『おかあさんといっしょ』(NHK Eテレ)の11代目うたのおにいさんで、俳優・歌手の“だいすけお兄さん”こと横山だいすけさん(本名=横山大介 40歳)が、小児性愛者をネタにした楽曲の踊ってみた動画をTikTokで公開し、ネット上では「子供と関わる仕事でこれはない」などの批判が殺到して炎上状態となり、ブログ上で謝罪した上でTikTokをアカウントごと削除しました。
横山だいすけさんは9月29日に、イラストレーター・漫画家でVTuber・しぐれういさんの大ヒット曲『粛聖!! ロリ神レクイエム☆』の踊ってみた動画をTikTokにアップしました。
この曲は、YouTubeで公開の公式ミュージックビデオが公開1ヶ月足らずで再生回数は2,000万回超え寸目前で、特徴的なダンスが反響を呼び、TikTokには数多くの踊ってみた動画がアップされています。
横山だいすけさんも流行りに乗って、フォロワー数が16万人近かった自身のTikTokアカウントで『粛聖!! ロリ神レクイエム☆』のダンス動画を公開しました。
この動画は大きな波紋を広げることになり、それはこの曲の歌詞が少女好きのいわゆる「ロリコン」をネタにしたもので、9歳の小学生になったという設定のしぐれういさんが、ロリコンたちを罵倒する歌詞などが含まれています。
横山だいすけさんは2017年に『おかあさんといっしょ』のうたのお兄さんを卒業後も、番組の関連イベントに出演したり、ファミリー向けコンサート『Family Dream Live』やミュージカル『世界迷作劇場』などに出演しているため、小児性愛者をネタにした楽曲の踊ってみた動画を巡って物議を醸していました。
<↓の画像は、横山だいすけさんの『粛聖!! ロリ神レクイエム☆』踊ってみた動画のキャプチャー>
ファン等からの批判を受けて横山だいすけさんはブログを更新し、「この度TikTokの使用楽曲につきまして皆様から多数のご意見をいただきました。今回、曲の歌詞、及び背景を把握せず、流行りという理由だけでダンスを真似て投稿してしまいました。応援して下さってる方を深く傷つけてしまったこと、また、多くの方を不快な気持ちにさせてしまったこと、大変申し訳ございませんでした。」
と謝罪しました。
その後改めて更新したブログで、「皆様からのご意見を真摯に受け止め、TikTokはアカウント削除させていただきます。自分の立場であまりにも軽率かつ浅はかだったと反省してもしきれません。このたびは皆さまを深く裏切るかたちになってしまい申し訳ございませんでした。」
と、TikTokアカウントの削除も発表しています。
この騒動に対してネット上では、
- もう歌のお兄さんじゃないんだからいいだろw
- だいすけお兄さんロリ神踊ったのさすがに頭よわよわすぎるでしょ。リスク管理しなさいよ。
- だいすけお兄さん悪くなくね まずロリ神レクイエムって流行ってる曲だし踊ってる人他にもいっぱいいるのになぁ
- この人まじめそうだからあまり思い詰めなきゃいいが たしかに軽率ではあったがまったく知らずにつかったんだろ
- だいすけお兄さんがロリ神レクイエム踊って炎上は申し訳ないけどめっちゃ笑ってしまった 1番踊っちゃ行けない立場の人でしょあなたw
- まぁ、だいすけお兄さん、子ども向けでYou Tubeやってるからそりゃいかんだろうけど、踊りたくなる気持ちも分かる
- だいすけお兄さん、のぶみ絵本の件といい、ロリ神レクイエムの件といい、長年歌のお兄さんやってた割には倫理観が一昔前というか…子どもとその親のこと見てないなって感じするわ
現役お兄さん、お姉さんはSNS禁止っていうNHKの判断は正解だったと思わざるを得ない
などの声があがっています。
横山だいすけさんの踊ってみた動画は曲のワンフレーズのみで、この程度ならば問題無しと擁護の声も少なくないですが、現在も子供を相手にした仕事を色々しているだけに、子供の親世代などから批判が寄せられるのも仕方がないと思います。
ちなみに、『粛聖!! ロリ神レクイエム☆』を巡っては学校教材・教育玩具メーカー『アーテック』が公式SNS上で、ミュージックビデオに登場する防犯ブザーは同社の製品がモチーフだと言及し、スタッフの踊ってみた動画をYouTubeやTikTokで公開し、これもまた不適切との指摘が相次いで炎上し謝罪コメントを出していました。
これに続いて横山だいすけさんも同曲を巡ってトラブルになり、二度とNHKの番組には出ないでもらいたい、子供に関わる仕事をしないで欲しいといった拒絶反応を示す声も上がるなど大きな波紋を広げていますが、SNSへの投稿には改めて注意して信用回復に努めていってほしいです。