5月4日に東京ドームで開催の格闘技イベント『RIZIN男祭り』への参戦を示唆し、注目を集めている総合格闘家・皇治選手（こうじ 本名＝田中宏治 35歳）が、高級スポーツカーを運転中に単独事故を起こし、車を放置して現場に立ち去ったとして道路交通法違反（当て逃げなど）容疑で書類送検されたことが報じられ、謝罪コメントを発表しました。
各報道によると、皇治選手は昨年12月下旬の午前3時半ごろに、東京・世田谷で『フェラーリ プロサングエ』（約7,000万円）を運転中に街路樹や街路灯などに衝突し、車が大破するほどの大事故を起こしながら警察に通報せず、現場に車を放置して立ち去った疑いが持たれているとのことです。
なお、同乗者はおらずこの事故でケガ人はいなかったそうです。
＜↓の画像が、皇治選手の愛車『フェラーリ プロサングエ（Ferrari Purosangue）』の写真＞
事故発生現場の近くに居た人はTBSの取材に、「ドッシャーン、バラバラバラって降ってくる音がして、ミサイル落ちたと思って。『なんで逃げんだよ』って声が聞こえて。（救急隊員が）運転手さんはいると思って探したんですけど、どうしてもいないって言って」
と証言しています。
皇治選手が運転していた車が、自身が経営するスポーツジムの運営会社名義だったことで事件への関与が浮上し、任意の事情聴取に対して、「ハンドルの操作を誤った」「スタッフにレッカー移動してもらおうと電話したが、繋がらなかったので立ち去った」という趣旨の供述をし、容疑を認めているとのことです。
そして、この事件報道を受けてネット上では批判が殺到しているほか、警察に通報せずに車を放置して現場から立ち去ったとのことで、飲酒運転や違法薬物使用疑惑が浮上するなど、様々な憶測が飛び交っています。
そうした中で、皇治選手が代表を務める『株式会社 TEAM ONE』名義で声明を発表し、まずは当て逃げ事件を謝罪したうえで事故の経緯を説明しています。
皇治選手は昨年12月に世田谷区内の事務所付近で単独の物損事故を起こし、保険会社の連絡先を確認するために、車を放置したまま事務所に向かったとしています。
その後、警察から出頭要請を受けて事情聴取に応じ、飲酒及び薬物検査を含む各手続きに協力し、いずれの検査でも問題は確認されなかったとのことです。
今後は、交通違反による行政処分が科される可能性があると説明を受けているとし、現時点では警察や関係機関の指導のもとで誠実な対応をしていると現状を報告しています。
＜↓の画像が、『株式会社 TEAM ONE』の謝罪コメント全文＞
また、皇治選手は自身のYouTubeチャンネル『皇治チャンネル』（登録者数：30.3万人）でも当て逃げ事件の経緯を説明し、調子に乗ってアクセルを踏んだところ対向車線の車にぶつかりそうになり、ハンドルを切ったところ街路樹などに衝突する事故を起こし、自走不能の状態になったことからスタッフに連絡するも繋がらず、近くの事務所に向かったところ警察から連絡があり、出頭したなどと経緯を説明しています。
そして、この事件に対してネット上では、
- なんで去年年末の話が今頃でてきたんだ？
- 単独で街路樹に大破するほどのぶつかり方ってどんな状況？ しかも、乗り捨てて逃げるって……
- 言い訳の内容から頭おかしい
- 何が誠実に対応だ、逃げたくせに
- 予想通り バラエティーでの立ち振舞い見ていつかこの手のことやらかすなコイツと思ってたわ
- 格闘家として、逃げるイメージは最悪やな 人生という重いパンチから逃げた職業格闘家
- 警察に連絡出来ない(アルコール、クスリetc.)なのか、警察に連絡という発想すらないのか、どちらにしろヤバいからさっさと免許剥奪してくれ
などの声が上がっています。
皇治選手が交通事故を起こしたのが昨年末の午前3時半ごろとのことで、忘年会などで深夜まで酒を飲んで飲酒運転し、それで事故を起こしたことから、警察に通報することなく現場から逃走を図ったのではないかと疑ってしまいますが、本人の説明によれば事故を起こしてから間もなく警察から連絡があり、各検査を受けたそうなので本当にシロなのだろうと思います。
それにしても、車が大破するほどの大事故を起こしたにも関わらずまず警察ではなく、複数のスタッフに連絡を取ろうとしたり、保険会社に連絡を取ろうとするのが理解できないですし、やましいことがあったから警察への連絡を控えたのではないかとどうしても考えてしまいます。
そして、YouTubeで公開した動画でも反省の色が見られず、書類送検が報じられたことから仕方なく事件について説明、謝罪している印象を受けるだけに、当て逃げの法定刑は「1年以下の懲役または10万円以下の罰金」となっているのですが、少しでも重い刑事罰を受けて深く反省し、今後しばらく車の運転を控えるなどしてほしいと思いますね。