週刊誌『週刊文春』が最新号で、ダウンタウン・松本人志さんの性加害疑惑を追及する記事の第3弾を出し、松本さんが後輩芸人に向けて書いたとする「女性セレクト指示書」を新たな証拠として公開しており、ネット上で物議を醸しています。
18日発売の週刊文春は【《新証拠入手》6、7人目の告発者が…松本人志「ホテル室内写真」と「女性セレクト指示書」】と題して、松本人志さんの性加害疑惑を報じており、第3弾となる今回の記事では、新たに2人の女性が松本さんとの飲み会について語っています。
週刊文春の取材に応じた元タレントの女性は、当時19歳だった2006年に体験した内容を告白しており、松本人志さんの後輩芸人たちから松本さんの部屋に行くようしつこく迫られ、断りきれずに部屋に入ったところ、キスを迫られたり、体を触られるなどしたと明かしています。
それに耐えられずに女性が部屋から逃げたところ、松本人志さんはブチギレ激怒し、女性は「俺となんでそういうことができないんや!」と怒鳴られ、罵倒された末に帰ったと告白しています。
週刊文春はこの他に、吉本興業に所属していた名古屋出身の元お笑い芸人にも取材を行い、松本人志さんに女性をアテンドしていたことを明かし、事務所幹部もこれらの行為を把握していたにも関わらず、黙認していたという気になる証言も掲載しています。
また、松本人志さんが書いたとする「女性セレクト指示書」を証拠として新たに公開し、これは自身が求める女性を後輩芸人に集めさせるために書いたものとし、好みの女性のタイプや職業まで細かく記されています。
松本人志さんが求める女性は、黒髪の2人組、ユニクロ・マクドナルド・スターバックスの店員、中学校・高校の教師、弁護士、広報、子供がいない人妻、JALかANAのCAで、“NG”な女性として茶髪、モデル、飲み屋の従業員、美容師、アパレル店員、LCC(格安航空会社)のCAなどが挙げられています。
<↓の画像は、週刊文春が入手した「女性セレクト指示書」の写真>
そして、週刊文春の第3弾記事を受けてネット上では、
- キモすぎるだろ
- LCCのCAはNGって…
- 指示書っていうかただの先輩の好みリスト。性加害の証拠ではないと思うんだけど
- 女性セレクト指示書、、これを持っているのは女性側ではないはず、とすると仲間芸人の垂れ込みか。もうね、、
- さっさと白旗上げて謝罪しないと これ以上、文春に暴露されたら引退しても普通の生活できないだろ 裏切り後輩アテンド芸人はもっとヤバイ情報も流してるはずだから
- 「上納システム」「女性セレクト指示書」文字だけでいくらでも印象操作できる こんな作文に馬鹿が金払うから下劣な週刊誌な大儲けしてる さっさと潰れろよ
- 愛人がいたとかなら勝手にやってくれとは思うが、一夜限りの女性を後輩芸人が何度もセッティングしていたら、上納システムと呼ばれても仕方がないだろうな。
社会的な地位のある有名企業の重役が接待で、行為をする女性をセッティングされていたらクビだろ。 - 相手との同意があれば問題ないと考えている時点で、松本も松本信者もすでにズレている
結婚して子供もいるのに変な飲み会を開いていたということがもうスポンサー的にアウト 間抜けなツイートをしたのもそれが理解できていないから
女性の扱いがひどかった芸人はこれから同じ目にあうだろう - 文春の週刊誌が完売と出てたけど、この18日号も飛ぶように売れるんだろうな。
紙媒体のものが売れないと言われて久しいけど、文春は別だな。まあそれだけ取材費や人件費かけてるんだろうけど。
などの声が上がっています。
週刊文春を発行する『文藝春秋』は先日、松本人志さんの性加害疑惑記事の第1弾などを掲載した昨年末発売号が、アンジャッシュ・渡部建さんの不倫スキャンダルをスクープして以来、3年半ぶりに完売(発行部数:45.1万部)したことなどを発表しました。
これに対して週刊文春の竹田聖編集長は、「『スクープの力』は実に大きいのだと改めて実感しています。」「誰も知らない情報を得て、どこよりも丁寧に裏付け取材をし、相手がどれほど巨大であっても忖度なく読者の皆様にお届けしていく、『週刊文春』が長年培ってきた報道姿勢を、今後も変える必要はないのだと読者の皆様に太鼓判を押していただいた気持ちです。今後も真摯に、愚直に、新たな『ファクト』の発掘に取り組んでまいります。」
とのコメントを出していました。
そして、週刊文春は松本人志さん側の反論を受けて、年明けに出した第2弾の記事では複数の後輩芸人がこの問題に関与している疑惑を報じ、実名報道された後輩の“たむけん”ことたむらけんじさんは、女性との飲み会は事実と認めつつも、「記事に書かれている内容を目的としたものでは決してなくて、僕の感覚では“合コン”。女性と一緒に飲む飲み会という感覚」「女性を道具のようなものとして扱ったことは一切ない」などと、性的な行為を目的としたものではないと必死に否定していました。
しかし、その後も告発は止まらず、今回新たに「女性セレクト指示書」とする新たな証拠が公開されたほか、元タレント女性が被害を明かし、さらに吉本興業の幹部も“上納システム”を把握していたという証言が出てきており、今後さらに騒動が拡大して闇営業問題の時のように、吉本興業も非常に大きなダメージを受けることになるかもしれません。
現時点では、今回の報道を受けて吉本興業や松本人志さんはコメントを出していませんが、さらなる攻撃を受けてどういった対応をするのか見ものですね。