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映画監督・榊英雄が準強姦容疑で逮捕に実名告発の女優・睡蓮みどりがコメント。仕事関係者も捜査協力を明かす

榊英雄の自宅・スマホから複数の動画、被害女性の姿も…性加害事件で逮捕に冤罪主張、徹底的に戦うと宣言

準強姦容疑で20日に逮捕された映画監督・俳優の榊英雄容疑者(さかき・ひでお 56歳)の自宅から、複数の女性とのワイセツ動画50本以上が見つかっていたことが明らかとなり、ネット上で物議を醸しています。

FNN(フジニュースネットワーク)が捜査関係者に取材したところ、神奈川県川崎市内にある榊英雄容疑者の自宅から押収したSDカードに、複数の女性とのワイセツ動画が保存されていたといい、動画には被害を訴えている女性も映っていたそうです。

<↓の画像は、21日に送検された榊英雄容疑者の写真>

榊英雄容疑者のスマートフォン等にも複数の女性との動画が保存されていたため、警視庁捜査一課は余罪の有無も調べているとしています。

こうした複数の動画が証拠として出てきているものの、榊英雄容疑者は警視庁の取り調べに対して、「女性とは男女の仲だと思っていた」「映画監督としての影響力を利用して性的暴行をしたという点は冤罪だ」「合意があった」「徹底的に戦います」などと主張しているとのことです。

榊英雄容疑者の事件報道動画

これに対してネット上では、

2022年に、榊英雄容疑者からの性被害を実名告発した女優・作家の睡蓮みどりさんは、逮捕を受けてJNN(TBS)の取材に応じ、「やっとこの日が来たんだなという。これ以上(映画界が)沈黙とか、無視できないことだと思うんですね。人間の尊厳という根本に、立ち戻らなきゃいけない時期なんだと思います」と語っています。

JNNの取材に応じた睡蓮みどりさんの動画

また、榊英雄容疑者の性加害問題によってお蔵入りとなった映画『ハザードランプ』等で撮影監督を務めた早坂伸さんはX(旧ツイッター)で、「この2年間の共闘の記録。週刊誌やワイドショーでの報道は一過性でしかなく、消費されていく。被害当事者が口を開く覚悟とその影響に比べるとはあまりに非対称。常に声を上げ続け、メディアとコンタクトを取り、捜査当局に協力を求められれば可能な限り応じてきた。逮捕報道の裏には様々ある。」と投稿。

同じくお蔵入りとなった『蜜月』で脚本を手掛けた港岳彦さんはXで、「逮捕の報に心からほっとしています。彼による性暴力に対して声をあげた方々に改めて敬意を表します。いまだ誰にも被害を打ち明けていない非常に多くの方々にも、その長く耐え忍んだ日々に対して、慰労の気持ちをお伝えしたいです。逮捕されて本当に良かった。」と綴っています。

榊英雄容疑者は冤罪だとして容疑を否認しているそうですが、2022年には週刊文春の取材に応じた8人の女優等が榊容疑者からの性被害を訴えています。

『女性自身』も当時、3人の女性からの証言を得て榊英雄容疑者の性加害を報じていたほか、2016年時点で『週刊大衆』が実名を伏せて榊容疑者がオーディションと称して、若手女優に対して無理やり性的な行為をしていたと報道。

<↓の画像が、週刊大衆が2016年に実名を伏せて報道の榊英雄容疑者の性加害記事の写真>

さらに『フラッシュ』も榊英雄容疑者の性加害に関する情報を掴んでいたことを後に報じていました。

テレビ朝日の報道によれば、榊英雄容疑者は女性に対して「内緒な、俺らの秘密な」などと口止めしていたことも明らかになっているといい、被害者の数は数十人ではきかないかもしれません。

これまでに出ている複数の告発から、榊英雄容疑者は自身の立場を利用し、性加害をするという非常に悪質な行為を繰り返し行っていた可能性が高いので、これから余罪も徹底的に調べて、できる限り重い罪で起訴してほしいと思います。

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