シンガーソングライターの“マッキー”こと槇原敬之容疑者(本名=槇原範之 50歳)の元恋人で、個人事務所の代表を務めていたO氏(43)が『日刊スポーツ』の取材に応じ、槇原容疑者逮捕の心境などを初告白しました。
槇原敬之容疑者とO氏は1998年1月に出会い、1999年8月に同棲していたマンションで覚せい剤などを所持していた罪で揃って逮捕され、同12月に懲役1年6ヶ月・執行猶予3年の有罪判決が下されました。
2人はその後も親密関係を続け、2006年にはO氏が槇原敬之容疑者の個人事務所『ワーズアンドミュージック』の代表に就任、それから12年後の2018年にO氏は再び覚せい剤所持・使用で逮捕され、懲役2年・執行猶予3年の有罪判決を受けました。
<↓の画像は、2018年に有罪判決を受けた槇原敬之容疑者の元パートナーO氏の写真>
槇原敬之容疑者とO氏は2018年ごろまで東京都港区海岸のマンションで同棲しており、警視庁が家宅捜索した際に、覚せい剤が付着したガラス製パイプ、さらに危険ドラッグ「RUSH(ラッシュ)」が入った瓶約10個が見つかり、それらは槇原容疑者が音楽制作などで使う仕事部屋で発見されたものだったといいます。
<↓の画像は、槇原敬之容疑者とO氏が同棲していた東京・港区のマンション写真>
O氏は取り調べで違法薬物の証拠写真を見せられた際に、「自分のものではない」「それはマッキーのもの」などと答えたとされ、それらに槇原敬之容疑者の指紋や微量の唾液が付着していたことから、警視庁組織犯罪対策5課(通称:組対5課)はこれまで2年にわたって捜査を続けてきたとされています。
そして、ついに槇原敬之容疑者が逮捕され、『日刊スポーツ』の取材に応じたO氏は、「申し訳ないというのも、ちょっと違うような…」「しょうがないですが、こんなことになって残念。複雑な気持ちです」
と心境を明かしています。
『日刊スポーツ』が関係者に取材したところ、槇原敬之容疑者とO氏が関係を解消したのは、O氏が2度目の逮捕をされる前の時期で、別れを切り出したのは槇原容疑者だったそうで、その背景には新パートナーの男性の存在があったといいます。
O氏は2度目の事件後に槇原敬之容疑者と接触したり、直接連絡を取ることも無かったそうなのですが、その理由についてO氏は、「向こうから連絡を絶たれたので」「今は彼と関わりたくない」
と語っています。
一方で、「才能は素晴らしいと思っています」と槇原敬之容疑者のミュージシャンとしての才能を評価した上で、「彼の音楽を聴く人にとって、今回の再逮捕が障害になってしまうのでしょうか。シコリになってしまうのは、残念です」
と語っています。
これに対してネット上では、
- 関わりたくないか…裏切られてマッキーを売っておいて自分は悲劇のヒーローか…て思ってしまう。これくらいで気が済んだのかな。
- 奥村さんが槇原さんに薬を教えたのだし、生活も面倒見てもらって社長にまでしてもらったのだから、もし別れが来ても恨んでほしくなかった。
ほんとうに奥村さんが槇原さんを好きだったら。20年以上人生を共にして、所詮、恋人を売ってしまうような関係でしかなかったのかな。 - 事の経緯としては、過去のパートナーに売られたって事だよね。
たとえ別れたとしても別れ方がしっかりしていれば、こうして売られる事もなかったかもしれなかったかもしれないね。
それにしても、前回の逮捕時以降も薬物使用をしていたなんて本当に恐ろしい。 - 関わりたくないといっても、薬物の所有者を聞かれて「マッキーの」と証言している以上は完全にこの件のキーマンなんだろうからそれは無理なのでは…
過去をほじくり返されて詮索されるのは嫌かもしれないけど、覚悟しておいた方が気が楽なのでは。 - この方が逮捕された時も槇原さんが同じような事言ってませんでした?
『自分は知らなかったが的な』知っていたとは思いますが、切り捨てた感じがしたので、なんだか今度は逆で。
やはり、お付き合い先のもつれもあるのかなぁと思ってしまいますね。 - この人が逮捕されたときに、マッキーを売ったと思っているひと多いけど、自分が薬物でガサ入れされて、事実をのべただけでは?
マッキーが覚醒剤やっているのを隠して、黙っていろというのは違うと思う。事実なんだし。
世話になったから、その人の将来のために交通違反した本人を隠して自分がやりました。みたいな犠牲心て危ないと思う。罪をかぶるひとにとっても、隠蔽されたひとにとっても。
などのコメントが寄せられています。
槇原敬之容疑者とO氏は約20年にわたって親密な関係にありましたが、2018年ごろに関係を解消、事務所の代表からも解任した背景には、金銭トラブルがあったとの話もあります。
ニュースサイト『サイゾーウーマン』によれば、2人は金銭を巡って度々モメていたとの話があるといい、そうした2人の間に立ってクッション役になっていたスタッフが事務所を離れてしまったことも、関係悪化に繋がったとも言われているそうです。
また、O氏が2018年3月に逮捕された際に業界内では「槇原が警察に情報提供したのでは」との噂も流れていたそうで、「槇原は周囲に『あいつは金に汚くて困ってる』とたびたび愚痴っていたというし、一方の“金ちゃん(O氏)”も『槇原はお金にだらしなくて困る』と漏らしていたそうで、それこそ金銭面での衝突を十数年にわたって繰り広げてきたのでは。2人は公私にわたるパートナーだったものの、こうした仲違いが、逮捕に繋がった可能性は否定できません」
と制作会社関係者が証言しています。
金銭トラブルの有無や槇原敬之容疑者がO氏の薬物所持・使用をリークしたのかは不明ですが、O氏の逮捕・起訴が判明した際にも『スポーツニッポン』(スポニチ)は、「昨年に入り事務所内では人間関係を巡るトラブルが頻発し、昨年末までには幹部社員が全員退社した」
とし、その後O氏と槇原容疑者の間にも亀裂が入ったことにより、パートナー関係を解消、事務所代表からも解任されたと伝えていました。
このような関係悪化が2人の逮捕に繋がった可能性は十分あるとみられ、O氏も裁判で「会社を解雇されて納得いかない気持ちがあった」と述べていました。
そして、槇原敬之容疑者の2度目の逮捕に対してO氏を批判する声も上がっていますが、槇原容疑者が新パートナーと暮らしている現在の自宅からもRUSHとみられる液体(現在成分を鑑定中)、ガラス製のパイプが発見されており、最近まで違法薬物を使用していた可能性が高いです。
<↓の画像は、槇原敬之容疑者と新パートナーが暮らす東京・渋谷区の豪邸写真>
なお、槇原敬之容疑者は取り調べに対して、「しばらく(違法薬物の使用を)やめていたが、いつの間にか始めた」「2018年以降はしばらくやっていない」
という趣旨の供述をしているといい、尿の簡易検査結果も「陰性」で、現時点では体内からも違法薬物の成分は見つかっていません。
そのため、使用容疑での再逮捕は難しいとみられていますが、現時点で見つかっている証拠などで所持の罪での起訴は可能なようです。
槇原敬之容疑者は1度目の逮捕後もあまり反省していなかったとの話もあり、裁判では会わない、連絡を取らないなどと絶縁宣言していたO氏と再会して関係をさらに深め、再び薬物を所持していたという依存度から、さらに証拠などを集めてどうにか起訴まで持っていってほしいものですね。