元サッカー日本代表の柏木陽介選手(かしわぎ・ようすけ 33歳)が複数回の規律違反により、J1リーグの『浦和レッドダイヤモンズ(浦和レッズ)』から、J3の『FC岐阜』へ完全移籍することが正式決定し、柏木選手はクラブを通じてコメントを発表しました。
柏木陽介選手は今回の問題に対して、「改めまして、浦和レッズに関わる全てのみなさまに、ご迷惑をおかけしましたことをお詫びいたします。昨年も自覚を欠いた行動を起こしたにも関わらず、今回新監督と一緒にチーム一丸となって、開幕を迎えなければならない大事な時期に、チームの和を乱す行為を行ったことを深く反省しています。本当に申し訳ありませんでした。」
と謝罪しています。
続けて、『FC岐阜』への完全移籍が決まったことを報告し、「浦和レッズで11年間プレーさせていただきました。僕にとって浦和レッズというチームは特別です。正直、このような形でチームを離れるとは思っていなかったので、自分が招いたことですが、とても悲しいですし、何より申し訳ない気持ちでいっぱいです。」
と、現在の心境を明かしています。
今後については、「今日(12日)で浦和レッズを離れますが、FC岐阜でサッカー選手として、人として成長し、これまでの弱い部分を克服して、また埼玉スタジアムでプレーできるように努力します。」
としています。
柏木陽介選手は昨年11月に週刊誌『フライデー』によって、元グラビアタレントで女優の原幹恵さんとの密会がスクープされ、不適切な関係を疑われましたが、双方交際を否定しました。
それから3ヶ月後の今年2月には、沖縄でのキャンプ中に後輩の杉本健勇選手を連れて、県内の飲食店を貸し切って食事していたことが判明しました。
クラブは独自に、沖縄キャンプ中に選手等に対しては「近隣のコンビニ以外への外出および外食は禁止」というルールを設けていたほか、Jリーグも不要不急の外出・外食を控えるよう呼び掛けていたのですが、そうしたルールを破る行為を繰り返していたことが判明しました。
この問題行為を重く見たクラブ側は、柏木陽介選手に対して厳重注意と罰金処分に加えて、チーム練習から外す対応を行い、双方で話し合った結果、移籍する方向で調整を始めました。
そして、J1からJ3のクラブ『FC岐阜』に完全移籍することが決定し、これによって収入は激減するとみられています。
代表歴もある柏木陽介選手の年俸は、2017年以降に1億円に達していたとみられており、これは日本人Jリーガーの中ではトップクラスの金額でした。
週刊誌『週刊女性』のWeb版『週刊女性PRIME』によれば、高収入を得ていた柏木陽介選手は最近、億単位の高級マンションを購入していたといいます。
記事では柏木陽介選手の知人が、「柏木選手は現在、都内でも屈指の高級住宅地にあるマンションに、妻である元TBSアナウンサーの佐藤渚さんと昨年4月に生まれたお子さんと一緒に住んでいます。そちらのマンションは賃貸契約で家賃は月に50万円ほどなのですが、このたび新居を購入されたそうなんです。大きな公園なども近くにある子育てのしやすいエリアで、メゾネットタイプの億ションみたいですよ」
と証言しています。
<↓の画像は、柏木陽介選手と妻・佐藤渚さんの2ショット写真>
そうした中で、規律違反によって『浦和レッズ』から『FC岐阜』へ完全移籍することになり、今後について同知人は、「柏木選手は2010年から浦和に所属していますが、ずっと住まいは都内で、そこから浦和へ通う生活でした。今回は、家を買ったタイミングでの岐阜行き。さすがに都内からは通えないので単身赴任ということになるのでしょう」
と推測しています。
これらの報道を受けてネット上では、
- 岐阜が出す年俸が気になるなあ…そんなに出せへんやろ?
- 単身赴任とは、、また危険な匂いがしますね。
- 家族がいても自制が出来なかった人が単身赴任になって改善するのかな?
- 『また埼玉スタジアムでプレーできるように努力します』
このコメントはどういう事?岐阜をJ1に上げてってこと?なんか自分本位なコメント。 - 岐阜の財政は知りませんが、一般的にJ3ともなれば、年俸はサラリーマン並の数百万円程度まで低くなるから、億ション売却も視野に入れないとですよね。
- 今までしっかり稼いできたんだから、億ションくらいすぐ買えるでしょ。奥さんは億ションもらって離婚って考えないのかな。
- 安く見積もっても、浦和在籍時にトータル6億~7億は貰っているはずだから、税金引いてもよほど散財してなきゃ、1億のマンションくらいはキャッシュで買えると思う。
けど、残りのサッカー選手キャリアとしては1億稼げるかどうかも怪しいね。
それ以上の心配は、こういう不祥事で人間性が問われ、せっかく実績があるのにセカンドキャリアがお先真っ暗なこと - サッカー選手ならサッカーで見せるしかない。岐阜をJ1へ導き、浦和と対戦して、ヒーローインタビューで自分の言葉で謝罪する。それができたら男として、カッコ良いと思う。
- 完全移籍だから片道切符。岐阜のサポーターは期待してる人が多いみたいだから、獲得してくれたチームにしっかり恩返しする事だけ考えれば良い。
例外はあるけど、この歳でJ3まで行ったらJ1へ戻るのはほぼ不可能だし、後輩の模範となるべきベテランが繰り返しの規律違反を犯したらなおさら無理。
とにかく反省して、自分はJ3の選手だと自覚し、岐阜の昇格だけに全力を尽くして欲しい。それが出来て初めて今回の間違いが今後の人生に生かされる。
などの声が上がっています。
柏木陽介選手は2016年3月3日に、数年前から交際していた当時TBSアナウンサーで同い年の佐藤渚さん(さとう・なぎさ 33歳)と結婚、昨年3月には第1子となる長男が誕生しています。
<↓の画像は、結婚発表時の柏木陽介選手&妻・佐藤渚さんの2ショット写真>
柏木陽介選手は子供が誕生時にメディアの取材に対して、「赤ちゃんともいっぱい接することができて、サッカーができないしんどさはあっても、いろんな意味で充実した日々を過ごせている」「少しでも長く、レッズでスタメンで出てやりたい気持ちがすごく強くなった。38歳くらいまでやれたら。35歳までが1つの区切りで、その次は38を目指す。38歳以上は正直しんどいのかな」「自分がサッカーをしている姿をできるだけ長く見せて、目に焼き付けてほしい。お父さんはこういう人だったんだと思ってもらえることが少しでもできれば」
などと語っていました。
しかし、それからわずか1年後に、規律違反が原因で『浦和レッズ』を去ることになり、格下の『FC岐阜』に完全移籍となったわけですが、J3は元J1の選手だったとしても年俸が300~400万円程度とも言われ、アルバイトをしながらサッカーを続けている選手も少なくないとされています。
柏木陽介選手は、年俸いくらで『FC岐阜』への完全移籍が決定したのか詳細は不明ですが、仮にJ3としては高い年俸で契約を結んだとしても、結果を残せなければ遅かれ早かれ、かつての数十分の1程度の年俸になると予想されます。
また、柏木陽介選手の年齢などから契約を切られる恐れもあり、目標としている38歳まで現役を続けられるかどうかも分かりません。
そんな柏木陽介選手は『FC岐阜』への移籍にあたって、「クラブが取り組んでいる地域振興や社会貢献活動にも今後積極的に参加します。」とし、これからまず子供たちに夢や感動を与えてきたいとの思いを明かすとともに、クラブへの恩返しでJ2昇格を実現させるという目標を掲げています。
規律違反による移籍によって、サッカーファン等からは厳しい声が多く上がっていますが、これから結果を残し、クラブのJ2昇格に大きく貢献する活躍を見せられれば、反応はガラリと変わると思います。
そのため、今後またトラブルを起こすこと無く、サッカーでしっかりと結果を残せるよう頑張ってほしいですね。