子役上がりの女優で、20代前半にしてすでに芸歴16年の松岡茉優さん(まつおか・まゆ 24歳)の奔放な言動にネット上では批判の声が噴出しており、さらに業界内での評価も右肩下がりになっていると週刊誌『週刊新潮』が報じています。
松岡茉優さんは8歳の時に芸能事務所入りし、それから約4年後の2008年に『おはスタ』(テレビ東京系)のアシスタント・おはガールに抜擢されて本格デビューを果たしました。
<↓の画像は、おはガール時代の松岡茉優さんの顔写真>
2010年3月に番組卒業後は女優業に力を入れ、2013年放送のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『あまちゃん』への出演がきっかけで注目され、バラエティ番組への出演数も増えていき、バラエティもできる女優としてブレークを果たしました。
そして、今年開催の「第42回 日本アカデミー賞」では、優秀主演女優賞と優秀助演女優賞を受賞、さらに「第61回 ブルーリボン賞」で助演女優賞、「第43回 エランドール賞」で新人賞を受賞するなど、演技力が評価されて様々な映画賞を受賞しており、同世代の中ではトップクラスの評価を受けています。
しかし、『週刊新潮』の記事では広告代理店関係者が、「芸歴に対する過剰な自信なのか、売れ始めてからの態度が問題視されている」「自然体なのか無礼なのか、先輩役者に対してもタメ口で話すことが多い。親しみやすいキャラが裏目に出て、生意気、高飛車、空気読めない、といった批判が目立っているんです」
と明かしており、「不機嫌なときはスタジオに入って最初から最後まで関係者に挨拶をしないことも過去にはあった」
といいます。
そんな松岡茉優さんはこれまでに週刊誌などによって、俳優・加治将樹さん、スピードワゴン・小沢一敬さん、Hey! Say! JUMP・有岡大貴さんとの熱愛交際が報じられたり、自転車の2人乗りや喫煙現場を撮られたりと、他の女優と比べるとスキャンダルが多い女優としても知られています。
<↓の画像が、加治将樹さんとの自転車2人乗り写真>
<↓の画像は、喫煙現場写真>
その理由について前出の広告代理店関係者は、「女優業にどう影響するかあまり考えていない節がある。直情的なのでしょう」と分析しているほか、映画業界関係者は所属事務所の移籍も性格があらわになった理由の1つとして挙げています。
松岡茉優さんはデビュー以来、長谷川博己さん、宮崎あおいさん、多部未華子さん、桐山漣さん等が所属の『ヒラタオフィス』で活動していましたが、松岡さんは昨年、宮崎さんと多部さんの後を追うように系列事務所『ヒラタインターナショナル』へ移籍しました。
映画業界関係者は、この事務所移籍が松岡茉優さんの言動の変化に関係しているのではないかとにらんでおり、「元の事務所への不満が原因で事務所の関連会社に、松岡、宮崎あおい、多部未華子の3人が移籍しました。3人のうち、現在の稼ぎ頭は圧倒的に松岡。多少の無遠慮にも目をつぶるしかないのです」
と語っています。
そんな松岡茉優さんはここ1、2年に受けたインタビュー取材で、「『これを言ったら嫌われるかな』ということも、避けていたことも、伝えるようになりました」「良い意味で周りの声に必要以上に惑わされない“ノイズキャンセラー”の機能も付いたので大丈夫かな」
などと語っていたそうで、どうやら意図的に思ったことを口にしているようです。
実際に松岡茉優さんはここ最近ぶっちゃけ発言も目立ち、9月21日放送の深夜バラエティ番組『おかべろ』(フジテレビ系)に出演した際には、過去に共演した嫌いな女優を暴露する場面がありました。
松岡茉優さんは番組で、嫌いな女優から言われて困ったことなどの話題を振られると、ある打ち上げで先輩女優から、「この役どういうふうにとらえてる?」「何か思ってたのと違うよね」「もっとやってくれる人だと思ってたから、ちょっと残念というか」
などといった嫌味を言われたと明かしました。
しかし、松岡茉優さんは「私はその人のこと尊敬してなかったから、(言うことは)聞かなかった。あなたに言われることはない」と思い、先輩女優の言葉を受け流していたとぶっちゃけていました。
10月7日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)に出演した際には、同い年の女優・土屋太鳳さん(24)をライバル女優として挙げ、「土屋太鳳と同じオーディションで、最後の2人まで残って負けたことが4回あります」と告白しました。
続けて、土屋太鳳さんが勝ち取った仕事をしている最中に電話があり、現場の人たちが松岡茉優さんのことを褒めていたという報告を受けたそうなのですが、これに対して松岡さんは「この子には妬み嫉み(ねたみそねみ)ってものが備わってないんだなって」と思い、呆れたというエピソードを披露しました。
同じく同い年の広瀬アリスさん(24)の名前も挙げ、「バラエティー番組にも進出しやがりまして…」「若手バラエティー枠って、私じゃないのって… そのへんはちょっとバチバチしてます」などと語っています。
松岡茉優さんはこの他にも、11月8日公開の映画『ひとよ』のジャパンプレミア試写会の場で、「汚いですよ~、この映画の佐藤さん。もうビックリするくらい汚い。こんなキレイな顔してるのに。こんなに汚くなるか!」と佐藤健さんをイジって怒らせたり、まるで司会者かのように場を仕切り始めるなど、しゃしゃり出ていたことでネット上では批判の声が噴出していました。
この他にも、いくつもの奔放発言でここ最近度々物議を醸しているのですが、本人としては現時点で女優業が順調なことから批判はあまり気にしていない様子で、事務所側もあまり強く言えない裏事情があるとのことから、今後さらに大きな炎上騒動を巻き起こすのは時間の問題かもしれません。
松岡茉優さんは現在勢いに乗っており、他の役者のファンから怒りを買うような言動はなるべく控え、あまりアンチは増やさない方がいいかと思いますが、今後もこのスタイルを続けていくのでしょうかね…。