名優の故・松田優作さん(享年40)と女優・松田美由紀さん(54)さんの次男で、俳優の松田翔太さん(31)が、主演映画『グッド・コマーシャル』の撮影中にあるトラブルを起こし、撮影が延期になっていることを27日発売の週刊誌『女性自身』が報じています。
制作関係者の証言によると、すでに7割ほど撮影は終わっていたものの、理由や説明もないまま、予定していたロケも中止することが伝えられたといいます。
松田さんが主演で撮影していた作品は、お笑いコンビ『キングコング』の西野亮廣さんの小説『グッド・コマーシャル』を映画化した作品。
前出の制作関係者によれば、クランクアップは8月下旬の予定だったものの、撮影が突然ストップしてしまったとのことなのですが、“あれが原因なのかな”と一つだけ心当たりがあると明かしています。
この制作関係者によれば、撮影当初から松田さんに問題が起きており、7月上旬にクランクインしたものの、撮影の安全を祈願する神事が始まる前の時間になっても松田さんが出て来なかったそうで、タカハタ秀太監督は40分ほど立ちっぱなしで松田さんを待っていたといいます。
その後松田さんが態度を硬化させたのは、ロケ先を東京から宮城県の仙台に移してからだったといい、松田さんは撮影に対して「納得がいかない」と撮り直しを要求。
しかし、タカハタ監督は「あれでOK」だと判断したそうなのですが、これに松田さんは納得がいかず、目に見えて雰囲気がおかしくなったといい、その後1日中ホテルの部屋から出てこない日もあったと聞いているとのこと。
さらに先輩俳優から説得されても耳を貸さなかったそうで、その後撮影の中止が発表されたことから、正式には中止の理由は明らかにされてはいないものの、これが延期の理由なのではないかとこの関係者は思ったそうです。
同誌は真相を確かめるべく、映画の配給元に経緯の確認をしたそうなのですが、「撮影が延期されたことはたしかですが、あくまで制作上の判断で脚本を直すことにしたからです。脚本を変えると、撮影の季節も変わってしまうので、撮影自体を延期せざるをえませんでした。」と説明。
また、松田さんがトラブルを起こしているという話については、「松田さんが監督と揉めたとか、ホテルに閉じこもって出てこなかったとか、そういう事実はいっさいありません」と完全否定しています。
さらに、松田さんが所属する芸能事務所『オフィス作』にも、撮影のボイコット疑惑について確認をすると、「認識の違いがあります。マネージャーから回答させます」という回答だったものの、その後に何度連絡しても回答は無かったそうです。
映画関係者によると、松田さんは天才肌というかナイーブな性格をしており、「扱いにくい俳優なのは事実」だといい、主演ドラマで「こんな役、やりたくねえ」と言うなど、これまでにも似たようなことはあったそうなので、「今回も、彼が原因と思われても、しかたがない面はありますね(苦笑)」と語っています。
そして、これに対してネット上では、
- ナイーブな俳優なのに、auのCMの桃太郎役は平気なのか?
- こんなワガママ俳優は使わなければいいじゃん
- 西野の原作が気に入らないんじゃね。だったらそもそもですわ。
- 別に代わりは、幾らでも居るだろ。こいつなんかその程度の俳優だろ
- やはりお隣の国の血が流れてるから…
- じきに干されるだろこんな奴
- 親父の松田優作と一緒で気難しそう
- こいつが扱いづらいクズなのは有名。兄貴の松田龍平の方がまとも。
- まあ親がやってる事務所だから干されることはないだろうけど、周りに迷惑はかけない程度にしろってことですな
などのコメントが寄せられています。
配給元が完全否定していることや、松田さんの所属事務所も「認識の違いがある」と回答していることから真相は定かではないのですが、松田さんは過去にもドラマの撮影中にトラブルを起こしていたことを報じられています。
2013年6月に『東京スポーツ』(東スポ)が報じていた記事によると、2013年4月期放送の主演ドラマ『潜入探偵トカゲ』(TBS系)の撮影中に、こだわりが強い松田さんは演出に口を出したり、脚本も変えるなどしていたといいます。
そのため、急に演出や脚本が変わることもあり、このドラマで共演していたTOKIOの松岡昌宏さんともギクシャクしていたという話もあるほどだったそうです。
また、松田さんはドラマ、映画化された『LIAR GAME』シリーズ(フジテレビ系)で、女優の戸田恵梨香さんとW主演を務めていましたが、あまりにも松田さんのこだわりが強いことから、劇場版の2作目で戸田さんは役を降りたといい、「もう翔太君にはついていけない」と判断したとも報じられています。
俳優の織田裕二さんもこだわりが強い俳優だと言われており、あまりにもこだわりが強すぎるために、共演者のトラブルも絶えなかったという噂があるのですが、その結果織田さんは以前に比べて仕事が減っており、人気もかなり下がっています。
演技などに対するこだわりも多少は必要だと思いますが、強すぎると問題があり、それによってスタッフや共演者とトラブルとなり、悪評が広まることで仕事が減る可能性も高いことから、自らのこだわり、ワガママを通すのも程々にしておいた方が良いでしょうね。