泥酔状態で東京・西浅草のケバブ店に入ってトラブルになり、店のドアを蹴破るなどして警察に通報され、建造物損壊容疑で現行犯逮捕されました。

この事件によって当面謹慎となり、2月に予定していた「初代 中村舞鶴(まいづる)」の襲名と幹部昇進の延期が決定しました。

事件から1ヶ月半が経ち、9日に検察が不起訴処分としたことを発表しました。

これを受けて事務所が声明を発表し、「被害店舗様には多大なご迷惑をおかけしましたが、寛大なご配慮をいただき、先日、示談が成立し、お許しいただくことになりました。今般の件について弊社からも当人を厳しく戒め、中村鶴松自身も二度とこのような過ちを繰り返さないことを誓い、猛省しております。」と謝罪しています。

今後の活動については、「関係各方面の皆様方と協議をさせていただきつつ、検討させていただく所存です。」としています。

中村鶴松さんも事務所を通じてコメントを発表し、「この度は私の軽率な行動により被害店舗様には大変ご迷惑をおかけしましたこと深くお詫び申し上げます。そして関係各所の皆様、日頃から応援してくださる皆様に多大なご迷惑、ご心配をおかけしてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです。今回の件を厳粛に受けとめ自分自身を見つめ直してまいります。」と謝罪しています。

続けて、「再び舞台復帰の機会をいただけるのであれば、その重みを決して忘れることなく、舞台人としての責任を胸に刻み、一瞬一瞬を大切に演じてまいります。そしてこのような事態を二度と起こさぬよう、行動を改めてまいります。誠に申し訳ございませんでした。」としています。

不起訴処分と謝罪コメント発表を受けてネット上では、

  • 歌舞伎俳優ってロクな奴いない 世の中舐めきった素行不良ばかり
  • 公演期間中だったから最悪でしたね。酒に飲まれたにせよ、せっかくコツコツ血筋関係なく頑張っていたのに。また下積み期間が長くなりますね
  • 普通の人間はたとえ酔っててもこんなことやらない。きっとまた繰り返すんじゃないかな。
  • こういうのって、役者を過剰に持ち上げる取り巻き連中もよくないよな。ちょっと周りが甘やかしすぎだと思う。
  • 明らかに復帰を前提とした謝罪内容だな。一般企業なら、逮捕されたら解雇されても文句言えないし、復帰しても誰も相手にしてくれないところもあるだろうね
  • 不起訴=無罪かも知れないが、不起訴=無実とは限ら無い。一部の熱烈なファンの中には、不起訴になったからには、すぐにでも今まで通りの活動を望む声も有るが、場合によっては一定の禊が必要な場合もあるのでは。

などの声が上がっています。

中村鶴松さんは一般家庭出身で、10歳の時に18代目・中村勘三郎さん(2012年12月死去、享年57)の部屋子となり、勘三郎さんのもとで修行を積んで芸を磨き、現在では「中村屋のホープ」と言われるまでの存在となっています。

<↓の画像が、中村鶴松さんと中村勘三郎さんの2ショット>
中村勘三郎と部屋子時代の中村鶴松

今年2月には、中村鶴松さんが兄と慕う中村勘九郎さんと中村七之助さんが考案した「中村舞鶴」を襲名し、歌舞伎で重要な役を演じる幹部昇進も予定していました。

事件の5日前に行われた会見で中村鶴松さんは、「今でも勘三郎の父が天国から手助けをしてくれていると思う。少しでも大きい名前にできるよう精進したい」などと語っていましたが、泥酔の末に警察沙汰のトラブルを起こし、襲名と幹部昇進が延期となりました。

<↓の画像は、1月の会見に出席した中村七之助さん、中村鶴松さん、中村勘九郎さん>
中村七之助・中村鶴松容疑者・中村勘九郎

過去には、中村七之助さんも泥酔状態でタクシーに無銭乗車し、駆けつけた警察に対して暴力を振るったことで公務執行妨害で逮捕され、約3ヶ月にわたり謹慎していました。

こうした過去の事例から、中村鶴松さんも謹慎期間は3ヶ月ぐらいを目処に、活動を再開するのではとの見方がある一方で、現時点では具体的な復帰時期は決まっておらず、襲名と幹部昇進は不透明な状況との報道もあります。

いずれにせよ、歌舞伎俳優としての活動を続けるのであれば、今後また周囲に大迷惑をかけることがないように、禁酒するなどしてトラブルの再発に努めてもらいたいところです。

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