8月末をもって女優の剛力彩芽さん、堀田茜さん、紫吹淳さん、福田沙紀さんの4人が芸能事務所『オスカープロモーション』を退所し、オスカー崩壊の危機が囁かれる中で、モデル・タレントの森泉さん(もり・いずみ 37歳)も契約満了を迎える10月をもって、オスカーを退所することが分かったと週刊誌『週刊文春』のWeb版『文春オンライン』が報じています。
『文春オンライン』によれば、今年3月にオスカーの創設者・古賀誠一会長が社長を退任し、古賀会長の長女と娘婿がオスカーの実権を握るようになり、大幅な経費削減に着手したことなどからスタッフ・タレントの大規模流出が起こり、森泉さんもコストカットが退所を決意した理由の1つといいます。
テレビ局関係者によれば、森泉さんは天真爛漫に見えて仕事はキッチリとしていて、出演する番組も自分で内容を確認した上で決めているといい、スタイリストやヘアメイクなども長年付き合いがあり、信頼している人を選ぶなどしているそうです。
しかし、オスカーの実権を握る堀和顕専務と古賀幸子常務は、「スタイリストやヘアメイクを“出入りの業者”のように扱い、ギャランティの額についても渋チンなのです。支払いが遅れていた時期もあった。」
とのことです。
こうした事務所の対応に森泉さんは嫌気が差したとみられ、自身はお金に困っていないことや独立してもタレントとしてやっていける実力も十分あり、このままオスカーに所属する意味が見出だせなくなったため、契約更新を迎える10月をもってオスカーを退社することを決意したようです。
そして、森泉さんの事務所退所についてオスカーに事実関係の確認を求めたところ、「契約更新のタイミングに伴い現在話し合いを進めている最中でございます」との回答があったとしています。
また、スタイリストやヘアメイクへのギャラについては、「支払いをしております」と答え、ギャラを巡るトラブルは否定しています。
『文春オンライン』はこのように森泉さんのオスカー退所情報を伝えているのですが、これに対してネット上では、
- いつまで持つかな。倒産になっても少しも驚かないね。
- あと何人残っているのかが気になるほど人離れが激しい
- このレベルでも事務所に残ってる上戸彩と武井咲が逆に怖い。。
- 最後の頼みの綱は、小芝風花と上戸彩だね
- 美の総合商社が、スタイリストやメイクを軽視しちゃいかんでしょ
- 森泉はそもそもバックがしっかりしてるし、事務所に所属してる必要性も感じない。
- 自分のやり方が正しいと思ってるんだろうけど、これだけタレントがやめても危機感ないのは馬鹿だよね。
などのコメントが寄せられています。
現時点では、このまま森泉さんがオスカーを退所するのかどうかは分かりませんが、4月時点で『女性セブン』は、森泉さんが昨年末ごろから事務所移籍の相談をしているし、すでに複数の芸能事務所と交渉を行っているとの情報を伝えていました。
その後も『週刊新潮』は森泉さんについて、デビュー当時から慕っていたマネージャーがオスカーを辞めてしまい、事務所への未練が無くなったとし、「レギュラー番組の収録時にも、懇意にしているタレントに『そちらの事務所に移籍させてもらえませんか?』とお願いしたとか。」
と民放局の幹部が語っていました。
各報道によれば、オスカーは所属タレントたちのバラエティ番組での活躍をほとんど評価せず、事務所内に存在していたバラエティ部門も昨年5月には完全廃止されたといい、事務所としてもバラエティには力を入れない方向性を示していることもオスカーを辞めようと思う要因になったのかもしれません。
ちなみに、タレントとしても活躍していた岡田結実さんは3月末にオスカーを退所しましたが、その後出演した番組でオスカーを辞めた理由について、「役者もバラエティーも、どっちもやりたかった。それでバラエティに出させてもらっていたけど、『役者業に色がつく』って色々と言われて…。バラエティをいつか辞めさせられちゃうんじゃないかって思って。」
と告白していて、オスカーがバラエティでの活躍を良く思っていなかったことがうかがえます。
同じくオスカーでバラエティでも活躍している藤田ニコルさんも、現時点ではオスカーからの離脱をキッパリと否定してはいるものの、活動をサポートしている母親とオスカーとの間でギャラ配分を巡って揉めているとの話もあり、ニコルさんも退所説が囁かれています。
<↓の画像は、オスカー退所が囁かれている藤田ニコルさんと母親の写真>
森泉さんだけでなく、若手の稼ぎ頭である藤田ニコルさん等もオスカーを辞めた場合には、オスカー崩壊が現実のものとなる可能性がより高まりそうでし、さらなるタレント流出を招くかもしれないですね。