現在放送中のドラマ『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』(テレビ朝日系 土曜23時)など、様々な作品に出演の大ベテラン俳優・橋爪功さん(はしづめ・いさお 79歳)が、息子で俳優・橋爪遼さん(はしづめ・りょう 34歳)との関係が悪化しているとの噂を週刊誌『週刊女性』が報じています。
『週刊女性』は、親子関係が悪化した原因として、2017年に橋爪遼さんが起こした覚醒剤事件を挙げています。
<↓の画像は、橋爪功さんと息子・橋爪遼さんの写真>
橋爪遼さんは2017年6月に、ネット上で知り合った40代男性に現金2万円を支払い、埼玉県内の男性宅で覚醒剤を所持・使用した疑いで逮捕されました。
その後、男性との共同所持は認めにくいとして検察は覚醒剤使用の罪で起訴し、2017年11月に懲役1年6ヶ月・執行猶予3年の有罪判決が下されました。
<↓の画像は、覚醒剤事件で有罪判決を受けた橋爪遼さんの写真>
この覚醒剤事件の裁判では、橋爪遼さんが遅くとも2011年ごろから、断続的に覚醒剤を使用していたことや、2011年に麻薬等取締法違反容疑で摘発され、後に嫌疑不十分で不起訴になっていたことも明らかにされました。
橋爪遼さんはこの事件で、所属していた『ワタナベ・アクトゥール』(渡辺プロダクション系列)から契約解除されたほか、当時出演していたドラマ『やすらぎの郷』(テレビ朝日系)やバラエティ番組の出演シーンがカットされました。
また、出演映画『たたら侍』は公開からわずか3週間で一度上映終了となり、登場シーンをカットしたものを一部の映画館で上映となるなど、様々な作品に影響を及ぼしました。
そして、この事件から早3年以上が経ち、執行猶予期間が明けたのですが、橋爪遼さんを巡って橋爪家でひと悶着あったとの話を『週刊女性』が報じています。
記事では橋爪功さんの知人が、「次男の遼さんとの関係が悪くなっているんですよ……」「昨年の春ごろ、奥さんが周囲に『あの子が逮捕されてから、家庭内が荒れている。夫と一緒にいたくない』と漏らしていました。遼さんに対する功さんの怒りがおさまらず、家の中がピリピリしていたようです」
と証言しています。
橋爪遼さんは昨年末に執行猶予が明けたことを受け、役者として再出発を図ろうとしたそうなのですが、「『舞台で俳優としてやり直したい』と知り合いに声をかけていました。しかし、薬物問題でイメージダウンした彼を使いたがる人はおらず、すべて断られてしまったそう」「功さんに相談したところ、激怒されてしまったんです。彼は息子さんの件で、出演予定だった仕事をキャンセルしたり、謝罪行脚に明け暮れるなど、迷惑をかけられました。そうした事情を知りながら、改めて自分を頼ってきた遼さんに対して、内心“もう面倒は見たくない”という思いだったのでは」
と、知人が語っています。
その一方で、家族行きつけのバリ料理店の常連客は、「昨年10月に、遼さんと娘さんを含めた家族4人で食事していました。和気あいあいとして、険悪な雰囲気には見えませんでしたけどね」
と語り、親子関係が悪化しているようには感じられなかったとしています。
事の真相を確かめるため、『週刊女性』の取材班は3月初旬に、橋爪功さんに直撃取材を敢行し、橋爪遼さんの執行猶予期間が明けた後の様子について聞くと、表情を曇らせながら「…………。息子については、ノーコメントだよ」と答え、その後いくつかの質問を投げかけたものの、息子に関する話を聞くことはできなかったとしています。
<↓の画像が、『週刊女性』の直撃取材を受けた橋爪功さんの写真>
『週刊女性』はこのように、あの事件から3年後の家族の様子などについて報じているのですが、この報道を受けてネット上では、
- 父親は遅咲きの苦労人、息子は今年で35歳になる。親の力ではなく自分の力で頑張れと父親として思っているんでしょ
- この期に及んでまだ芸能の世界に身を置きたい、しかしどこも使ってもらえないから父親に何とか口をきいてもらおうなんて、甘えにもほどがあるだろ
- 厳しくするのは当たり前。家族はもちろんの事周囲の人達にも迷惑かけたのだから。
せっかく親が厳しく更生させようとしても芸能界が甘々だからどうかと思う - 橋爪さんもあらゆる方面に迷惑をかけた息子さんに対して面倒見たくないという気持ちと、親としての子供への愛情が入り交じった複雑な思いなのでしょうね。
- 父親に泣きついたことが怒り、情けなさになったんだと思う。俳優として才能があったとしても自分でその才能に泥を塗ってしまったのだから、別の道を選ぶなり、とにかく自分の力で現状を変えろと言っているのだと。
- 薬に手を出したのも自分の選択、仕事を失ったのも自分のせい。もう大人なんだから、仕事は自分でつかみ取って欲しいと思っているはず。
ここで直ぐに手を差し伸べない橋爪さんは偉い! - 更生は自分の力でやり直すことが前提なのに、安易に親に頼り、しれっと元のポジションにつこうとしたことに、更生しきれてない息子の甘さを感じたのでは?
本当に面倒見たくなきゃ、同居もしないしましてや飯など一緒に食いに行かないでしょ。
甘々なバカ親が多いこのご時世、とても立派な対応だと思いますけどね。
などの声が上がっています。
橋爪功さんは、橋爪遼さんの逮捕後に所属事務所を通じて、「この度は、息子遼の件で大変なご迷惑とご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。今は突然のことで気持ちが追いついていません。正直、話すべき言葉が見つかりません。」
との謝罪コメントを発表しました。
続けて、「本人も大人ですので、自らの責任で正しく対処していって欲しい、親としてはそれを願うばかりです。」
との思いを明かしていました。
橋爪遼さんの覚醒剤事件は橋爪功さんの活動にも影響を与え、逮捕後には事務所側に「仕事相手に迷惑を掛けてはいけないから、仕事はやりたくない」と言って、決まっていた仕事をキャンセルしたことなどをスポーツ紙によって報じられています。
橋爪遼さんは2度も違法薬物騒動を起こしているだけに、俳優復帰にあたって、自分を頼ってきたというのがもし事実とすれば、橋爪功さんが激怒するのも当然だと思います。
本当に俳優復帰しようと考えているのかは不明ですが、活動を再開するにしても、今後2度と違法薬物事件などのトラブルを起こさないようにしてほしいものです。