モデル・タレントの梨花さん(りんか 本名・旧姓=根中千恵子 45歳)が2日、自身が手掛けるセレクトショップ『MAISON DE REEFUR(メゾン ド リーファー)』の全店舗が年内をもって閉店することを発表しました。
梨花さんは2日に自身のインスタグラム上で、「MAISON DE REEFURは年内をもちまして全店舗、閉店させて頂くこととなりました事をご報告させて頂きます。」
と発表しています。
『メゾン ド リーファー』の閉店理由、経緯などについては、「目まぐるしく過ぎていく今の時代 私自身 思考や求めるもの 大切にしたいことが、だんだん変わっていく中で 心を保ちながら 私の力不足も含めて この大きなビジネスを保つことが、とても難しいと感じるようになりました。
と綴っています。
もがきあがきながら至らない事だらけの私でしたが、精一杯かけぬけた7年間でした。
これから残りの人生をどう生きていきたいかを考えるようになった時、ここで一度立ち止まり、この先をもう少しゆっくりと歩んでいきたいと思うようになりました。」
梨花さんがプロデュースを手掛けていた『メゾン ド リーファー』(ブランド名は「梨花の家」という意味)は、2012年4月に東京・代官山に1号店をオープンし、オープンから1週間で約1万人、開店から1年で約35万人が来店し、その後も順調に客足が伸び、新たなブランドを立ち上げたり、カフェ『GLOUGLOU(グルグル)』をオープンさせるなどしていました。
『メゾン ド リーファー』は現在、代官山本店のほかに、博多店、ルミネエスト新宿店、池袋パルコ店、ルミネ横浜店、名古屋のタカシマヤ ゲートタワーモール店と全国6店舗を展開、今年1月には期間限定で台湾に店をオープンするなど、海外進出も行っていたほか、国内最大級のファッション通販サイト『ZOZOTOWN(ゾゾタウン)』でも販売を行っていました。
<↓の画像は、『メゾン ド リーファー』代官山本店の外観・店内の写真>
また、昨年9月には再び代官山本店をリニューアルすると共に、「日常を気持ちよく生きたい」をコンセプトとした新ライン『M』をスタートさせており、梨花さんが世界を周って買い付けたという家具、食器、コスメなども揃えており、『M』をスタートさせた理由については、「モデルとしての仕事や『メゾン ド リーファー』のプロデュースをする中で、たくさんのモノに出合う機会もあるし、モノに溢れていた時もあるのですが、色々なことを経験し年齢を重ねていくうえで、整理したい気持ちや生き方としても、もう少し違う価値観を気にするようになったことがきっかけです。
と語っていました。
今一度立ち止まって深呼吸し、私自身を見つめ直したときに、厳選したモノと丁寧に向き合っていきたいと思うようになり、“M”をスタートしたんです。」
しかし、今年をもって全店舗閉店することが2日に発表されネット上では、
- この人の人気があってこそだろうし、人気がなくなれば買う人もいなくなる。
- 高すぎる。あんな高額ならちょっとしたブランド買った方がいい。自分はハワイにいて豪遊。お店はたまーに来る程度でもった方だとは思うけど。
- この人に商才があるとは思えないから、全面的にバックアップを受けて立ち上げて、売上が低迷して閉店が決まったんだろうね。
- 服は高い割に質が悪かったよー。小物はケイトスペード に似てたし、とにかく何もかもビックリするくらい高い
- 代官山が成功して、ここにしかないからファンは詰め掛けたけど…調子に乗って手広く広げすぎた結果。
大したモノじゃないのに結構なお値段だったし笑。こだわりを感じられないからハワイ←→日本の渡航費目当てって言われても仕方ない。
代官山のあの場所で7年も頑張ったね、あの場所をもっと大事にするべきだったね。 - グダグダ綺麗事語ってるけど。こういう場合の理由は『売り上げ落ちて、運営企業(JUN)側に切られた」一択』
そもそもスタート初年度から、当時人気あった『3.1フィリップリム』の1年前のコレクションアイテムを丸パクリした服を堂々オリジナルとして売ってて驚愕した記憶。
その後も『アレキサンダーワン』やら『セリーヌ』やら、その時流行ってる海外一流ブランドのコピーだらけ、ゾロゾロ…。 - 服も高いけど文房具がすごい高いよねw最初はガーリーなブランドだったけど梨花の好みが変わるごとにショップリニューアルしてるし客のためっていうより自分の趣味の店って印象しかない。
それを支え続けたスタッフも会社もよく振り回され続けるなぁと思ってたし梨花の印象も悪くなったし興味なくなった。
などのコメントが寄せられています。
梨花さんは2015年に、自身の人間力を上げることや子供に色々な経験をさせたいなどの思いからハワイへ移住し、その後は日本とハワイを行き来しながらモデル業や『メゾン ド リーファー』のディレクターとして活動し、これまで様々な批判を受けながらも順調にショップの規模を大きくしていたのですが、売り上げが伸びずに限界が来てしまったということなのでしょうか。
『メゾン ド リーファー』は、梨花さんを支持する同年代の女性たちをメインターゲットとして、ファッションを中心に生活雑貨やコスメなど様々なジャンルのアイテムを取り扱っているのですが、以前から価格設定が高めだという指摘も多く上がっており、それに加えて梨花さんのメディア露出も減ったことによって、お客が少しずつ離れていってしまったのかもしれないですね。
ちなみに、梨花さんと同年代のタレント・辺見えみりさん(42)も2013年にファッションブランド『Plage(プラージュ)』を立ち上げ、代官山にセレクトショップをオープンさせたのですが、昨年3月をもって『プラージュ』のコンセプターを退任しており、『プラージュ』自体は現在も存続しています。
この他にも様々な芸能人がファッションブランドなどを立ち上げていますが、芸能人が手掛けて長続きしているブランドはごく一部で、芸能人の人気に頼っている部分も大きいことから、ブランドを長く継続するのはなかなか難しいのだろうと思います。
梨花さんにとって『メゾン ド リーファー』は、かなり大きな存在だったのではないかと思いますが、年内で消滅することによって今後はどのような活動をしていくのか、また新たなことを始めるのかどうか引き続き注目したいですね。