松本人志が週刊文春との裁判終結でコメント。性加害疑惑巡り飲み会参加女性に謝罪。金銭の授受無く話し合いで解決…

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松本人志

ダウンタウン・松本人志さんが、性加害疑惑報道を巡る週刊誌『週刊文春』との裁判で、訴えを取り下げたことを正式発表しました。

松本人志さんは自身のX(旧ツイッター)を更新し、代理人・田代政弘弁護士らが発表した文書を投稿しました。

松本人志さんは今年1月に「事実無根なので闘いまーす。」とXで宣言、同時に芸能活動を休止し、約5.5億円の損害賠償や訂正記事の掲載を求めて、週刊文春の編集長と発行元『文藝春秋』を相手取り民事提訴しました。

しかし、裁判で決着をつけることなく、訴えを取り下げた理由について松本人志さんは、「裁判を進めるなかで、関係者と協議等を続けてまいりましたが、松本が訴えている内容等に関し、強制性の有無を直接に示す物的証拠はないこと等を含めて確認いたしました。そのうえで、裁判を進めることで、これ以上、多くの方々にご負担・ご迷惑をお掛けすることは避けたいと考え、訴えを取り下げることといたしました。」と説明しています。

続けて、「松本において、かつて女性らが参加する会合に出席しておりました。参加された女性の中で不快な思いをされたり、心を痛められた方々がいらっしゃったのであれば、率直にお詫び申し上げます。」と謝罪しています。

今回の訴え取り下げにあたり、被害を主張していた女性との間で、「金銭の授受は一切ありませんし、それ以外の方々との間においても同様です。」としています。

最後に、「一連の出来事により、長年支えていただいたファンの皆様、関係者の皆様、多くの後輩芸人の皆さんに多大なご迷惑、ご心配をおかけしたことをお詫びいたします。どうか今後とも応援して下さいますよう、よろしくお願いいたします。」と呼び掛けています。

所属事務所『吉本興業』もコメントを発表し、ファンや関係各所員謝罪したうえで、「松本人志の活動再開につきましては、関係各所と相談の上、決まり次第、お知らせさせていただきます。」としています。

一方、週刊文春の竹田聖編集長は、「訴訟に関しましては、原告代理人から、心を痛められた方々に対するお詫びを公表したいとの連絡があり、女性らと協議のうえ、被告として取下げに同意することにしました。なお、この取下げに際して、金銭の授受等が一切なかったことは、お知らせのとおりです」とコメントしています。

これをもって松本人志さんの性加害疑惑報道を巡る裁判は終結となり、双方のコメントを受けてネット上では、

  • 地上波復帰決まりだな まずはМ1審査員かな
  • 何も変わっていない 一年無駄にしただけだったな
  • 口止めされてたであろう小沢の立場は?w
  • 事実として名誉毀損は認められず、和解金も支払われず謝罪記事も書いてもらえないわけだろ? 松本完全敗北やん
  • 自分から損害賠償求めて裁判起こしたのに、裁判起こした方が謝罪して終わるとかなぁ
  • まっちゃんのこと好きな方だったけど今回の一連のムーブにはホントがっかりした
    自分から訴えといて、取り下げた挙げ句に自分が相手方に謝罪って恥曝しにも程がある
  • こんな形で完全敗北するなら、判決で完全敗北してほしかった
  • テレビ局の対応が楽しみだな 吉本忖度で使うか、スポンサー優先で使わないか

などの声が上がっています。

松本人志さんの性加害疑惑報道を巡っては、文藝春秋のトップ・新谷学総局長が裁判開始前に出演したYouTubeで、「彼女の証言だけで、客観的なそれを裏付ける証拠もないわけですよね。それで被害届を出して警察で事件にできるかと言うと、不可能」と明言していました。

それでも週刊文春サイドは、女性たちの詳細な証言などを受けて訴えは真実だろうと判断し、告発記事を出したとのことでした。

松本人志さんはコメントでこの部分にも触れたうえで、被害を訴えている女性たちに向けた謝罪コメントを公表し、そして週刊文春サイドに求めていた損害賠償請求も取り下げているわけで、松本さんの“完全敗北”だと受け止められても仕方がありません。

結局のところ、女性たちの主張が事実無根だということをハッキリさせることなく、週刊文春との争いが終了し、松本人志さんのイメージは悪化したままです。

週刊誌『フライデー』のWeb版『フライデーデジタル』によれば、こうした形になった背景には吉本興業からの働きかけがあるといい、吉本側は松本人志さんの早期復帰を求めて、週刊文春サイドに“和解”を持ちかけたと訴訟関係者が語っています。

同関係者は「吉本興業側と文藝春秋側は夏ごろから断続的に交渉を重ねていました」と明かし、謝罪文の内容を巡って交渉が長引いていたといいます。

そして、フライデーデジタルは吉本興業に訴えの取り下げについて聞いたところ、「金銭の授受が伴わないので和解ではなく、話し合いで解決したということです」と回答したとしています。

気になる今後については、今のところ活動休止前まで出演していた各レギュラー番組に復帰するとの情報は無く、松本人志さんが熱望しているという今年の『M-1グランプリ』で審査員を務めることも難しいのではと見られていますが、今後どういった活動をしていくのか見ものです。

また、松本人志さんの活動休止を受けて、飲み会で女性を手配したと報じられた『スピードワゴン』の小沢一敬さんも1月から活動を休止していますが、裁判の終結を受けて復帰となるのか、小沢さんの今後の動向にも注目していきたいですね。

参照元
  • https://www.yaesulaw.jp/?p=2087
  • https://www.yaesulaw.jp/?p=2188
  • https://www.yoshimoto.co.jp/info/1392/
  • https://bunshun.jp/articles/74766
  • https://friday.kodansha.co.jp/article/398960
2件のコメント↓コメント投稿
  1. 1
    匿名
    ID:ZGRjZDE4N2

    最初からそうしておけばよかったのに
    復帰は無理でしょ
    気持ち悪い

  2. 2
    匿名
    ID:M2Q1M2ExM2

    ただ、生き恥を晒しただけの裁判だったな。どの面下げてテレビ復帰するつもりかな?自分の番組を支えてくれた後輩芸人やスタッフ、浜ちゃんになんて言うつもり?

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