2016年4月に、闇カジノへの出入りや違法賭博行為が発覚したことによって、『日本バドミントン協会』から無期限の競技会出場停止処分を受け、メダル獲得が期待されていたリオデジャネイロ五輪への出場を逃したバドミントン男子・桃田賢斗選手(ももた・けんと 24歳)が、またしてもバド協会から厳重注意を受けるトラブルを起こしていたことを週刊誌『週刊新潮』が報じています。
桃田賢斗選手は昨年5月に無期限の競技会出場停止処分が解除され、1年ぶりの大会復帰で見事優勝を果たし、カナダでの国際大会では準優勝、以降も様々な大会へ出場しながら調子を上げていき、同12月には復帰後の活躍ぶりがバド協会に高く評価され、日本A代表への復帰が決まりました。
今年も好調は続き、4月に出場したアジア選手権では今年の全英オープンで優勝した中国の石宇奇選手、五輪3大会で銀メダルを獲得しているマレーシアのリー・チョンウェイ選手を破り、決勝ではリオ五輪金メダリストで中国の諶龍選手をストレートで破り、同大会初優勝を果たしました。
<↓の画像は、アジア選手権で優勝した桃田賢斗選手の写真>
また、世界バドミントン連盟主催のトーナメント『BWFワールドツアー』のマレーシアオープン(スーパー750)で準優勝、インドネシアオープン(スーパー1000)では決勝で世界ランク1位のデンマーク代表のビクター・アクセルセン選手をストレートで破って優勝を果たしました。
8月の世界選手権でも世界トップの選手たちを破って見事優勝を果たし、日本男子初の金メダルを獲得しており、9月27日発表の世界ランキングで日本男子史上初となる世界ランキング1位にランクインしました。
桃田賢斗選手は復帰後、これまで以上の素晴らしい成績を残しており、今後のさらなる活躍に期待されているのですが、女癖の悪さは前と変わっていない様子で、バド協会から厳重注意処分を受けていたという情報を『週刊新潮』は伝えており、事件は東京・北区内の『味の素ナショナルトレーニングセンター』で起きたといいます。
『味の素トレセン』は文部科学省が374億円を投じて2008年に完成させた施設で、屋内外にトレーニング施設があり、バドミントン以外にも体操、バレーボール、バスケットボール、ボクシング、レスリング、柔道、卓球、陸上、テニスなどなどのスポーツ施設が併設されています。
また、アスリートヴィレッジも設けられていることから合宿所としても利用されており、今年5月に行われた男子と女子の日本代表強化合宿も『味の素トレセン』で行われていました。
その合宿中にトラブルが起きていたとバド協会の関係者が明かしており、「トレセンでの強化合宿中の、早朝6時頃のことでした。『日本アンチ・ドーピング機構(JADA)』の検査員が、バドミントン日本女子代表のある選手に抜き打ちのドーピング検査を行おうとしたところ、彼女はトレセン内の宿泊施設であるアスリートヴィレッジの自分の宿泊部屋にいなかった」
と語り、そのある選手というのは女子ダブルス日本代表の福島由紀選手(ふくしま・ゆき 25歳)だったそうです。
<↓の画像が、女子ダブルス日本代表・福島由紀選手の写真>
福島由紀選手は1人部屋だったそうなのですが、早朝にどこへ行っていたのか、早朝から練習に励んでいたのか、果たして何をしていたのか気になるところで、突然行方不明になったことで代表コーチたちは一時騒然となっていたといいます。
そこで防犯カメラを確認したところ、福島由紀選手が桃田賢斗選手の部屋から出てくる姿が記録されていたといい、トレセン関係者は「誰もが『夜這い』という言葉を思い浮かべました」と明かしています。
このように2人は、日本代表強化合宿中にも関わらずコッソリと逢瀬していたとのことなのですが、ドーピング検査をする『JADA』などの関係者らには迷惑を掛けており、『週刊新潮』は本人に話を聞くべく取材したところ、「あの、広報の方に連絡してもらって……」と歯切れの悪い回答だったとのことです。
それを受けて桃田賢斗選手が所属する『NTT東日本』に話を聞くと、「協会から、福島選手と自室で話をしていたことについて厳重注意を受けたことは事実です」と、部屋で話をしていたことについては認めたそうです。
『週刊新潮』の報道を受けてネット上では、
- 賭博と違って悪質ではないと思うが、せっかく再起のチャンスが与えられたのだから競技に集中してトラブルは避けてほしい
- 大きな問題は無いと思いますが、桃田は賭博問題、福島は移籍問題と少なからずトラブルを起こす選手であることが明らかですね。桃田側が非難されているようですが、わざわざ男子選手に個室に行った福島側にも非はあるのでは?
- 桃福ペア誕生。桃田は違法賭博の件があり、せっかく再起復活しバトミントン男子の東京五輪の期待の選手なので、とにかく行動に注意して欲しいと思う。もはや、いざとなれば結婚すれば良いと思うが、公式戦出場停止だけは気をつけて欲しい
- 今回は違法行為ではないけど、ルールと節度は守らないと。不祥事があったにもかかわらず応援してくれている人を裏切らないでください。
- 周りの人たちに支えられてプレーできている感謝と喜びを彼自身も何度も言葉にしているのだから、なおのこと誤解を生んだりトラブルになり得る行動は慎むべきだと思う。それにしても、5月のことが何故今記事になるのだろう?世界ランキング1位になって来週からまた連戦が始まる。注目されやすいこのタイミングに何故?
などのコメントが寄せられています。
表向きはしっかりと反省し、改心したような姿を見せ、騒動後もしっかりと練習を重ねて素晴らしい成績を残してはいるのですが、本質的な部分はそう簡単に変わるものではないですし、あの騒動から早2年が経過しているので、悪い癖が再び出始めているのではないかと感じさせます。
桃田賢斗選手は先輩で元代表の田児賢一選手(たご・けんいち 29歳)に誘われ、合計6回にわたって東京都内の闇カジノへ行き、違法賭博行為をしていたとして競技会出場停止処分を受けたのですが、この他にも東京・錦糸町内のキャバクラ店に5、6人の後輩らを連れて訪れ、VIPルームを貸し切ってカラオケを熱唱するなどして月40~50万は使っていたといいます。
<↓の画像は、闇カジノ騒動の謝罪会見時の田児賢一選手、桃田賢斗選手の写真>
また、桃田賢斗選手はホステスに一気飲みを強要して泥酔させ、閉店間際になると「ねぇ、付き合ってよ~」と甘えた声でアフターに誘っていたといい、闇カジノ騒動で謝罪会見する2週間前にも店に顔を出し、指名した女性と濃厚なキスをしていたそうです。
そんな桃田賢斗選手は2015年12月の大会で優勝して賞金8万ドル(約900万円)の使い道を聞かれた際には、「僕が派手な生活をして、子供たちが憧れてくれればいい。派手な洋服を着て、夜の遊びをしたいですね」と堂々と語っていたのですが、行きつけのカラオケスナックで2014年末頃に撮影されたキスや抱擁写真なども流出し、『週刊新潮』に掲載されて大きな話題になっており、相手の20代スナックママは指定暴力団『住吉会』の元構成員と愛人関係にあった方でした。
<↓の画像は、『週刊新潮』が入手した桃田賢斗選手とスナックママの流出写真>
恐らく桃田賢斗選手の女性関係を調べたら掘れば掘るほど出てくるとみられますし、世界ランキング1位になったことで再び注目を集めている中で、またちょっとした問題でも起こしてしまうと逆戻りしてしまう可能性もあることから、特にだらしない女性関係には気を付けてほしいなと思いますね。