「慢性腎不全」により、2019年12月に亡くなった俳優・梅宮辰夫さん(享年81)の一人娘で、タレント・モデルの梅宮アンナさん(51)が「乳ガン」を発症していることを公表しました。
梅宮アンナさんはWebメディア『OTONA SALONE(オトナサローネ)』で病気を公表し、「『浸潤性小葉がん』という希少な組織型のガンで、部位は右乳房。ステージⅢA、右腋窩(えきか)リンパ節転移があります。ホルモン受容体陽性、HER2陰性でした。」
と、詳しい病状を告白しています。
乳ガンと診断されたのは7月上旬といい、5月に異変を感じて6月に検査を受けた結果、詳しい病状が明らかになったといい、7月31日から抗ガン剤治療「術前化学療法」をスタートさせ、今後は標準治療(科学的根拠に基づいた最良の治療)をメインに行なっていく予定といいます。
乳ガンと診断された時の心境は「正直に言うと“やっと私の番がきたな”でした」と明かし、梅宮辰夫さんは36歳で肺ガンを発症、辰夫さんの妹2人もガンを患っていたことから、いつか自分も遺伝でガンを発症するだろうと覚悟はしていたため、乳ガンだと告げられた際にも驚きは無かったそうです。
ただ、実際に乳ガンと告げられてからすぐには受け入れられず、10日ほど経ってから恐怖感などに襲われ、「私、死んじゃうのかな。ガンだって。死ぬよね。どうしよう。……抗がん剤? 髪の毛なくなっちゃうの? どうしよう。」と戸惑い、涙が止まらなかったと明かしています。
その後、長年にわたってガン闘病を続けている友人に相談し、一人娘の百々果さん(ももか 22歳)のためにも治療を頑張ろうと気持ちを切り替え、7月末から抗ガン剤治療を開始したとのことです。
<↓の画像は、現在アメリカに暮らす長女・百々果さんの写真>
そして、今後は体調を見ながらインスタグラムやオトナサローネで闘病の様子など、情報を発信していくとしています。
梅宮アンナさんの乳ガン公表を受けてネット上では、
- ショックなんだが 元気になって欲しい!!
- リンパ転移でステージ3か…
- 結構びっくりした。大丈夫なんかな。治療頑張って欲しい
- 不運が続く人だなぁ…。でも本当、アンナちゃんだったら乗り越えられるから、与えられた試練なのかもしれない。
同年齢で、私も一人娘の母なので、考えさせられます。病に勝って欲しい - 変な免疫力が強くなる治療しないと良いけどね 芸能人だから、タダで(宣伝になるので)良いからと悪い奴らが、狙ってくるから 標準治療を信じて欲しい
- 辰兄も若い時にガンになったけど80歳近くまでお元気だったんだし前向きに過ごして欲しい。ご家族のためにも何より自分のためにもお大事に。
- 素直にすごいなあと思いました。ポジティブでもあり、弱音も素直にだしたり、本当に病に打ち勝ってもらいたいと心から思いました。
頑張ってとは軽々しくはいえないですが本当に負けないでほしい!応援しています。
などの声が上がっています。
乳ガンのステージ3Aは、ガンの大きさが5センチ前後で脇下のリンパ節への転移がみられる状態で、その中でも浸潤性小葉ガンは特殊型乳ガンに分類され、ガン発見時にはすでに腫瘍が大きくなっていることが多く、そして卵巣、消化管、腹膜に転移しやすいものとされています。
5年生存率は、乳ガンは他のガンと比較すると比較的高く、全体の数値が約91%、ステージ3でも約80%となっており、ステージ4まで進行すると40%を切ります。
いずれのガンも早期発見が重要ですが、生存率が比較的高い乳ガンはステージ3までに発見できれば、様々な治療によって治癒に期待できるとされており、すでに術前の抗ガン剤治療を開始しているそうですが、今後も諦めずに寛解を目指して治療を頑張ってほしいです。