3月に突然打ち切り終了となった『ナスD大冒険TV』（テレビ朝日系）に出演するなど、テレビ朝日の名物ディレクターだった“ナスD”こと友寄隆英さん（ともより・たかひで 50歳）が、経費の不正処理とパワハラ問題で降格処分（人事局付に異動）となりました。
それから2週間以上経ち、妻で料理研究家・タレントの森崎友紀さん（もりさき・ゆき 45歳）が、初の夫婦2ショット写真をインスタグラムで公開し、そこに綴った文章を巡りネットでは批判が噴出、炎上状態になっています。
森崎友紀さんはかつて大手芸能事務所『ホリプロ』に所属し、ナスDが手掛けていた『お願い！ランキング』、『「ぷっ」すま』、『もしものシミュレーションバラエティー お試しかっ！』、『いきなり！黄金伝説。』など数多くのバラエティ番組に出演、美人料理家としてブレークしグラビア活動も行い、写真集やイメージDVDなどもリリースしていました。
ナスDとは2012年春ごろに出会い交際に発展、2015年12月にできちゃった結婚し、2016年6月に第1子の長女(8)、2018年10月に第2子の次女(6)、2022年2月に第3子の三女(3)が誕生しています。
＜↓の画像が、子供たちの写真＞
ただ、森崎友紀さんは結婚相手がナスDであることはこれまで公表しておらず、ブログやインスタグラムなどでナスDに関連する写真を投稿し、匂わせる程度だったのですが、結婚から約10年で初めて夫婦の2ショット写真をインスタグラムで公開しました。
森崎友紀さんは投稿で、「旦那との写真。至らない所もありますが、家族想いで尊敬できる人。この先何があっても、一緒に乗り越えていくと心に決めています。あなたが転んでしまった事に関心はない。そこから立ち上がることに関心があるのだ。私たち夫婦の大冒険は終わりません。」
と綴っています。
＜↓の画像が、森崎友紀さんのインスタグラム投稿＞
そして、この投稿を受けてネット上では、
- 横領って転んでしまったとか失敗なのかな
- 何でわざわざインスタで決意表明？ そんな自分達本意の外部発信よりも被害者に対する謝罪の方を優先すべきだろ
- パワハラは被害者がいます 奥さんはどれだけの心の傷ついた人間がいるか想像した方がいい
- 旦那のパワハラに苦しんだ人もいるんだから一言余計。大冒険は終わり。
- お口が達者な人だから、ご自分のパワハラも正当化して生きてきたのでしょうね
- パワハラして部下潰して、会社の金を不適切に使ったのに乗り越えるではないでしょう。
まぁやったのは旦那だから妻がコメントを出す必要もないが、もし出すなら謝罪の言葉。 - 自分の頑張りが足りなくて仕事のミスに繋がった、とかならこの励まし方、アピールの仕方もいいかもしれないが、横領やパワハラは被害者がいる話だから、私たちは頑張ります！じゃないと思う
- なんかズレてるよね。会社の金を使い込んだのとパワハラは明らかに被害者がいて、自分たち2人だけで乗り越えていくような問題じゃないでしょ
- こんなコメント出すなんて…旦那さんパワハラで問題になってたけど、奥さんに対してはモラハラなのかなと思ってしまった。内容が旦那が考えたような文面。
などと、疑問や批判の声が噴出しており、炎上状態になっています。
テレビ朝日の発表によると、ナスDは2019年～2025年1月にかけて、個人的な会食などの費用を経費としてテレビ朝日に請求し、合計517万円を不正受領していたことが判明しました。
また、複数のスタッフに対して人格を否定するような言動を繰り返していたことが判明し、これらの行為は重大なコンプライアンス違反に当たるとして、3月19日付で降格処分が下され、冠番組『ナスD大冒険TV』は即打ち切り終了、番組のSNSアカウントやYouTubeチャンネルなども全て削除され、ナスDは制作現場から離れています。
複数の週刊誌系メディアもナスDの問題を取り上げ、ナスDは“テレビ朝日のドン”こと早河洋会長に手腕を高く評価され、局内では早川会長のお気に入りとして有名だったことから、ナスDの上司ですら物を言えない状態にあったといいます。
それによって局内にも敵が多く、以前から上司や部下に対する言動が問題視されていたとされ、経費の不正処理問題よりも、パワハラ言動が問題視されて降格処分に至ったのではないかとも憶測されています。
いずれにせよ、ナスDが500万円以上の経費不正処理、そして複数のスタッフたちにパワハラ行為をしていたことは事実なのですが、森崎友紀さんはナスDについて「至らない所もあります」「転んでしまった」などと表現し、一連の問題行為をそれほど重く受け止めていない印象を受け、パワハラ被害を受けたスタッフたちへの配慮が欠けていると感じます。
また、家族なので擁護する気持ちも分かりますが、職場での行為が問題視されている中で「家族想いで尊敬できる人」と持ち上げるのは逆効果だと思いますし、「この先何があっても、一緒に乗り越えていく」「そこから立ち上がることに関心がある」「私たち夫婦の大冒険は終わりません」などと前向きな言葉を綴り、美談にしようとしているようにも見え、かなり違和感を抱きます。
そして、森崎友紀さんもメディアに出る仕事をしているものの、テレビ朝日の発表を受けて関係者や視聴者らに対して謝罪の言葉だったり、ナスDの反省を促すような言葉が一切ないのも気になりますし、今このタイミングでこうした投稿はしない方がよかったのではないでしょうかね。