槇原敬之の初公判内容。覚醒剤や危険ドラッグ所持認め懲役求刑。ファンに謝罪の言葉も…2度目の薬物事件に厳しい声

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槇原敬之被告

今年2月に覚醒剤と危険ドラッグの所持容疑で逮捕され、覚醒剤取締法違反(所持)、医薬品医療機器等法違反(所持)の罪に問われているシンガーソングライター・槇原敬之被告(まきはら・のりゆき 51歳)の初公判が開かれ、槙原被告は起訴内容を認め、検察側は懲役2年を求刑しました。

起訴状によれば、槇原敬之被告は2018年3~4月に仕事場などとして使用していた東京都港区内のマンションにて、危険ドラッグ「RUSH(ラッシュ)」の液体(約64.2ミリリットル)、覚醒剤(約0.083グラム)を所持、今年2月には渋谷区内の自宅でもラッシュ(約3.5ミリリットル)を所持していたとのことです。

起訴内容に相違はあるか問われた槇原敬之被告は、「いえ、ありません」と認め、検察は「常習性、依存性があり、厳罰が必要だ」として懲役2年を求刑、一方の弁護側は執行猶予付きの判決を求めて即日結審し、8月3日に判決公判が行われる予定となっています。

<↓の画像は、槇原敬之被告の初公判報道の写真>
槇原敬之被告の初公判報道の法廷画

槇原敬之被告はこの日、保釈時と同様に黒のスーツに黒縁メガネ姿で出廷し、保釈時に物議を醸した無精ヒゲは短く揃えられていたといいます。

ちなみに、槇原敬之被告の初公判では一般傍聴席29席に対し、510人の希望者が集まり、傍聴席の倍率は約17.6倍でした。

初公判で槇原敬之被告は名前と職業を聞かれると、大きくハッキリとした声で「槇原敬之です。シンガー・ソングライターです」と答え、被告人質問で現在の心境を問われると、「自分の音楽活動に関わる色々な方や応援してくださったファンに、このようなことになってしまって、本当に申し訳ないと思っています」などと謝罪の言葉を述べました。

<↓の画像は、槇原敬之被告の初公判報道の写真>
槇原敬之被告が薬物事件をファンに謝罪

また、自宅から見つかった薬物の吸引具などについては、「捨てるのは気を付けたほうがいいという話があったので、自分の所に置いていた」などと述べていました。

<↓の画像は、槇原敬之被告の初公判報道の写真>
槇原敬之被告が覚醒剤所持を認める

検察側の冒頭陳述によれば、槇原敬之被告は20歳の時から当時は違法ではなかった危険ドラッグ・ラッシュを入手、使用し、遅くとも1999年から覚醒剤を入手していたとし、同年に覚醒剤の使用・所持で懲役1年6ヶ月・執行猶予3年の有罪判決が下された後も、薬物を使用していたと指摘しています。

<↓の画像は、槇原敬之被告の初公判報道の写真>
槇原敬之被告の薬物使用歴

なお、槇原敬之被告は2度目の逮捕後に尿鑑定も行われましたが、違法薬物の成分は検出されませんでした。

そして、槇原敬之被告の初公判を受けてネット上では、

  • 2度あることは3度ある
  • 田代まさし化するんだろうな…
  • 初犯の時の謝罪は全て嘘だったって事。微塵も反省せず、周りが必死で作ってくれた道を再び踏み荒らす行為。もうクリエイティブな仕事は与えるだけ無駄だよ。
  • 年齢や依存の度合いからして立ち直るのはほぼほぼ不可能ですね。楽曲好きでした。残念です。
  • 2回目なんだから、今度は実刑に処して、しっかりと薬物中毒から抜け出す様にしていかないといけないんじゃないかな。
    またやりました3回目の逮捕ですとならない様にさ。
  • 起訴は所持についてなんですよね。んー、使用について認めるのか否か。
    長年使っていないと本人言っているそうですし、週刊誌は様子がおかしかったと言いたい放題だし。
    その辺、本人の口からしっかり言って欲しいかな。
  • 元チャゲアスのASKAといい槇原といい、せっかくいい曲があるのだからもったいない。
    ビジュアルもイメージダウン。孤独かもしれない。いい交友関係があれば道をそれることが避けられたかも。
  • 「薬物はやめられない」断言してる人が多いが、それでも止めなきゃならない。
    実際に止めることができている人もいるわけだし、いつまでも断言し続けるのも更生への道筋を閉ざすことにならんやろうか…。
    事実を全て明らかにした上で更生へ進んでいって欲しい。せっかく豊富な才能があるんやから。

などの声が上がっています。

槇原敬之被告は1999年に、同時逮捕された元恋人で元事務所社長の男性と共に覚醒剤などを使用し、2度目の逮捕もこの男性が関与していました。

男性は2018年に薬物事件で2度目の逮捕をされた際、槇原敬之被告と暮らしていた港区のマンションで見つかった違法薬物について、「自分のものではない」「それはマッキーのもの」などと答え、実際に槇原被告の指紋や微量の唾液が付着していたことで、警視庁組織犯罪対策5課(略称:組対5課)は2年に渡って捜査を続けてきたとされています。

そして、今年2月に逮捕された槇原敬之被告は所持について大筋で認める供述をする一方で、使用については「僕は長いこと薬はやっていません」と否定し、尿鑑定でも陰性だったことから、女優・沢尻エリカさんと同様に使用の罪のみで起訴されました。

槇原敬之被告は今回が2度目の薬物事件となりますが、2018年に覚醒剤の所持・使用の罪に問われた元恋人は、懲役2年・執行猶予3年の判決が出ています。

また、今回は所持のみの起訴で所持量も少ないことから、実刑を免れる可能性が高いと予想されています。

しかし、槇原敬之被告は1度目の事件後も違法薬物の使用を続けていたとされ、重度の薬物依存状態にある可能性もあることから、深く反省させるためにも実刑にするべきとの声も少なくありません。

過去の判例から、執行猶予付き判決が下されるのはほぼ間違いないとみられますが、2度目の事件をきっかけに違法薬物からの完全脱却を目指し、今後また素晴らしい楽曲を生み出していってほしいです。

参照元
  • https://news.livedoor.com/article/detail/18607673/
  • https://www.asahi.com/articles/ASN7P3QYJN7NUTIL04R.html
  • https://this.kiji.is/658128726036448353
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