週刊誌『週刊文春』が、ダウンタウン・松本人志さんの性加害報道を巡る裁判を明日に控え、最初に松本さんの性加害を告発したA子さんが寄せた手記を公開しました。
A子さんは3年半前に松本人志さんからの性加害を週刊文春に告発し、そして昨年12月に弁護士同席のもとで改めて週刊文春の取材を受け、仕事関係の飲み会で知り合ったスピードワゴン・小沢一敬さんに誘われ、高級ホテル『グランドハイアット東京』で行われた飲み会に参加した際に、小沢さんと松本人志さん、放送作家・Xから性加害を受けたと訴えました。
<↓の画像が、松本人志さんの性加害を最初に告発したA子さんの写真>
この報道に対して松本人志さんは事実無根と完全否定し、年明け早々に芸能活動休止を発表後、週刊文春の編集長と発行元の『文藝春秋』を相手取り、5億5,000万円の損害賠償を求めて民事訴訟を起こしました。
そして、松本人志さんは第1回口頭弁論を3日後に控えた今月25日に、自身のX(旧ツイッター)や代理人を務める『八重洲総合法律事務所』の公式サイトで声明を発表し、「人を笑わせることを志してきました。たくさんの人が自分の事で笑えなくなり、何ひとつ罪の無い後輩達が巻き込まれ、自分の主張はかき消され受け入れられない不条理に、ただただ困惑し、悔しく悲しいです。世間に真実が伝わり、一日も早く、お笑いがしたいです。」
と訴えました。
<↓の画像が、松本人志さんが25日にXへ投稿したコメント写真>
一方のA子さんは週刊文春に手記を寄せ、「昨年末の告発以降、『金目当て』、『虚言だ』と罵詈雑言を浴び、身元特定を匂わす嫌がらせもあり、眠れない日々が続きました。でもようやく真実を公にできた私は負けません。何度でも証言台に立ちます。どうか松本さんも、本当のことを話してください」
と訴えており、匿名での告発ながら様々な嫌がらせも受けていたと告白しています。
そして、A子さんの手記を受けてネット上では、
- もう身元特定されてるって事?誰にどうやって罵詈雑言を浴びせられたの?
週刊誌にネタを売る以上は誹謗中傷される事は覚悟の上だろう。そんな覚悟もなく告発したなら虫が良すぎる。 - A子さんの言うような感情論での話ではもうないよ 松ちゃんに『真実を話して』ではなく、松ちゃんが真実を言っていない証拠を出さなければ
- 結局Aさんも文春のお金儲けに利用されてるだけじゃないかな。Aさん負けたら覚悟はできてるのかな?
戦いたいなら、文春とか裁判じゃなくまずその時に警察に被害届を出すべきだったと思う。 - この後に及んで今更週刊誌に手記たるものを公表する意味がわからない。負けませんとか、何度でも証言台に立つ等、お涙頂戴の文言は必要無いと思うよ。
そりゃ嘘であれ本当であれ、やられたと言い続ければ何度でも証言台には立てますよ。そのぶん、雑誌も売れ続けるでしょう。 - 文春を読むと完全に性加害だからね。A子さんのコメントには涙が出た。
無理やり行為を求め、断れば酷い言葉を浴びせる。妻や子がいる立場でこんなに汚くグロテスクな飲み会を頻繁に行っていたとは恐ろしい、ゾッとする。
被害者の女性達は今も苦しんでいるのに、松本人志はコメントでも自分の事ばかり。被害者の方々には報われてほしい。この人の笑いはもう笑えない - まず被害者に謝罪が出来ない、自分のことしか頭にない時点で松本の人間性が世に知れ渡った。
お笑いに復活したいと軽く言うけど冷ややかな鼻笑いと救いようのない言い訳の笑いは十分取れてるから、潔くお笑いから離れた方が自分のためにも周りのためにも良いと思う。 - 松本いてなくても世の中回るかなと時間経つにつれて、思う様になってきた。スパッと辞めた紳助賢いなと思う。逃げ足早かった紳助と、逃げ遅れた松本って感じかな。
などの声が上がっています。
松本人志さんとの裁判を前に文藝春秋の総局長・新谷学さんはYouTubeで、A子さんの性加害告発について「客観的なそれを裏付ける証拠もない」とし、それによってA子さんが警察に被害届を出したとしても、刑事事件にすることは不可能だと語りました。
こうした発言などが大きな波紋を広げ、週刊文春サイドに対するバッシングは過熱し、さらにセクシー女優・霜月るなさん、“たむけん”ことたむらけんじさんといったホテル飲み会に参加した後輩芸人等が加勢して、週刊文春の取材のアラを指摘し、松本人志さんを応援する声が大きくなっています。
そうした中で28日から始まる裁判で週刊文春サイドは、A子さんに取材を重ねた末に、その告発内容は真実だと信じるに足るものだったと真実正当性を主張し、名誉毀損の成立を回避することを狙うとみられ、裁判で勝つためにA子さんを証言台に立たせるなど、あらゆる手を尽くすつもりでしょうし、それに対して松本人志さん側はどういった対応を見せるのか楽しみなところです。