週刊誌『週刊文春』が2月1日発売の最新号で、ダウンタウン・松本人志さん(60)の新たな問題行為を報じることが明らかとなり、ネット上で波紋が広がっています。
松本人志さんサイドが民事提訴を発表後も、週刊文春は手を緩めることなく性加害疑惑を追及し続け、第5弾となる記事は【《10人目の新証言》松本人志「私の顔を無理やり下半身に…」マッサージ店での暴挙を女性店員&夫が告発】と題して、性的なサービスは一切行っていないマッサージ店での問題行為を伝えています。
週刊文春の取材に応じた10人目の証言者・I子さんは2014年当時、東京都渋谷区内にあるマッサージサロン・Sに勤務し、その店はNHK大河ドラマに出演の女優や、紅白に出場したバンドマン、プロスポーツ選手なども通う芸能人御用達の有名店だったといいます。
そんな店に松本人志さんが偽名を使って放送作家Xと共に来店し、初回は通常の施術を受けて帰ったものの、再来店時に新人の女性スタッフが施術を担当したところ、口で性的な行為をするよう強く要求し、女性は泣きながら施術室を飛び出したといい、それに対して松本さんは「気分悪いわ、もうええ、見送りもせんでくれ!」と激怒して退店したとしています。
このトラブルが原因で新人女性は1日で店を辞めたといい、店側は松本人志さんを要注意人物としてマークしたそうですが、その翌日に別の電話番号を使って店の予約を取り来店し、指名されたI子さんはかなり警戒しつつ施術を担当することになったといいます。
その際に松本人志さんがI子さんの右手を掴み、自身の下半身に持っていき、さらにI子さんの頭を掴んで口での性的な行為を求めたといい、I子さんが必死にそうしたサービスはしていないと説明したものの、「本当かな? 昨日はそれで帰ったけど、もう一度試してみたくなった」など言われたとしています。
こうした被害によりI子さんは心に傷を負って仕事を辞め、心療内科に行ったところ「不安障害」と診断されたそうです。
そして、週刊文春の報道を受けてI子さんは今年1月13日に夫と共に警視庁渋谷警察署へ行き、強行犯捜査係の巡査部長に「あの日、私は松本さんから“被害”を受けました」と訴えたそうです。
しかし、警察からは「強制わいせつ罪の時効は7年 2014年の事案では時効 被害届けは受理できないが性被害の相談という事で受理」と説明されたといい、その時の会話を録音した音声データなども週刊文春は確認しているとしています。
この報道を受けてネット上では、
- 女性を道具としか見てないなここまで来ると
- アルファベット足りるかね
- 最初からそういう店に行けよ
- なんか性的な目的じゃないマッサージ店で性行為強要って他の芸能人でもいたよね 常套手段なんだろうか…
- I子さんも後輩も仕事辞めたって 人の将来奪ってるやん!
- 最後毎回キレてるの笑える どんだけ相手にされないんだよ
- 女性を完全に見下してこんな扱いばっかしてたら恨まれるに決まってるよなあ
ていうかまっちゃんは女性を傷付けている自覚すら無さそうで怖い - 父親の性的な問題が公になるって、お子さん気の毒すぎるわ
- ここにきてやっと警察に訴え出た人が いよいよだね
などの声が上がっています。
性的なサービスをしていないマッサージ店で、男性芸能人が性的な行為を求めてトラブルになったとの話は定期的に出てきますが、松本人志さんもこうした行為をしていたというのが事実とすれば驚きです。
2019年に、元俳優・新井浩文受刑者(本名=朴慶培 パク・キョンベ 45歳)が派遣型マッサージ店の30代女性セラピストを自宅に派遣させ、無理やり性的な行為をしたとして逮捕され、2020年12月に強制性交等罪で懲役4年の実刑判決が確定しましたが、この事件に対して松本人志さんは当時『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、「僕はマッサージは専門家に近いところにいる。いろいろ語れる」とし、性的サービスを禁止しているとの説明を受けて書面にサインしたこともあると明かしていました。
続けて、そうしたマッサージ店には「グレーやホワイト、ブラックもある」と明かした上で、「マッサージは簡単な話、100%受け身で客は何もしない」「知らない人ほどうがった見方をする。最終的にはどうなるんですか? いやいや最終的とかはない。こっちは完全に流されるまま。主導権は全て向こうにある」「基本的にはマッサージは紳士の行くもの。」「結局、人の嫌がることはしないということですね」「こっちのために一生懸命頑張ってくれている人に、嫌がることで返すというのは、人としてダメだなと思います」
と語っていました。
さらに、新井浩文受刑者に実刑判決が下された際には、「こういう駆け引きしている時点でダメなんですよね。男としてやっちゃダメなんですよ」
とも持論を展開していました。
このように発言しながらも、裏では新井浩文受刑者と同様の行為を繰り返し行っていたのだとすればかなり悪質ですし、今後さらに同じような被害を受けたという告発が相次ぐ可能性があるほか、I子さんのように警察に被害を相談し、刑事事件にまで発展する事態となるかもしれないですね。