歌手のMISIAさん(38)が「急性肝炎」で入院し、11日に宮城県仙台市内で開催の東日本大震災復興支援ライブ『 The Unforgettable Day 3.11』への出演を中止することを発表しました。
これはMISIAさんの公式ホームページなどで2日に発表され、「先日、MISIAが体調不良を訴え、医師による診断の結果、「急性肝炎」との診断を受け、入院を致しました。」と報告。
現在の状態については、「幸い加療により日々快方に向かってはおりますが、医師よりしばらくは安静が必要との診断を受けております。」とし、出演は困難だと判断したことから、11日に仙台PITで開催される『The Unforgettable Day 3.11』への出演を取り止めることを决定したとのことです。
また、25・26日に開催の『第33回JTB世界遺産劇場 Misia Candle Night 2017-鹿児島 仙巌園-』については、振替公演を5月27・28日に開催することを告知しています。
そして、MISIAさんの直筆コメントもサイト上では公開されており、以下が全文となります。
皆さまへ
この度は体調不良により、ご心配をおかけしてしまい申し訳ありません。
幸い体調は回復へと向かっておりますが、しばらく安静にということで今回の東北復興支援ライヴ出演を断念するに至りました。
本当にごめんなさい。
東日本大震災から、6年の月日が過ぎようとしています。
何度も東北を訪れる中で、立ち上がり前に進む力強い東北を感じると共に、震災の教訓を風化させてはいけない、あの時日本中が、世界中が、東北に寄せた重い、復興への願い、そして人と人との繋がりを決して忘れてはいけないと感じています。
東北復興支援ライヴ「The Unforgettable Day 3.11」には、素晴らしいアーティストの方々が歌い集われます。
私たちにとって大切なことに想いを馳せ、誰かを想いその想いが私たちの未来に繋がっていくことを願っています。
東北の復興を、そして皆さまの笑顔を心からお祈りしております。
病室からの手紙にて、乱筆お許しください。
MISIA
<↓の画像が、MISIAさんの直筆コメント>
ちなみに、MISIAさんが出演を取り止めた『The Unforgettable Day 3.11』には、岸谷香さん、ゴスペラーズ、Charaさん、宮沢和史さん、小林武史さん、Salyuが出演することが決定しています。
そして、MISIAさんが急性肝炎を患い、入院していることが明らかとなりネット上では、
- 肝臓は怖い。しっかり治して!
- ライブ断念は不本意かもしれませんが、しっかり体調を整えてみんなの前で披露して下さいね。応援してます!
- この時季は牡蠣なんかでもウイルス性肝炎になりますよね。特効薬は無くて、加療と言えばひたすら絶対安静。日にち薬という側面はあるものの、しっかり治さないと肝臓は後々響く
- 普段は数値が低くても体調によって悪化する時があるからね、薬を飲みながらでも仕事によっては可能だけど、あれだけパワフルに歌ったり立ちっぱなしは体力的につらいと思う。自覚症状はあまり無い事が多いよね。こじらせると厄介だから早めにゆっくり直してまた歌を聞かせてほしい。
などのコメントが寄せられています。
「急性肝炎」というのは主に肝炎ウイルスの感染が原因で起こるものだそうで、症状としては黄疸(おうだん)、食欲不振、吐き気、嘔吐、全身倦怠(けんたい)感、 発熱などがみられるといいます。
肝炎ウイルスについては、A型、B型、C型、D型、E型があり、A型やE型については経口感染で、主にウイルスに汚染された水や食べ物を介して感染。
B型やC型は主に血液や体液などを介して感染、D型は血液などを介して感染するのですが、B型に感染している人のみが感染するとのこと。
MISIAさんは、音楽活動以外にもアフリカなどの発展途上国で支援活動を行っており、2013年には外務省から「第5回アフリカ開発会議(TICAD V)」の名誉大使に任命されるなどしているのですが、海外に行った際に水や食べ物などで経口感染した可能性もありそうです。
しかし、実際のところは何が原因で急性肝炎を発症したのかは不明なのですが、先日体調不良を訴えたものの、現在は快方に向かっているとのことですので、深刻な状態ではない様子で安心しました。
早く治すためには安静が必要となりますので、焦らずにしっかりと治療を行い、万全な状態になってからまた素晴らしい歌声を披露してほしいですね。