今年1月に突然芸能界引退を発表したグラビアタレント・女優の林田百加さん(はやしだ・もか 24歳)が、所属事務所社長からセクハラ行為を受けていたことや、退所の意思を伝えたところ芸能界引退を強要され、ドラマのオファーを勝手に断られていたことなどをX(旧ツイッター)で暴露し、ファン等の間で大きな波紋が広がっています。
林田百加さんは中央大学1年時に女優を目指して芸能スクールに通い、そこでマネージャーと出会って芸能事務所『アミティープロモーション』に入り、さらにグラビアタレント等のマネージメントを手掛ける事務所『NEW PIECE』と業務提携し、女優業と並行してグラビア活動もスタートさせました。
デビューから1年後の2021年末には、DVDメーカーが選ぶ『グラビア・オブ・ザ・イヤー2021』(主催・キネマ旬報社)でネクストブレイク賞、翌年の同コンテストではベストパフォーマンス賞を受賞しました。
この他に、『記者・編集者が選ぶグラドルアワード2022』で準グランプリを獲得したほか、『週刊プレイボーイ』の企画「NIPPONグラドル57人」に選出されるなどし、人気・知名度が上昇する中で今年1月に、デビューからたった5年で芸能界引退を発表しました。
3月に4冊目の写真集を発売するものの、2月をもって事務所の契約満了により活動を終了すると報告し、先日行ったイベントでは、「本当は引退したいわけではなかったんですが、ひとまず区切りをつけなきゃいけないということで、このような形を取らせていただきました」
と意味深な発言をしていました。
<↓の画像は、最後のイベント出席時の林田百加さんの写真>
今後については、「引退するということにおいて、私もまだ実感が湧いていなくて。まだやりたいことを探している段階というか、ちょっとこれからどうしようかなとも思いつつ…」「一旦ちょっとお休みをして、ゆっくり過ごしながら今後のこと考えていこうかなと思ってます。」
と語り、まだ決まっていないとしていました。
そして、林田百加さんは最後のイベントを終えてから2日後にXで、芸能界引退となった本当の理由を告白し、事務所の社長から様々なハラスメントを受けていたと主張しています。
林田百加さんは書面を投稿し、「これまで私は、事務所の社長からタレントと社長という関係を超えた、不適切な言動を繰り返し受けてきました。特にここ1~2年は、2人きりの空間を強いられ、顔や肩を触られたり、個人的な関係を押し付けられたりするなど、恐怖と不快感に苛まれる日々が続きました。」
と綴っています。
事務所の社長からは、他のタレントやスタッフと連絡を取ることも制限され、周囲に相談することもできずに孤立状態に追い込まれたといい、「精神的なケアが必要とする状況まで追い詰められました」と、セクハラやモラハラ行為などによって精神状態が不安定になっていたことを告白しています。
そのうえで、「私は一度たりとも個人的な感情を抱いたことはありませんし、ましてや個人的な関係を持ったこともありません。」
と、事務所社長との男女関係をキッパリと否定しています。
一方で事務所社長は、関係者や他のタレントたちに「林田百加が自分に好意を持っている」などと吹聴し、これによって誤解が生まれ、林田百加さんはその話を聞いた時に「もうこの事務所にいられない」と感じ、退所の意思を伝えたそうです。
すると事務所社長からは「芸能界自体を引退する形にしてほしい」と告げられ、そこから協議を重ねる中でも精神的に追い込まれていき、最終的に芸能界引退をせざるを得ない状態になったといいます。
そして、事務所を辞めることが決まり、当初は2月まで仕事をするという話だったものの、「ドラマ出演の話を2件、勝手に断られていたことも大変悲しく、ショックを受けました」
と綴っています。
現在も一部関係者の間では、林田百加さんが体を使って仕事を得ていたのではと疑いの目が向けられているそうですが、事実無根だと完全否定し、「私自身、仕事がいただけなくなることや、逆上されることを恐れて、明確に拒否できなかったことは良くなかったと感じています。ただ、そういった噂まで流され、身に覚えのないことでさらに傷つけられることが怖くてたまらないです」「今はただ、心が壊れないように、少しの間落ち着ける時間を作りたいと思っています。そして、これから自分が本当にやりたいことを見つけたいです。」
とし、ファンに謝罪の言葉を綴っています。
こうした衝撃的な暴露を受けて『日刊ゲンダイ』と『女性自身』が所属事務所『アミティープロモーション』に問い合わせたところ、営業窓口を担当していた『NEW PIECE』を案内され、確認の電話をするも繋がらなかったとしています。
現時点ではどこまで事実なのかは定かではないのですが、林田百加さんの衝撃暴露を受けてネット上では、
- こんないい子がセクハラされて断ったら辞めさせられるなんて・・・
- やっぱ芸能界ロクな人間いないな
- この手の告発するグラドル定期的に出てくるけど自浄作用とかなーんもないよな 腐った業界だわ
- 社長が自分とこの商品に手を付けようとして追い込み過ぎて失敗しましたと まあうちの妹もそれで辞めたし昔から普通の会社でもあるあるではある
ヤバイとこだと反社やクスリ絡みになることもあるし、ヘラる前に離れたのは正解 - 本人が仕事の内容が嫌だったわけではないのが救いだな まだ若いし、心の傷が癒えたら再デビューは十分あり得るな
- 社長から言い寄られた音声データとか証拠になるものがあって欲しい。この告発で社長が「全てウソ」と逆ギレし訴えることも考えられる。
- 告発された社長側も事実無根ならはっきり否定すべきで、それをしない場合は今の時代は沈黙は認めたも同然と判断される
などの声が上がっています。
今回の騒動と関係しているのかは定かではありませんが、林田百加さんの暴露投稿翌日に、NEW PIECEと業務提携を結んでいた芸能事務所『PPエンタープライズ』がXで突如、業務提携終了を発表し、この対応も大きな注目を集めています。
<↓の画像は、NEW PIECEとの業務提携終了を発表したPPエンタープライズのX投稿>
ちなみに、PPエンタープライズには人気グラビアアイドルの東雲うみさん、えなこさん、篠崎こころさん等が所属しており、東雲さんは以前までNEW PIECEと業務提携していました。
林田百加さんの暴露翌日に突如、業務提携終了を発表しているだけにネット上では、林田さんがハラスメントを訴えているのは、NEW PIECEの社長なのではとの憶測が飛び交っています。
ただ、現時点で林田百加さんは書面で被害を訴えるのみで証拠がなく、そして事務所側がこの件についてコメントしていないので真偽は不明ながら、いずれにせよ、今後裁判沙汰になってもおかしくない暴露内容となっており、林田さんの主張に対して事務所側が今度どういった対応をするのか見ものですね。