シンガーソングライターの“マッキー”こと槇原敬之被告(まきはら・のりゆき 本名=槇原範之 50歳)が6日、保釈保証金500万円(前回逮捕時は300万円)を即日納付し、勾留先の警視庁湾岸警察署から保釈されました。
正面玄関から姿を現した槇原敬之被告はスーツにネクタイ姿で、集まった約150人の報道陣やファンに対して、「この度は関係者の皆様、そしてファンの皆様に多大なるご迷惑、ご心配をお掛けしましたことを、ここに深くお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした」
と謝罪し、頭を深く下げました。
<↓の画像が、保釈され謝罪した槇原敬之被告の写真>
その後は関係者が用意したと見られる車に乗って警察署を後にし、集まったファンたちからは「マッキー頑張れ!」「応援してるよ」などの声も上がっていました。
槇原敬之被告は2018年に、当時暮らしていた東京都港区湾岸3丁目の自宅マンション一室で、覚醒剤0.083グラム、危険ドラッグ「RUSH(ラッシュ)」の液体約64.2ミリリットルを所持していた容疑で今年2月13日に逮捕されました。
また、現在暮らしている渋谷区神宮前の自宅からも、ラッシュの液体約3.5ミリリットルが発見されており、逮捕から20日後の3月4日に、覚醒剤取締法違反(所持)と医薬品医療機器等法違反(所持)の罪で起訴されました。
一方で逮捕後に行った尿鑑定の結果は「陰性」で、違法薬物の成分が検出されず、槇原敬之被告も「長い間薬物は使っていない」などと供述しており、使用の罪では起訴されませんでした。
そして、逮捕から22日ぶりに保釈され、謝罪した槇原敬之被告に対してネット上では、
- さよならマッキー
- 保釈とかいらんでしょ
- マッキー、何でだよ。ホント、これしか言えねぇ。
- せめて、ヒゲくらいは剃っておいてほしかった
- しっかり髭を剃ってから謝罪した方が良かったかも。これではまるでハリーポッターのハグリッドのよう
- 謝らなくていいよ。もう無理しないで。できたらまたこれからもいい曲を届けてください。
- 沢尻エリカは逃げたのに槇原被告は逃げなかったですね。ちゃんと罪を償っていただきたい。
- 才能あるのにもったいない。お金も沢山あるだろうに、一段と気持ちの悪い見た目になってしまいましたね。歌は好きだったので、残念。
- いい曲作ってるのに本当にもったいない。もう曲聞いてもクスリが浮かんできてしまう。
- これから裁判に向け、過ちを素直に認め、裁判に向き合ってもらいたい。
しっかり反省しこれからの人生を歩んで、二度と同じ過ちを犯さないように生きてもらいたいですね。 - 「がんばれー」と声をかけていたファンがいたが、犯罪者にそれは違うのではないか。
「長いことやっていない」などと曖昧な供述を繰り返し、断薬の決意も罪に向き合う姿勢も感じられない人に何を頑張れと。
などのコメントが寄せられています。
槇原敬之被告の薬物事件は21年ぶり2度目で、槇原被告の供述などを受けてファンからは擁護の声も多く上がっているのですが、1999年に当時の恋人男性と共に懲役1年6ヶ月・執行猶予3年の有罪判決を受け、「法を犯すことの重大さを痛感いたしております。今後は、絶対にこの様な事を起こさないことを、堅くお約束いたします」
とのコメントをしたものの、それから間もなく男性と同棲生活を再開、2003年時点で違法薬物使用の疑いで警察が捜査を行っていたことが明らかになっています。
<↓の画像は、週刊誌『女性自身』が入手した捜査資料の写真>
この時は結局逮捕されませんでしたが、15年後の2018年3月に元恋人男性は2度目の逮捕をされており、取り調べに対して槇原敬之被告に薬物を渡していたことなども明かしており、実際に槇原被告の部屋から薬物が見つかっていて、吸引用のガラスパイプには唾液が付着していたことも判明しています。
さらに、2018年に完成した豪邸でもラッシュが見つかっており、現在同居している恋人と使用していたのではないかとの疑いも持たれています。
そのため、今回の謝罪は素直に受け止めることは出来ないのですが、2度目の逮捕となったことを引き続き深く反省してもらいたいですし、使用期間の長さから重度の薬物依存といっても過言ではないかと思うので、すぐにでも専門の施設で検査や治療を受けて、薬物依存からの脱却を目指してほしいものです。
なお、槇原敬之被告の裁判は4月初旬~5月初旬ごろから始まるとみられており、量刑については懲役1年6ヶ月~2年、執行猶予は3年~4年ぐらいになるのではないかと専門家は予想しています。