複数の女優への性加害が発覚した俳優・映画監督の榊英雄さん(さかき・ひでお 51歳)の妻で、シンガーソングライター・和さん(いずみ 旧芸名=橘いずみ 本名=榊いずみ 53歳)が、公式サイト上で声明を出し、榊監督との離婚に向けて別居し、今後について協議を進めていることを公表しました。
和さんは公式サイトで、「わたくしは、ただいま夫である榊英雄と離婚に向けて、別居、協議を進めております」と発表し、「わたしだけではなく、娘たちの気持ちを尊重してあげたいという思いが強くありましたので、今後のことを話し合って決めていくのに時間がかかりました。」
としています。
<↓の画像は、和さんと夫・榊英雄監督、子供たちの写真>
続けて、「わたしの思いとしては、一貫して、家族がありながらの夫の行為に対して許せないものがありました。一度も榊を許したことはありません。それを『妻から許してもらっている』とコメントするようなことに象徴される、耐え難い行き違いがありました。わたしも被害者なのです。」
と綴り、榊英雄監督は性加害問題をスクープした週刊誌『週刊文春』の取材に、「不倫行為については妻にも謝罪し、許してもらっております」などと回答していたものの、これはウソだったことを明かしています。
また、「妻として、母親として、今家族を世の中にさらさなければならないような状況を作った夫を容認して生きていくつもりはありません。」
と断言しています。
最後に、「今わたしがすべき事は、娘たちを全力で守る事と、わたし自身の心を守る事です。取材に来てくださる記者の皆様、どうかこのことに関しては、榊自身の問題であると思いますので、今後、家族に向けての取材、ご近所の方への突然の訪問取材などはご遠慮くださいますよう、心からお願い申し上げます。」
と呼びかけています。
和さんがこのように榊英雄監督の言動を痛烈に批判し、子供たちを守るためとして離婚宣言したことに対してネット上では、
- 奥さんはいいけど、いま中学生の娘さんがカワイソウだな。ついこの前まで自慢のお父さんだったろうに
- 被害者ヅラするな 少なくとも自分から 自分も被害者なんて言うな
- 被害者だろ。なんかおかしいかね。許しちゃう妻のほうが気色悪いわ
- バッサリで草 まあレイパーが夫とか気持ち悪いもんな
- まぁ夫の隠された性癖なんか管理できんわな
- ご家族も被害者だと思う。奥様は許していないのに、許されていると嘘をつく。これは辛い。
- 妻には許してもらったと、事実と異なる発言には呆れる。異性関係も自分の都合がいいように解釈していた可能性をより強く感じてしまう。
年頃の娘がいて、父親のニュースを耳にすることを考えたら胸が痛む。被害者を含め多くの人を傷つけた代償をよく考えてほしい - 和さんもまたパワハラ、モラハラの被害者だったのかもね。お嬢さんに恵まれた事で、目が覚めた部分もあるのかも。
- デビュー時からのファンですがホントに心配。去年とか家族4人で旅行先からインスタライブしてたけど、まさかこんなことになるとは…
愛と家族を歌ってきたいずみちゃんには耐え難いでしょう。ゆっくり休んで娘さんたちのケアを。そしていつかまた楽しそうに歌ういずみちゃんを見たいと思います。 - 娘を持つ母親としたら切り捨てるのが正解だわな。それ以前に内容が内容だけに嫌悪感しか無いだろうし
などの声が上がっています。
榊英雄監督と和さんは2005年12月に結婚し、2007年11月に長女(14)、2011年11月に次女(10)が誕生、テレビ番組で共演したり、榊監督が自身のインスタグラムに家族写真を投稿するなど、家族の仲睦まじい様子を披露していたほか、榊監督は自身の作品の主題歌などに和さんの楽曲を使用していました。
<↓の画像は、テレビ番組に出演時の写真>
しかし、複数の女優たちから性加害を告発され、榊英雄監督は週刊文春の取材に対して、「不倫行為については妻にも謝罪し、許してもらっております。(女優らに)性行為を強要した事実はありません」「映画に罪はございません」「ともに苦労してきた脚本家から始まったこの出来事は、私にとってどうしようもなく途方に暮れております」
などと回答していました。
その後、和さんはゲスト出演したネット配信番組内で、「榊英雄が心や体をあの…そのことで傷つけてしまった女性の皆さんに謝らせてください。本当にすみませんでした」
と謝罪した上で、「夫婦関係にケジメをつけようと思っている」と離婚を示唆し、その理由として子供たちへの影響を挙げていました。
和さんが離婚を示唆して以降も、榊英雄監督から性被害を受けたとする告発は相次ぎ、榊監督がメガホンをとり、4月15日に公開予定だった山田裕貴さん&安田顕さんW主演映画『ハザードランプ』の公開中止が決定するなど、複数の仕事に影響が及んでいます。
少なくとも10人の女優等が榊英雄監督からの被害を訴えていて、榊監督は今後、映画監督や俳優として完全復帰することは難しいとみられますし、娘たちへの影響を考えたら離婚は当然の判断だと思います。
これから離婚協議を開始し、どういった条件で離婚となるのかは分かりませんが、榊英雄監督の行為が原因で家族も傷つけ、離婚となるだけに、相応の慰謝料などを払って家族にもしっかりと償いをしてほしいものです。