俳優・橋爪功さん(75)の長男で俳優の橋爪遼容疑者(30)が、覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕され、使用についても認める供述をしており、8日午前には橋爪さん親子が住む自宅の家宅捜索が行われました。
橋爪遼容疑者は2日21時半ごろ、40代の知人男性が住む埼玉県内の共同住宅で、Aとともに覚せい剤を所持していたとして現行犯逮捕され、自宅にも薬物を所持していないかなど、詳しく調べているとのことですが、8日発売の週刊誌『週刊文春』は、6年前にも東京・新宿であるトラブルを起こしていたことを再び取り上げており注目を集めています。
『週刊文春』は2012年1月に、「警察が職務質問、尿検査までした大物俳優の息子」という見出しで、橋爪遼容疑者が警察から職務質問され、尿鑑定を受けていたことを報道していました。
当時の記事によると、警察は都内の「ハッテン場」(男性の同性愛者たちの出会いの場所)で薬物事件が多発していることを警戒し、捜査員たちは網を張っていたそうです。
そうした中で、新宿区内のハッテン場になっている店から橋爪遼容疑者が明け方に姿を現し、酩酊状態だったことから警察は職務質問し、尿検査も行ったといいます。
取り調べに対して橋爪遼容疑者は、「私は橋爪功の息子です」と話し、ハッテン場に行った帰りだということも明かしたといい、不審に感じた捜査員は尿検査を実施したものの、尿検査では成分が検出されず陰性だったことから、「保護事案」として警察は処理したそうです。
なお、当時『週刊文春』の取材に対して橋爪功さんは、「その件は何も聞いていない。そういうのは知りたくないんですよ」と困惑していたといい、橋爪遼容疑者が当時所属していた事務所の担当者は、警察から事情聴取を受けたことは事実と認めた上で、「店には知人に誘われて行った。楽しく飲んでいただけでやましいことは何もない」などと説明をしていたそうです。
こうした報道から5年以上が経ち、40代の知人男性と覚せい剤を所持していたとして逮捕され、さらには使用についても認める供述をしているとのことなのですが、ニュースサイト『日刊サイゾー』は覚せい剤の入手ルートに関する記事を報じており、芸能界ではタレントAの名前が飛び交っていると伝えています。
そのタレントAは、橋爪遼容疑者が利用していたと噂されているハッテン場によく出入りしていたと言われているほか、薬物売買の仲介説も浮上していたそうで、ハッテン場事情に詳しい元雑誌編集者は「遼さんとAが都内の同じハッテン場を利用していることは、間違いなかったと思う」と証言しています。
ハッテン場でAと知り合った芸能人の中には、Aが経営している会員制バーにも立ち寄る人がおり、部外者は入ることができないため、薬物の売人がいるという怪しい噂があったそうで、もしAと橋爪遼容疑者が親しくバーに出入りしていたのであれば、覚せい剤はここで入手していた可能性があるといいます。
雑誌編集者はさらに、「Aは俳優業よりバー経営のほうが忙しくなっていたようで、営業も兼ねて 月に4~5回は(ハッテン場に)来ていた。クスリを買いそうな相手を物色していたのかも」と語っています。
疑惑が浮上しているAは、かつてバラエティ番組などにも出演していたそうですが、近年は表舞台で見かけず、芸能事務所などに所属している様子も無く、どのようにして生計を成り立たせているのか謎のようです。
昨年12月に、大麻、コカイン、ケタミンなどの違法薬物の使用疑惑が浮上し、芸能界引退を電撃発表した俳優・成宮寛貴さん(34)についても、デビュー前には新宿2丁目で働いていたことで知られており、同性愛者疑惑がありました。
<↓の画像は、『フライデー』の成宮寛貴さん薬物使用疑惑報道>
それに続いて橋爪遼容疑者も覚せい剤で逮捕され、こうした話を聞いてしまうと新宿に出入りしている他のオネエ系タレントらについても、もしかしたら…と思ってしまいますね。
夕刊紙『日刊ゲンダイ』によれば、共に逮捕された40代男性は一体何者なのかまだ明らかにされていないものの、別の覚せい剤事件で逮捕された男性が「Aから覚醒剤を譲り受けた」と証言しているようで、売人の可能性もあるのではないかと言われています。
そのため、タレントAがこの事件に関与しているのかどうかは不明なのですが、引き続き新たな情報に注目したいですね。