林家ペーが現在の状態と今後語る。自宅火事も貯金無し、火災保険も未加入で苦境。林家たい平がチャリティー企画開催へ
タレントの林家ペー・パー子さんの自宅マンションで火事が発生してから10日経ち、ぺーさんが週刊誌『女性自身』の取材に応じ、現在の状態や今後について語っています。
林家ペーさん(本名=佐藤嘉彦 83歳)と林家パー子さん(本名=佐藤粋子 77歳)は、東京・赤羽にある5階建てマンションの3階に暮らし、9月19日の13時前にその部屋で火事が発生、約3時間半後に鎮火しました。
<↓の画像は、火災前(2007年)の林家ペー・パー子さんの自宅内部>
1人で自宅に居た林家パー子さんらマンション住民に幸いケガはなく、パー子さんは当初聴取に対して「チャッカマンで仏壇のロウソクに火をつけようとしたところ、火が燃え広がった」などと供述していると報じられました。
しかし、その後の現場検証で仏壇近くの古い電気コードが異常に傷んでいたことが判明し、電気コードが漏電もしくはショートするなどして発火したという結論だったと林家ペーさんが説明しています。
<↓の画像は、火災後の自宅内部の状況>
また、この火事が原因で下の階の部屋は天井が抜け、リフォームしないと住めない状態になっており、21日に取材対応した際に林家ペーさんは、弁護士を入れて協議していく予定だと語っていました。
そして、火事から数日経って林家ペーさんが女性自身のインタビュー取材に応じ、火事が起きたマンションには約25年前から暮らしていたと語り、「パー子の兄が持っていた部屋で、うちらは家賃を払って暮らしていたの。そのお兄さんが2年前ぐらいに亡くなって、パー子が相続したんです。“終の棲家”というか、ずっと住むつもりだったし、老人ホームとかなんて考えたこともなかった。貯金? それがまるでナシ…。部屋に住み続けるなら、リフォームもしなければいけないのかな。でもお金はないし、どうすればいいのか…」
と、火災保険にも入っておらず貯金も無く、途方に暮れているとしています。
火事によって、ほとんどの衣装や撮りためた写真が焼失したり、水浸しになるなどして駄目になってしまったと明かしています。
林家ペーさんと林家パー子さんは1972年3月に結婚し、50年以上にわたって一緒に活動しているのですが、貯金も無い理由について、「恥ずかしい話かもしれないけれど、パー子と“老後”について話したこともなかったの。良い時、新幹線で全国に営業で回ったりもしていて、年収も2人で何千万円なんてときもあったけれど、そんなお金は、人付き合いとか写真代とかに使ってしまって。」「今は、昭和芸人をはるかに通り越した『BC(紀元前)芸人』だから、仕事も無くてね。それでも2人とも大きな病気もしていないし、ずっと芸人をやって、4人の猫ちゃんが死ぬまでゴハンを食べさせてあげられればいい、と思っていたのだけど。」
と語っています。
そして、火災直後にはマンション住民に謝罪して回ったそうですが、失火責任法では予見できない火事の場合は、重過失は無いと判断されて賠償責任を負う必要はありません。
そのため、電気コードの漏電・ショートが原因で火事が発生したのであれば、法的に賠償責任無しと判断される可能性は十分あるのですが、今後の補償対応を考えていることを明かしています。
現在の生活については、「パー子とは、いまは別々に生活しています。僕は色々なところで寝泊まりしていて、彼女は(自宅近くの)親戚の家にいると思うんだけど、彼女は携帯電話も持っていないから、この2日間ぐらいは連絡も取ってなくて。彼女、いつも公衆電話とかから、かけてくるんだよね。携帯を持たない理由? 聞いたことがないな。なにせ彼女はアバウトだから。僕の髪、いつもよりパーマがかかっていないでしょう? いつも彼女がピンクのカーラーで巻いてくれるんだけど、今は一緒にいないから」「彼女がいないとパーマもかけられないし、やっぱり僕にとって彼女の存在が大事なんだね」
と語っています。
林家ペーさんはこのように現状を明かしているのですが、これに対してネット上では、
- 切ないなぁ。テレビの仕事で挽回できればよいが
- 華やかな芸能界に身を置いてらしたので、お金はあるものだと思っていました。なんというか、いたたまれない。
- 番組とかでDIYで何とか再建してあげてほしいなぁ、、薄ピンクの部屋で、、小さい時から林家ペーパーさんの元気に明るさをもらっています。終の棲家がないなんて、かわいそうすぎる。
- 一人で抱え込んでしまうと、それこそストレスで認知症になっちゃいそう。
お二人を「励ます会」みたいな演芸会をやるとか、企画してくれる芸人仲間がいるみたいだったから、是非そういう人達を頼ってほしい。まず近隣への補償が整えば気持ちの整理もつくと思う。 - 原状復帰費用、心労、財政難、家無し、補償問題、刑事責任、失った猫やコレクション、減少した営業、、火元としての責任はあるけどあまりに過酷な現況。
まして80過ぎの高齢だと尚さら厳しいだろう。だが、夫婦とも生き残って最低限の仕事道具が残されたのは不幸中の幸い。 - ペーさんパーさんと一緒に家のDIYフルリフォーム番組をテレビとかyoutubeとかで企画すれば視聴者増えて企画者もペーパーさんもハッピーみたいなことにならないかなー。
それに合わせてクラウドファンディングとか組み合わせたらそこそこ集まりそうな気も。何とかなって欲しいなー。
などの声が上がっています。
林家ペーさんは2008年に落語家として、現在『笑点』(日本テレビ系)の大喜利メンバーを務めている林家たい平さんに弟子入りし、「林家たいぺー」の名で落語家としても活動しているのですが、今回の火事で多くのものを失ったことを受けて、たい平さんがチャリティー演芸会を開催するために現在、会場探しなどを進めていることを明かしています。
<↓の画像は、夫婦らの支援に立ち上がった林家たい平さん>
林家たい平さんは1週間前に『ENCOUNT』の取材に応じ、落語の世界には『よみきり』という互助システムがあるとし、林家ペーさんや被害に遭ったマンション住民のためにチャリティー演芸会の開催を予定していると語りました。
すでにタレントの松村邦洋さん、テリー伊藤さん、女性の人気落語家・蝶花楼桃花さん等から出演したいとの連絡が来ているとし、10月前半にも開催する意向だとしています。
その後に出席したイベントでも、「10月に浅草で1回何かムーブメントを起こして、11月にちょっと大きなところでやるという二段階の企画を考えている」「ぺー師匠とパー子姉さんだけを助けるつもりではないんです。マンションでしたから、周りの方に迷惑をかけていて、その方々にもぺー師匠が向き合わなくてはいけない。ぺー師匠に力を付けてもらって、先立つものがないと被害に遭われた方のケアもできない。力をあげて、そこから被害に遭われた皆さまのケアができて、今回チャリティーをやる意味がある。第一義には今回の火事で被害に遭われた方のケア、80歳を過ぎたぺー師匠と70歳をすぎたパー子姉さんのこれからの新生活のケアが微力ながらできたら」
と語っていました。
チャリティーイベント開催にあたって、同じく笑点メンバーの三遊亭好楽さんも含めて、15人ほどから声をかけてもらっているといい、「ビックリする歌手の方から『私も歌うわよ』と連絡をいただきました」「ピンク繋がりの方」「純然たる落語会というわけではなく、自分でもワクワク、ビックリするような会になる」
と明かしていました。
まさかの火事で気が動転していた林家パー子さんは、部屋で飼っていた4匹の猫を連れて逃げることができず、家族同然だった猫たちも亡くしており、精神的なダメージは相当大きいと思います。
林家ペーさんは今日発売の『フラッシュ』の取材で、火事から1週間後に林家パー子さんに異変があり、入院とはならなかったものの病院に搬送されていたことを明かしています。
夫婦は現在もビジネスホテルで暮らしているそうで、慣れない生活が続いていることでも相当ストレスが溜まっているとみられますが、最近になって新居の一軒家が見つかったとしています。
これから周囲のサポートを受けてまずは生活環境を整えて、マンション住民への補償対応などに関する話し合いを進めていってほしいです。
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- https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/2520656/
- https://encount.press/archives/865052/
- https://bunshun.jp/articles/-/82329
- https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2025/09/25/kiji/20250925s00041000257000c.html
- FLASH 2025年10月14日号
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